2020年5月27日(水)



「本日2020年5月27日(水)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」




Today (i.e. May 27th, 2020), 278 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年5月27日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計278冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計526日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 


2020年5月27日(水)日本経済新聞 公告
公開買付条件等の変更の公告についてのお知らせ
ウプシロン投資事業有限責任組合
無限責任組合員 META Capital株式会社
(記事)



R2.05.26
ウプシロン投資事業有限責任組合  
公開買付条件等の変更の公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)



R2.05.26 11:06
ウプシロン投資事業有限責任組合
訂正公開買付届出書 対象: 澤田ホールディングス株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)



2020年5月26日
澤田ホールディングス株式会社
ウプシロン投資事業有限責任組合による当社株券に対する公開買付けの買付条件等の変更に関するお知らせ
ttp://www.sawada-holdings.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/shdpress20200526.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





ウプシロン投資事業有限責任組合による澤田ホールディングス株式会社株式に対する公開買付についての過去のコメント↓。

2020年2月24日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202002/20200224.html

2020年5月5日(火)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/20200505.html

2020年5月24日(日)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/20200524.html

 

 

 



【コメント】
ウプシロン投資事業有限責任組合による澤田ホールディングス株式会社株式に対する公開買付について少しだけ動きがありました。
驚いたことに、公開買付期間がさらに延長されました。
公開買付期間は2020年6月9日(火曜日)まで延長され「73営業日」となりました。
私は株式会社SBI証券に対し、
"Study, or you will be Beneath an Idiot."(勉強しろ。さもないと、白痴以下になるぞ。)
と言いたいと思います。
市場の投資家は博打をしているのではありません。
金融商品取引法の規定に従って証券投資をしているのです。
さらに、株式会社SBI証券は公開買付者に便宜を図っているようにも感じられますので、「60営業日」を超えて公開買付への
応募を公開買付代理人が受け付けることは、もはや
"Shareholder Benefit Informal."(非公式の株主優待)
だと私は思いました。
公開買付者は公開買付が成立した場合は対象会社の株主になるわけですが、
株式会社SBI証券は公開買付の成立を見越してと言いますか公開買付の成立が自身の利益に資すると考えているのか分かりませんが、
これではもはや発行者から既存株主へのではなく公開買付代理人から将来の株主への株主優待だ、と私は思いました。
本来の意味の株主優待とは異なりますが、延長の容認は一種の株主優待のようなものだ、と私は思いました。
ウプシロン投資事業有限責任組合が「R2.05.26 11:06」に提出した訂正公開買付届出書には、
問題となっている現地の金融当局から当該銀行の株主が変更になることについての事前承認の取得について、
次のように書かれています。

第1 【公開買付要項】
6 【株券等の取得に関する許可等】
(訂正後)
(7/7ページ)


公開買付者は、モンゴル国の中央銀行であるthe Bank of Mongoliaから事前承認に関して連絡を受けたこと等に伴い、
公開買付届出書の記載事項の一部に訂正すべき事項が生じたので公開買付届出書の訂正届出書を提出する、
と提出理由について書かれてあり、2020年5月20日(水)以降の進展についても記載がなされているわけなのですが、
公開買付者は一番肝心な事前承認の取得はいまだできていないようですし、また、
一体いつ事前承認を取得できるのかも分からない状態であるようです。
このたび提出された公開買付届出書の訂正届出書を読みましても、前回と全く同様、
公開買付期間が再度延長される可能性は依然として極めて高いと思いました。

 

Judging from a tender offer notification, this extension may not be the last one.
When on earth a tender offerer will acquire an advance approval from the local financial authorities
remains indefinite, just as a tender offer period in question itself is indefinite from the beginning.

公開買付届出書から判断すると、この延長が最後の延長というわけではないのでしょう。
公開買付者が一体全体いつ現地の金融当局から事前承認を取得するのかについては依然として不明確なままです。
ちょうど、件の公開買付期間そのものが始めから不明確であるようにです。