2019年11月23日(土)



「本日2019年11月23日(土)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. November 23rd, 2019), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2019年11月22日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

 

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計340日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

 

 

 



2019年11月23日(土)日本経済新聞
ユニゾHDとの協議期間を延長 米ブラックストーン
(記事)




 

プレスリリース配信サービスサイト「PR Times」上のプレスリリース↓。


2019年11月22日 19時02分
ブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社
ブラックストーンによるユニゾホールディングス株式会社(証券コード:3258)との
更なる協議のための検討期間延長に関するお知らせ
ttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000049930.html

「キャプチャー画像」

(上記ページ上にある「プレスリリースファイル」)

(上記ページ上にある「参考資料ファイル」)



 

プレスリリース配信サービスサイト「PR Times」のウェブサイト↓。

PR Times
ttps://prtimes.jp/

 

 

 


ユニゾホールディングス株式会社に対する公開買付に関する最近のコメント@↓

2019年9月29日(日)
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/20190929.html

2019年10月3日(木)
http://citizen2.nobody.jp/html/201910/20191003.html

2019年10月7日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/201910/20191007.html

2019年10月16日(水)
http://citizen2.nobody.jp/html/201910/20191016.html

2019年10月18日(金)
http://citizen2.nobody.jp/html/201910/20191018.html

2019年10月22日(火)
http://citizen2.nobody.jp/html/201910/20191022.html

2019年10月25日(金)
http://citizen2.nobody.jp/html/201910/20191025.html

2019年10月26日(土)
http://citizen2.nobody.jp/html/201910/20191026.html
 
2019年10月29日(火)
http://citizen2.nobody.jp/html/201910/20191029.html

2019年10月30日(水)
http://citizen2.nobody.jp/html/201910/20191030.html

 

 



ユニゾホールディングス株式会社に対する公開買付に関する最近のコメントA↓
2019年11月12日(火)
http://citizen2.nobody.jp/html/201911/20191112.html

2019年11月16日(土)
http://citizen2.nobody.jp/html/201911/20191116.html

2019年11月19日(火)
http://citizen2.nobody.jp/html/201911/20191119.html

 

 

マネジメント・バイアウト(MBO)や発行者による公開買付に関する過去のコメント↓

2019年9月11日(水)
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/20190911.html

 

 

 



【コメント】
昨日2019年11月22日(金)、米投資ファンドのブラックストーン・グループは、不動産会社であるユニゾホールディングス株式会社
に申し出ている買収提案を巡り同社との協議の期間を延長すると発表した、とのことです。
私はこの事実を本日2019年11月23日(土)の日本経済新聞の朝刊を読んで知ったわけなのですが、
新聞を読んでいつもの通りユニゾホールディングス株式会社のウェブサイトとTDnetとEDINETを見てみたのですが、
これら3つのウェブサイトにはこの件に関するプレスリリースや適時開示情報や法定開示書類はありませんでした。
インターネットで検索していましたら、ブラックストーン・グループが「PR Times」というウェブサイトに発表文を
アップロードしていることが分かりました(最初に紹介しているページがそれです)。
今日になって「PR Times」のウェブサイトの使い方が少し分かったのですが、「PR Times」のトップページの右上に
「虫眼鏡」のマークがありますので、その「虫眼鏡」をクリックするとキーワードで検索をすることができるようになります。
例えば、「ユニゾホールディングス」というキーワードで検索をすると、次のようなページが表示されます↓。

「『ユニゾホールディングス』の検索結果の一覧」

「これをもって公表を行った。」と主張するのは証券制度上は無理がありますが、プレスリリースの配信にはなっているようです。
それから、東京証券取引所のTDnet(適時開示情報閲覧サービス)のウェブサイトを見ていて今日改めて気が付いた点があります↓。

「2019年11月22日に開示された情報」

一言で言えば、ブラックストーンがTDnetで適時情報を開示することはできません(TDnetでは上場企業のみが開示可能なのです)。
やはり、証券制度上関連当事者が上場企業に関し情報を自由に開示できる場を公に設けることが必要だと私は改めて思いました。
ただし、乱用的に使用される恐れがありますので、上場企業の名誉を侵害したり、証券市場を侮辱したり、投資家を困惑
させたりすると東京証券取引所が判断した場合には開示情報を削除できる(さらに、その後その開示者をアクセス禁止にする等)、
といった対応策が同時に求められますが、情報を自由に開示できる場を公に設けることは検討するに値すると私は考えます。


Investors in the market don't know of so much as a web site of "PR Times."

市場の投資家は、「PR Times」のウェブサイトのことすら知らないのです。


On the TDnet, only a company which is listed in the stock market (i.e. only an issuer) can disclose its timely information.
That is to say, for example, neither a "Large-Volume Holder" nor a "Tender Offerer"
can disclose its timely information nor its proposal nor its intention on the TDnet.

TDnetでは、株式市場に上場している会社のみが(すなわち、発行者のみが)適時情報を開示できます。
すなわち、例えば、「大量保有者」も「公開買付者」も、TDnetに適時情報や提案や意向を開示することはできないのです。


Blackstone may have no choice but to disclose its timely disclosure
at this sort of web site which people take no notice of.

ブラックストーンは誰も見向きもしないこのようなウェブサイトで適時情報を開示するしかないのかもしれない。