2021年10月26日(火)

「本日2021年10月26日(火)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. October 26th, 2021), 176 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日（すなわち、2021年10月26日）、EDINETに提出された法定開示書類は合計176冊でした。

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ（昨日現在、合計1042日間のコメント）。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク（2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火)）
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その2（2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その3（2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その4（2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その5（2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その6（2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その7（2021年1月1日(金)〜2021年4月30日(金)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その8（2021年5月1日(土)〜）
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/PastLinksWithASummaryOfEachComment8.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト（"Employee Buyout"）」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

2021年10月23日(土)日本経済新聞
東京機械、臨時株主総会で　買収防衛策の発動可決
（記事）


2021年10月26日(火)日本経済新聞
買収防衛策賛成78.96％　東京機械、臨時総会で
（記事）




2021年10月6日
株式会社東京機械製作所
臨時株主総会招集ご通知
ttps://www.tks-net.co.jp/corporate/wp-content/uploads/2021/09/3b1001237378d05b23ad42a30da24ea6.pdf

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）




2021年10月6日
株式会社東京機械製作所
臨時株主総会 補足資料
ttps://www.tks-net.co.jp/corporate/wp-content/uploads/2021/10/7d71369b4c74a2059d4b6365eb92f75f.pdf

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

 

 


2021年10月22日
株式会社東京機械製作所
臨時株主総会の決議に関するお知らせ
ttps://www.tks-net.co.jp/corporate/wp-content/uploads/2021/10/45a0629d2babcabcc0e872eb594118a7.pdf

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）




2021年10月25日
株式会社東京機械製作所
（開示事項の経過） 臨時株主総会の決議に関するお知らせ
ttps://www.tks-net.co.jp/corporate/wp-content/uploads/2021/10/c70f4a6b273effd0cc77b72420ac017c.pdf

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R3.10.25 17:00
株式会社東京機械製作所
臨時報告書　臨報提出事由：第19条第2項第9号の2
（EDINET上と同じPDFファイル）

２　【報告内容】
(3) 当該決議事項に対する賛成、反対及び棄権の意思の表示に係る議決権の数、当該決議事項が可決されるための要件
　　並びに当該決議の結果
（注３）
（2〜3/3ページ）

>本株主総会においては、その開催前において、株主提案が提出されていない

 

 

2021年10月22日
アジア開発キャピタル株式会社
株式会社東京機械製作所 臨時株主総会における当社らの意見及び現経営陣に対する質問事項
ttp://www.asiadevelop.com/wp-content/uploads/2021/10/dae0376a9a8fbd25cbaece95a73bc770.pdf

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）




2021年10月22日
アジア開発キャピタル株式会社
株式会社東京機械製作所が2021年10月22日に開催した臨時株主総会
及び新株予約権無償割当差止仮処分命令申立事件に関する今後の進行についてのお知らせ
ttp://www.asiadevelop.com/wp-content/uploads/2021/10/a650bad5079f7074791163b02b4dedf5.pdf

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）




 

 

新聞用輪転機を主力事業としてデジタル印刷機や商業用輪転機を製造販売する株式会社東京機械製作所が、
目下支配権の獲得を目的として株式の買い増しを進めている投資ファンドであるアジア開発キャピタル株式会社に対抗して、
当該投資ファンドを除く既存株主に新株予約権を無償で付与する買収防衛策を導入するために、
10月下旬に臨時株主総会を開催する、という事例についての過去のコメント↓。

2021年9月26日(日)
http://citizen2.nobody.jp/html/202109/20210926.html

2021年10月16日（土)
http://citizen2.nobody.jp/html/202110/20211016.html

 

 


【コメント】
An attendance at a meeting of shareholders and an exertion of a voting right at the meeting of sharaholders
are inseparably related to each other.
Quite recently, the pension-related Act in U.S. has been amended so that a fiduciary of a pension fund
is legally obliged to make an exertion of a voting right at a meeting of sharaholders.
So, in my personal interpretation, only a shareholder which is able to exercise a voting right at a meeting of shareholders
is exactly able to exercise a shareholders' right to propose at that meeting of shareholders.
Before an extraordinary meeting of shareholders in question, as you know, Asia Development Capital Co., Ltd.
would not be able to exercise a voting right at the extraordinary meeting of shareaholders.
Therefore, it means that Asia Development Capital Co., Ltd. was not able to exercise a shareholders' right
to propose at the extraordinary meeting of shareaholders from the beginning.
In a sense, it is natural that Asia Development Capital Co., Ltd. didn't submit its own proposal to the meeting.
Genarally speaking, the fact that a shareholder is not able to exercise a voting right at a meeting of shareholders
amounts to the fact that that shareholder is not able to attend that meeting of shareholders.
And, this is the related point at issue, but, on the Companies Act, a shareholders is able to exercise
its voting right by proxy at a meeting of shareholders, but, according to a judicial precedent, a proxy in this context
is limited to a shareholder which is able to exercise a voting right at that meeting of shareholders.
Those who are not able to exercise a voting right at a meeting of shareholders are not able to attend the meeting either.
All things considered, this judicial interpretation indicates that the 1st sentence of this paragrapgh is right, I suppose.
And, I take this occasion to say that I think that there don't exist any regulations on raising proxies
from shareholders notwithstanding the fact that that raiser is not able to exercise a voting right at a meetin of shareholders.
And, In Japan, pupils are told that "laws are what they obey," whereas, in Sweden, they are told that "laws are varied."

株主総会に出席をすることとその株主総会において議決権を行使することは一体不可分なのです。
つい先日、年金基金の受託者が株主総会において議決権を行使することは法律上の義務であるというふうに
米国の年金関連法律が改正されました。
それで、私個人の解釈では、株主総会において議決権を行使することができる株主だけが
まさしくその株主総会において株主提案権を行使することができるのです。
件の臨時株主総会前は、ご存知の通り、アジア開発キャピタル株式会社は臨時株主総会で
議決権を行使できないことになっていたわけです。
そうしますと、アジア開発キャピタル株式会社は始めからその臨時株主総会における株主提案権を行使できなかった、
ということになります。
アジア開発キャピタル株式会社が臨時株主総会に自社自身の議案を提出しなかったのはある意味当然のことなのです。
一般的なことを言えば、株主が株主総会で議決権を行使できないことはその株主はその株主総会に出席をすることができない
ということに等しいのです。
それから、これは関連する論点になるのですが、会社法上、株主は株主総会において代理人によってその議決権を行使すること
ができるのですが、判例によりますと、この文脈における代理人はその株主総会で議決権を行使できる株主に制限されています。
株主総会において議決権を行使できない者はその株主総会に出席をすることもできないわけです。
結局のところ、この司法上の解釈はこの小論説の第1文目は正しいということを示していると私は思います。
それから、ついでに書きますと、株主総会で議決権を行使することはできないにも関わらず株主から委任状を集めること
に関しては規制は一切ないと思います。
それから、日本では児童は「法律は守るもの」と教わりますが、スウェーデンでは児童は「法律は変わるもの」と教わります。