2021年5月4日(火)



「本日2021年5月4日(火)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. May 4th, 2021), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2021年5月4日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計867日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その7(2021年1月1日(金)〜2021年4月30日(金))
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その8(2021年5月1日(土)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/PastLinksWithASummaryOfEachComment8.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 


R3.04.27
株式会社シティインデックスイレブンス
公開買付開始公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)




R3.04.27 10:30
株式会社シティインデックスイレブンス
公開買付届出書 対象: 日本アジアグループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)



R3.04.28 16:00
訂正公開買付届出書 対象: 日本アジアグループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R3.03.15 16:37
日本アジアグループ株式会社
臨時報告書 臨報提出事由:第19条第2項第4号
(EDINET上と同じPDFファイル)



R3.03.18 17:00
日本アジアグループ株式会社
臨時報告書 臨報提出事由:第19条第2項第4号
(EDINET上と同じPDFファイル)



R3.04.30 15:21
日本アジアグループ株式会社
臨時報告書 臨報提出事由:第19条第2項第9号の2
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



R3.03.12 16:01
株式会社シティインデックスイレブンス
変更報告書 発行: 日本アジアグループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R3.03.16 16:02
株式会社シティインデックスイレブンス
変更報告書 発行: 日本アジアグループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R3.03.19 16:00
株式会社シティインデックスイレブンス
変更報告書 発行: 日本アジアグループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R3.03.23 16:03
株式会社シティインデックスイレブンス
変更報告書 発行: 日本アジアグループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R3.03.24 16:02
株式会社シティインデックスイレブンス
変更報告書 発行: 日本アジアグループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R3.03.24 16:00
藍澤證券株式会社
変更報告書 発行: 日本アジアグループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



「日本アジアグループ株式会社の値動き(現経営陣側による公開買付の開始日である2020年11月6日(金曜日)以降の値動き)」

【主な履歴】
現経営陣による公開買付の開始日=2020年11月6日(金曜日)。
現経営陣による条件変更前の公開買付価格=600円。
(参考)現経営陣による公開買付の開始日の前営業日の終値=352円。
現経営陣による公開買付の条件変更日=2021年1月26日(火曜日)。
現経営陣による条件変更後の公開買付価格=1,200円。
(参考)現経営陣による公開買付の条件変更日の前営業日の終値=877円。
株式会社シティインデックスイレブンスによる公開買付の開始日=2021年2月5日(金曜日)。
株式会社シティインデックスイレブンスが公開買付の開始前に提案していた公開買付価格=840円。
株式会社シティインデックスイレブンスによる実際の公開買付価格=1,210円。
(参考)株式会社シティインデックスイレブンスによる公開買付の開始日の前営業日の終値=1,217円。
現経営陣による公開買付が終了した日(買付予定数の下限に達しなかったので不成立)=2021年2月9日(火曜日)。
(参考)現経営陣による公開買付が終了した日の前営業日の終値=1,288円。
日本アジアグループ株式会社が1株当たり300円の特別配当の支払いを発表した日=2021年3月1日(月曜日)。
株式会社シティインデックスイレブンスが公開買付の撤回を発表した日=2021年3月3日(水曜日)。
(参考)株式会社シティインデックスイレブンスが公開買付の撤回を発表した日の前営業日の終値=1,089円。
株式会社シティインデックスイレブンスが2回目の公開買付の予定を発表日=2021年3月17日(水曜日)。
株式会社シティインデックスイレブンスが2回目の公開買付の開始前に提案していた公開買付価格=910円。
株式会社シティインデックスイレブンスによる2回目の公開買付の開始日=2021年4月27日(火曜日)。
株式会社シティインデックスイレブンスによる2回目の公開買付の実際の公開買付価格=910円。
(参考)株式会社シティインデックスイレブンスによる2回目の公開買付の開始日の前営業日の終値=946円。
日本アジアグループ株式会社において1株当たり300円の特別配当を支払うための臨時株主総会の開催日=2021年4月28日(水曜日)。
日本アジアグループ株式会社が1株当たり300円の特別配当を支払った日=2021年4月30日(金曜日)。
(参考)日本アジアグループ株式会社が1株当たり300円の特別配当を支払った日の終値=924円。

 

 



株式会社シティインデックスイレブンスが開始した2回目の公開買付とは全く関係がないのですが、
公開買付届出書に興味深い記載がありましたので、参考になればと思い次の記事を紹介します↓。


2021年4月22日(木)日本経済新聞
土地活用の促進へ一歩 登記義務化 国庫納付可能に 所有者不明地を抑制 関連法成立
(記事)


 


日本アジアグループ株式会社に対する2者(経営陣側と旧村上ファンド側)による公開買付についての過去のコメント↓。

2020年11月6日(金)
http://citizen2.nobody.jp/html/202011/20201106.html

2021年1月9日(土)
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/20210109.html

2021年1月16日(土)
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/20210116.html

2021年1月30日(土)
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/20210130.html

2021年2月5日(金)
http://citizen2.nobody.jp/html/202102/20210205.html

2021年2月22日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202102/20210222.html

2021年3月4日(木)
http://citizen2.nobody.jp/html/202103/20210304.html

2021年5月1日(土)
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/20210501.html

 

 

 



【コメント】
株式会社シティインデックスイレブンスが2021年3月3日に一度は断念した日本アジアグループ株式会社に対する公開買付を
機が熟したと判断して再び開始するという事例について2021年5月1日(土)にコメントを書きましたが、
2021年5月1日(土)はEDINETがシステムメンテナンス中でしたので関連する法定開示書類を紹介することができなかったのですが、
本日2021年5月4日(火)にはシステムメンテナンスは終わっていますので、関連する法定開示書類を紹介しているところです
(より正確に言えば、EDINETのシステムメンテナンスは昨日2021年5月3日(月)の22時の時点で既に終了していました)。
2021年5月1日(土)のコメントでは、株式会社シティインデックスイレブンスが2回目の公開買付を開始することを
意思決定するまでの一連の流れ(状況に応じいかに迅速に意思決定を行ったか)を時系列に沿って追ってみたわけですが、
「株式会社シティインデックスイレブンスはまさに『臨機応変』という慣用表現の鑑である。」と私はこの時書いたわけです。
参考までに、株式会社シティインデックスイレブンスが「R3.04.27 10:30」にEDINETに提出した公開買付届出書(PDFファイル)
のプロパティを見てみますと、「作成日:2021年4月27日, 10:30:13」、「更新日:2021年4月27日, 10:30:13」となっています。
そして、プロパティ中のその他の「説明」や「原作者」は空欄となっています。
公開買付者は、公開買付届出書の原稿(Wordファイル等)をPDF形式に出力して即座にEDINETに提出したのでしょう。
一方、株式会社シティインデックスイレブンスが2021年4月26日に自社ウェブサイト上で発表したプレスリリース
「日本アジアグループ株式会社株券(証券コード:3751)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」のプロパティを
見てみますと、「作成日:2021年4月26日, 16:14:25」、「更新日:2021年4月26日, 17:29:01」となっています。
株式会社シティインデックスイレブンスは、2021年4月26日(月)の朝に(おそらく午前7:45を過ぎてまもなく)
日本アジアグループ株式会社が開示した「新株予約権の無償割当ての中止に関するお知らせ」という適時情報開示をTDnet上で
目にするのと同時に再試となる公開買付を開始することを意思決定し、その後すぐに公開買付の開始をお知らせする
プレスリリースの作成に取り掛かったのだと思います。
Word等で一通り原稿を作成し終えたのが16時過ぎであり、細かな体裁を整えた後プレスリリースが完成したのが17時29分だった、
ということなのだと思います(そして、その後すぐに完成したプレスリリースを自社ウェブサイト上に発表し、
そしてその後すぐに日本アジアグループ株式会社に連絡をした、という流れになるのだと思います)。
そして、日本アジアグループ株式会社は、2021年4月26日(月)の夕方以降に(おそらく同日17:29を過ぎてすぐの時間帯に)、
株式会社シティインデックスイレブンスから公開買付の開始についての連絡を受けた、という流れになるのだと思います。
日本アジアグループ株式会社は、2021年3月3日から心の準備はできていたからなのでしょうが、素早い対応だと思いますが、
2021年4月26日(月)の夜「19:00」に公開買付の開始に関連する適時開示情報をTDnetに開示しています。
日本アジアグループ株式会社は、最高裁判所に上訴しないと開示した時点で、こうなることが分かっていたのでしょう。
それから、株式会社シティインデックスイレブンスが2021年4月26日に自社ウェブサイト上で発表したプレスリリースの
プロパティの日時以外の項目を見てみますと、「タイトル:TOB開始IR」、「作成者:三田証券株式会社」となっています。
三田証券株式会社はこのたびの公開買付の公開買付代理人であるわけですが、机を並べてと言いますか、
株式会社シティインデックスイレブンスは公開買付代理人と協力しながらプレスリリースを作成していったのでしょう。
プレスリリースが完成し自社ウェブサイト上に発表しようとする際、株式会社シティインデックスイレブンスは、
"Just Ready to Buy."(買う準備はすっかりできていますよ。)と三田証券株式会社に対し言ったことでしょう。
それから、公開買付届出書には、【応募及び契約の解除の方法】について、「公開買付代理人における応募の受付けに際しては、
公開買付代理人より応募株主等に対して、『公開買付応募申込受付票』を交付いたします。」と記載されています(37/60ページ)。
今日は上の方に相続土地国庫帰属法等が成立したことについての2021年4月22日(木)付けの記事を紹介していますが、
2004年の不動産登記法改正前においては、所有権の登記を行った者に対し法務局より「登記済証」が交付されていました。
登記のオンライン化に伴い、現在では登記名義人に対し「登記識別情報」(パスワード)が通知されることとなっています。
ところが、インターネット専業の証券会社を通じた公開買付への応募に関しては、オンライン受付を行った証券会社より
応募株主に対して、「公開買付応募申込受付票」を郵送により交付することに現在でもなっているようです(39/60ページ)。
インターネット専業の証券会社が世に誕生して20年以上が経過しているわけですが、土地の登記でさえインターネットの時代です、
公開買付への応募もインターネットだけで完結するようにした方が時代に並行すると私は考えます。