2020年8月28日(金)



「本日2020年8月28日(金)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. August 28th, 2020), 473 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年8月28日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計473冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計619日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 


2020年8月15日(土)日本経済新聞
TOB対抗、株主に訴え 大戸屋 オイシックスと提携発表
(記事)




2020年8月26日(水)日本経済新聞
大戸屋TOB期限延長 コロワイド 応募数も引き下げ
(記事)




2020年8月26日(水)日本経済新聞
公開買付条件等の変更の公告についてのお知らせ
株式会社コロワイド
(記事)

 

 


R2.08.25
株式会社コロワイド  
公開買付条件等の変更の公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)



R2.07.29 15:43
株式会社コロワイド
訂正公開買付届出書 対象: 株式会社大戸屋ホールディングス  
(EDINET上と同じPDFファイル)



R2.08.03 13:18
株式会社コロワイド
訂正公開買付届出書 対象: 株式会社大戸屋ホールディングス
(EDINET上と同じPDFファイル)



R2.08.25 17:15
株式会社コロワイド
訂正公開買付届出書 対象: 株式会社大戸屋ホールディングス
(EDINET上と同じPDFファイル)



R2.08.28 15:06
株式会社大戸屋ホールディングス
訂正意見表明報告書 対象: 株式会社 コロワイド
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



2020年8月25日
株式会社コロワイド
「株式会社大戸屋ホールディングス株式(証券コード : 2705)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」
の変更に関するお知らせ
ttps://www.release.tdnet.info/inbs/140120200825485386.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年8月25日
株式会社コロワイド
株式会社大戸屋ホールディングスの現状と買付条件の変更について
ttps://colowide-ot.jp/wp-content/uploads/2020/08/20200825_info.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 



2020年8月13日
株式会社大戸屋ホールディングス
当社に関する一部報道についてのお知らせ
ttps://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS00928/a0e848d2/ad59/46fd/9476/a9e15adf308a/140120200813481567.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年8月14日
株式会社大戸屋ホールディングス
オイシックス・ラ・大地株式会社との業務提携に関するお知らせ
ttps://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS00928/3422eb07/0828/411c/8253/3e1f7edc7f35/140120200813481628.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年8月25日
株式会社大戸屋ホールディングス
株式会社コロワイドによる当社株券に対する公開買付けの買付条件等の変更に関するお知らせ
ttps://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS00928/1fe5cf37/aac2/4b66/9bd9/10151b0d2965/140120200825485533.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年8月28日
株式会社大戸屋ホールディングス
(訂正)「株式会社コロワイドによる当社株券に対する公開買付けに関する意見表明(反対)のお知らせ」の一部訂正について
ttps://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS00928/facfdf91/3495/431e/a8c7/8b907f903815/140120200828486849.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 


日本経済新聞の電子版には、株式の各種指標に関するランキングが掲載されています↓。

ランキング一覧
ttps://www.nikkei.com/markets/ranking/

上記の日本経済新聞の電子版から、「時価総額上位ランキング」と「時価総額下位ランキング」をPDF出力・印刷してみました↓。

「時価総額上位ランキング」

「時価総額下位ランキング」



 

株式会社井筒屋のウェブサイトには、時価総額に関する次のようなプレスリリースがアップロードされています↓。


2020年6月1日
株式会社井筒屋
当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除に関するお知らせ
ttps://corp.izutsuya.co.jp/assets/2020/06/200601_info.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)


2020年8月3日
株式会社井筒屋
当社株式の時価総額に関するお知らせ
ttps://corp.izutsuya.co.jp/assets/2020/08/200803_info.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




 

A maximum at which each investor in a stock market is able to contribute for a listed share.

株式市場の各投資家が上場株式に拠出をすることができる最大金額

 

 

 


株式会社コロワイドによる株式会社大戸屋ホールディングス株式に対する公開買付についての過去のコメント↓。

2020年6月29日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202006/20200629.html

2020年7月11日(土)
http://citizen2.nobody.jp/html/202007/20200711.html

2020年7月12日(日)
http://citizen2.nobody.jp/html/202007/20200712.html

2020年7月20日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202007/20200720.html

2020年7月21日(火)
http://citizen2.nobody.jp/html/202007/20200721.html

 

 

 


【コメント】
株式会社コロワイドによる株式会社大戸屋ホールディングス株式に対する公開買付についてですが、
公開買付の開始以降、いくつかの動きがありました。
まず、敵対的公開買付への対抗策として、対象会社である株式会社大戸屋ホールディングスが2020年8月14日に
オイシックス・ラ・大地株式会社との業務提携を発表しました。
直接的な出資者になるというわけではないのですが、業務提携を通じて、
株式会社大戸屋ホールディングスはオイシックス・ラ・大地株式会社を一種のホワイトナイトと位置付けているようです。
その後、公開買付への応募が十分ではないと判断したことが理由とのことですが、
公開買付者である株式会社コロワイドが2020年8月25日に公開買付の条件を変更しました。
まず、公開買付期間が延長され、公開買付期間は2020年9月8日(火曜日)まで延長され「40営業日」となりました。
そして、公開買付価格の引き上げはしないものの、買付予定数の下限を既に保有している分と合わせて「40%」に引き下げました。
条件変更後の公開買付が成立した場合、株式会社大戸屋ホールディングス株式の「40%」しか保有しないものの、
株式会社コロワイドは株式会社大戸屋ホールディングスを会計上はいわゆる支配力基準に基づき連結子会社として取り扱う
という考えを持っているとのことです。
ところで、法定開示書類や記事やプレスリリースを読んでいて、
株式会社ファミリーマートと株式会社大戸屋ホールディングスとでは株式時価総額に極めて大きな違いがあるな、と思いました。
伊藤忠商事株式会社が完全子会社化する株式会社ファミリーマートの株式時価総額は1兆2,017億円である一方、
株式会社コロワイドが連結子会社化する計画を持っている株式会社大戸屋ホールディングスの株式時価総額は215億円です。
参考までに言いますと、全上場企業で言いますと、時価総額が日本最大なのはトヨタ自動車株式会社であり(23兆237億円)、
時価総額が日本最小なのは株式会社井筒屋です(19億円)。
もちろん、株式会社ファミリーマートと株式会社大戸屋ホールディングスとでは、
店舗数や売上高や利益水準等が全く異なりますから、株式時価総額に極めて大きな違いがあること自体はおかしくないわけです。
ただ、株式会社大戸屋ホールディングスは文字通り定食屋であり、株式会社ファミリーマート(すなわち、コンビニエンスストア)は
人々の胃袋を支えていると言われている産業ですから、どちらも「食」に関連があるなと私は思ったわけです。
この世の誰であっても、1日に最大でも3食しか食べないわけです。
「食」というのは、ある意味誰にとっても平等なのかもしれないないと思ったわけです。
「人は1日3食しか食べないという点において、『食』というのは平等だ。」というようなことを考えていましたら、
私はふと1999年9月30日以前の伝統的な証券制度のことを思い出しました。
1999年9月30日以前の伝統的な証券制度においては、ある意味において、
株式市場にはお金持ちの投資家もいなければ貧乏な投資家もいなかった(「株式市場の全投資家は平等だった。」)のです。
なぜならば、1999年9月30日以前の伝統的な証券制度は株式市場の全投資家が同じ金額だけ拠出をするという制度だったからです。
私が今言っている「拠出」というのは、「各投資家が株式に拠出をすることができる最大金額」という意味です。
1999年9月30日以前の伝統的な証券制度においては、どんな投資家も最大1,000万円までしか株式に拠出できなかったのです。
現行の証券制度では、1,000万円拠出できる投資家もいれば1兆円拠出できる投資家もいる、という状態になっています。
1999年9月30日以前の伝統的な証券制度においては、実は、「投資家間に貧富の差がなかった。」という言い方ができるのです。
証券制度の前提が異なりはしますが、例えば大企業が小規模企業を買収するという事態は当時は絶対的に起こり得なかったのです。
当時はそもそも全投資家が上場株式を1単位しか保有できなかったわけなのですが、今日は「各投資家の投資可能総額」という
観点から「投資家間に資金力の差がなかったこと」について考察を行いました(概念図を描きましたので参考にして下さい↓)。
当時は、企業の側も自社の株式時価総額を気にする必要は全くなかった(資金面の違いから買収される恐れがなかった)のです。

「1999年9月30日以前の伝統的な証券制度における拠出可能金額」

「1999年10月1日以降の現行の証券制度における拠出可能金額」