2021年10月9日(土)

Today (i.e. October 9th, 2021), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日（すなわち、2021年10月9日）、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ（昨日現在、合計1025日間のコメント）。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク（2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火)）
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その2（2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その3（2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その4（2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その5（2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その6（2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その7（2021年1月1日(金)〜2021年4月30日(金)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その8（2021年5月1日(土)〜）
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/PastLinksWithASummaryOfEachComment8.html

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト（"Employee Buyout"）」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

2021年10月1日(金)日本経済新聞
関西スーパー、人事案発表　社長にH2O林氏　統合なら
（記事）

2021年10月8日(金)日本経済新聞
関西スーパーに追加質問　オーケー　統合後の経営体制など
（記事）

2021年10月7日
オーケー株式会社
『関西スーパー様に対するご質問』へのご回答のお願いと追加のご質問について
ttps://ok-corporation.jp/media/001/202110/%E9%96%A2%E8%A5%BF%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E6%A7%98%E3%81
%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%94%E8%B3%AA%E5%95%8F_20211007.pdf

注：
株式会社関西スーパーマーケットを巡る争奪戦とは全く関係がない話になりますが、
昨日2021年10月8日(金)のコメント（http://citizen2.nobody.jp/html/202110/20211008.html）で、
実店舗を一切保有しないインターネット専業銀行である住信SBIネット銀行株式会社を題材にしてコメントを書きましたが、
オーケー株式会社のウェブサイトには次のようなページがありましたので、興味深いと思いましたので紹介します↓。
オーケー株式会社における店舗の敷地（lots of stores in OK Corporation）に関して募集が行われています。

出店用地を求めています
ttps://ok-corporation.jp/company/estate.html

店舗不動産の自社所有
ttps://ok-corporation.jp/company/property.html

2021年9月30日
株式会社関西スーパーマーケット
（開示事項の経過）持株会社体制への移行に伴う吸収分割、商号及び定款の一部変更並びに代表取締役の異動に関するお知らせ
ttp://www.kansaisuper.co.jp/upimages/irinfo/irnews_634.pdf

2021年9月30日
株式会社関西スーパーマーケット
臨時株主総会開催日等及び付議議案の決定に関するお知らせ
ttp://www.kansaisuper.co.jp/upimages/irinfo/irnews_635.pdf

2021年9月30日
株式会社関西スーパーマーケット
役員等異動に関するお知らせ
ttp://www.kansaisuper.co.jp/upimages/irinfo/irnews_636.pdf

2021年10月4日
株式会社関西スーパーマーケット
株主総会検査役の選任申立てに関するお知らせ
ttp://www.kansaisuper.co.jp/upimages/irinfo/irnews_637.pdf

2021年10月5日
株式会社関西スーパーマーケット
イズミヤ株式会社及び株式会社阪急オアシスの最終事業年度に係る計算書類等の内容
ttp://www.kansaisuper.co.jp/upimages/irinfo/irnews_638.pdf

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

2021年10月4日
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
（経過）「関西スーパーマーケットとの経営統合、同社とイズミヤ、阪急オアシスの株式交換、
同社の中間持株会社体制への移行、子会社等の異動」未確定事項内定
ttps://data.swcms.net/file/h2o-retailing/ja/news/auto_20211001406147/pdfFile.pdf

2021年9月30日
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
固定資産の譲渡及び特別利益（固定資産売却益）の計上に関するお知らせ
ttps://data.swcms.net/file/h2o-retailing/ja/news/auto_20210929403794/pdfFile.pdf

【コメント】
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社と株式会社関西スーパーマーケットは経営統合を計画しているのですが、
オーケー株式会社が株式会社関西スーパーマーケットに経営統合後の経営計画について追加質問を送付した、とのことです。
紹介している2021年10月8日(金)付けの日本経済新聞の記事の文脈からも読み取れるのですが、オーケー株式会社が
2021年10月7日に発表したプレスリリース「『関西スーパー様に対するご質問』へのご回答のお願いと追加のご質問について」
では、「議決権行使する株主の皆様が事前に十分検討できるように10月11日(月)までに、ご回答を適時開示の方法により
ご公表いただきますようお願い申し上げます。」であったり「新経営陣が責任をもって理論株価及び事業計画の達成を
推進されることを貴社株主にお約束いただけるのか、ご説明願います。」であったりと、非常に強い表現が用いられています。
一方、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社と株式会社関西スーパーマーケットは臨時株主総会の準備を淡々と進めている
という印象であり、さらには、経営統合後の人事まで決定し適時開示を行っているという状況であり、票集めは既に完了している
ということなのか、「オーケー株式会社何するものぞ。」と両社は言わんばかりだと私は感じました。
また、荒れる株主総会を想定してか、双方とも株主総会検査役の選任の申立てをそれぞれ行ったとのことです。
それから、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社が2021年9月30日に発表したプレスリリース「固定資産の譲渡及び
特別利益（固定資産売却益）の計上に関するお知らせ」には、現在配送センターとして使用している土地を子会社に譲渡する
ことにしたと書かれていますが、その譲渡の日程は、当社取締役会決議日と契約締結日は2021年9月30日である一方、
譲渡日は2023年3月末日（予定）（譲渡日の属する2023年3月期第4四半期に特別利益として計上する見込み）と書かれています。
土地の譲渡予定日のちょうど1年半前に契約を締結したことになるわけですが、土地であればそういうこともあるのかもしれません。
ただ、店舗における取扱商品という観点から考えてみますと、百貨店とスーパーとでは時間軸が根底から異なると私は思います。
前者の時間軸は「月」や「季節」なのですが、後者の時間軸は「日」や「週」なのです。
一般的には、百貨店事業とスーパーマーケット事業は互いに融和しない（統合のメリットが少ない）と言えると思います。

This is merely my personal opinion, but, in theory, investors in a stock market are able to calculate an intrinsic
value of a share by means of a disclosure such as, most typically, financial statements only in case a company
both currently has and will in the future have no controlling shareholder such as a parent company.
A reason for it is that a controlling shareholder is able to draw up a new management strategy all of a sudden.
To put it simply, a presupposition of a calculation can potentially be varied with ease at any time.

これは私個人の考えに過ぎませんが、理論的には、株式市場の投資家が最も典型的には財務諸表を始めとする情報開示を用いて
株式の本源的価値を算定することができるのは、会社に親会社のような支配株主が現在も将来もいないという場合のみなのです。
その理由は、支配株主は不意に新しい経営戦略を立案することができるからです。
簡単に言えば、算定の前提がいつ何時でも簡単に変動し得るのです。

With a mutual consent between the 2 companies concerned, that M&A is often referred to as a "business integration,"
and, without a mutual consent, that M&A is often referred to as a "takeover."

当事会社2社が合意をしている場合はそのM&Aは「経営統合」と呼ばれることが多く、
当事会社2社が合意をしていない場合はそのM&Aは「企業買収」と呼ばれることが多いのです。

A unit of a time axis of a department store business is a "month" or a "season" at the longest,
whereas, that of a super market business and a discount store business is a "day" or a "week" at the longest.

百貨店事業の時間軸の単位は「月」や最長でも「季節」なのですが、
スーパーマーケット事業とディスカウントストア事業の時間軸の単位は「日」や最長でも「週」なのです。