2020年12月19日(土)



「本日2020年12月19日(土)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」




Today (i.e. December 19th, 2020), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年12月19日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計732日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 


2020年12月12日(土)日本経済新聞 公告
公開買付条件等の変更の公告についてのお知らせ
ウプシロン投資事業有限責任組合
無限責任組合員 META Capital株式会社
(記事)




R2.12.10
ウプシロン投資事業有限責任組合 
公開買付条件等の変更の公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)




R2.12.10 17:08
ウプシロン投資事業有限責任組合
訂正公開買付届出書 対象: 澤田ホールディングス株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




2020年12月10日
澤田ホールディングス株式会社
ウプシロン投資事業有限責任組合による当社株券に対する公開買付けの買付条件等の変更に関するお知らせ
ttp://www.sawada-holdings.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/12/shdpress20201210.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





「EDIENTの『公告閲覧(一覧)画面』のキャプチャー画像(公開買付期間=計208営業日)」


 

 



ウプシロン投資事業有限責任組合による澤田ホールディングス株式会社株式に対する公開買付についての過去のコメント↓。

2020年2月24日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202002/20200224.html

2020年5月5日(火)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/20200505.html

2020年5月24日(日)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/20200524.html

2020年5月27日(水)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/20200527.html

2020年6月10日(水)
http://citizen2.nobody.jp/html/202006/20200610.html

2020年6月19日(金)
http://citizen2.nobody.jp/html/202006/20200619.html

2020年7月6日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202007/20200706.html

2020年7月15日(水)
http://citizen2.nobody.jp/html/202007/20200715.html

2020年8月2日(日)
http://citizen2.nobody.jp/html/202008/20200802.html

2020年8月17日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202008/20200817.html

2020年8月27日(木)
http://citizen2.nobody.jp/html/202008/20200827.html

 

 



2020年9月9日(水)
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/20200909.html

2020年9月24日(木)
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/20200924.html

2020年9月29日(火)
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/20200929.html

2020年10月3日(土)
http://citizen2.nobody.jp/html/202010/20201003.html

2020年10月18日(日)
http://citizen2.nobody.jp/html/202010/20201018.html

2020年11月3日(火)
http://citizen2.nobody.jp/html/202011/20201103.html

2020年11月18日(水)
http://citizen2.nobody.jp/html/202011/20201118.html

2020年12月3日(木)
http://citizen2.nobody.jp/html/202012/20201203.html
 

 

 



【コメント】
ウプシロン投資事業有限責任組合による澤田ホールディングス株式会社株式に対する公開買付について動きがありました。
公開買付期間がさらに延長され、公開買付期間は2020年12月24日(木曜日)まで延長され「208営業日」となりました。
公開買付期間の延長の理由や目的について、提出されている法定開示書類やプレスリリースを見てみましょう。
ウプシロン投資事業有限責任組合が「R2.12.10 17:08」に提出した訂正公開買付届出書には、
モンゴルの中央銀行(金融規制当局)であるモンゴル銀行からの事前承認について、次のように書かれています。

3 【訂正前の内容及び訂正後の内容】 第1 【公開買付要項】 6【株券等の取得に関する許可等】 (訂正後)
(8/9ページ)

>公開買付者は、同年11月20日、電子メールによって意見書等の写しをハーン銀行に送信し、同月23日、ハーン銀行が
>モンゴル銀行に手交によって提出いたしましたが、原本については、同月20日に郵送にて発送していたものの
>配送業者において郵送に時間を要したことから、同年12月3日にハーン銀行に到達し、
>同日にハーン銀行がモンゴル銀行に手交により提出するに至ったものです。

公開買付者が意見書等の原本を2020年12月3日にハーン銀行を通じてモンゴル銀行に提出したことが
訂正公開買付届出書の提出理由(ひいては、公開買付期間延長の理由)とのことです。
公開買付者は意見書等の写しは既に2020年11月23日の時点でモンゴル銀行に提出していたわけですが、
モンゴル銀行からは写しではなく原本を提出するよう要請されたからなのか、
公開買付者は改めて意見書等の原本を2020年12月3日に提出した、という経緯があるようです。
ただ、一般的な話をすると、ある文書の提出を求める人物が写しではなく原本を求める(写しではダメだと言う)
ということはないと言っていいと思います。
なぜならば、写しの記載内容と原本の記載内容は全く同一だからです。
文書の信頼性(捏造されたり改ざんされたりしていないかどうか、本当に原本と同一の記載内容かどうか)の観点に関しては、
まさに2020年12月3日(木)のコメントで次のように書きましたように、文書は証明者が提出をするという点が本質的に重要です。

>当局の判断を左右する権威のある信頼すべき証明書類は当局に対し証明者によって直接に提出されなけばならないのです。

文書を証明者が提出をする限りその文書が写しであろうが原本であろうが本質的に全く差異はなく(どちらも信頼できる文書だ)、
文書を申請者が提出をする限りその文書が写しであろうが原本であろうがその文書の信頼性には常に疑問符が付くのです。
紙媒体であれ電子データであれ、「原本であれば信頼できるが写しであれば信頼できない。」ということは一切ないのです。
本質的に重要なのは「証明者が文書を提出したか否か?」なのです(つまり、原本か写しかは信頼性に全く関係がない)。
したがって、モンゴル銀行は、公開買付者に対し、意見書等の原本を提出するよう要請するのではなく、
意見書等の写しを件の日本の大手法律事務所が直接にモンゴル銀行に提出するよう要請するべきだったと私は考えます。
モンゴル国ウランバートル市までの旅費交通費に関しては、実費を公開買付者へ請求すれば件の法律事務所も渡航するでしょう。
それから、このたびの延長の結果、公開買付期間がいよいよ200営業日を超過した(原則規定の10倍超になった)ということで、
「公開買付期間は短ければ短いほど株式の本源的価値の変動額は小さくなる。」と改めて私は思いました。

Even a person himself who makes out a document is not able to distinguish the original from a copy.
(文書を作成した本人でさえ原本と謄本とを識別することはできないのです。)

The shorter a tender offer period is, the less an intrinsic value of a share fluctuates.
(公開買付期間が短ければ短いほど、株式の本源的価値の変動額は小さくなります。)