2021年7月5日(月)
「本日2021年7月5日(月)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」
本日（すなわち、2021年7月5日）、EDINETに提出された法定開示書類は合計381冊でした。
2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ（昨日現在、合計929日間のコメント）。↓
各コメントの要約付きの過去のリンク（2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火)）
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その2（2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その3（2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その4（2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その5（2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その6（2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その7（2021年1月1日(金)〜2021年4月30日(金)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その8（2021年5月1日(土)〜）
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/PastLinksWithASummaryOfEachComment8.html
ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト（"Employee Buyout"）」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html
2021年6月26日(土)日本経済新聞
富士興産TOB 運用会社が撤回
（記事）
>シンガポールを拠点とする運用会社のアスリード・キャピタルは25日、富士興産へのTOB（株式公開買い付け）を
>撤回する予定だと発表した。
>アスリードは同日、関東財務局に公開買い付けの訂正届け出書を出した。
R3.06.14
Ａｓｌｅａｄ Ｓｔｒａｔｅｇｉｃ Ｖａｌｕｅ Ｆｕｎｄ
公開買付条件等の変更の公告
（EDINET上と同じhtmlファイル）
R3.06.14
Ａｓｌｅａｄ Ｇｒｏｗｔｈ Ｉｍｐａｃｔ Ｆｕｎｄ
公開買付条件等の変更の公告
（EDINET上と同じhtmlファイル）
R3.06.14 16:20
Ａｓｌｅａｄ Ｓｔｒａｔｅｇｉｃ Ｖａｌｕｅ Ｆｕｎｄ
訂正公開買付届出書 対象：
富士興産株式会社
（EDINET上と同じPDFファイル）
R3.06.15 16:48
富士興産株式会社
訂正意見表明報告書 対象： Ａｓｌｅａｄ Ｓｔｒａｔｅｇｉｃ Ｖａｌｕｅ Ｆｕｎｄ
（EDINET上と同じPDFファイル）
R3.06.24 11:05
Ａｓｌｅａｄ Ｓｔｒａｔｅｇｉｃ Ｖａｌｕｅ Ｆｕｎｄ
訂正公開買付届出書 対象： 富士興産株式会社
（EDINET上と同じPDFファイル）
R3.06.25 14:12
Ａｓｌｅａｄ Ｓｔｒａｔｅｇｉｃ Ｖａｌｕｅ Ｆｕｎｄ
訂正公開買付届出書 対象： 富士興産株式会社
（EDINET上と同じPDFファイル）
R3.06.29 14:40
富士興産株式会社
臨時報告書 臨報提出事由：第19条第2項第9号の2
（EDINET上と同じPDFファイル）
R3.06.24 16:40
富士興産株式会社
有価証券報告書−第91期(令和2年4月1日−令和3年3月31日)
（EDINET上と同じPDFファイル）
2021年6月14日
富士興産株式会社
株主による新株予約権無償割当て差止めの仮処分の申立てに関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/5009/tdnet/1988607/00.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
2021年6月15日
富士興産株式会社
第91回定時株主総会英文招集ご通知
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/5009/announcement2/69788/00.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
2021年6月15日
富士興産株式会社
アスリード・ストラテジック・バリュー・ファンド等による当社株式に対する公開買付けの買付条件等の変更に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/5009/tdnet/1989230/00.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
2021年6月24日
富士興産株式会社
第91回定時株主総会決議ご通知
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/5009/announcement2/70159/00.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
2021年6月25日
富士興産株式会社
新株予約権無償割当て差止めの仮処分の申立て却下に対する株主からの即時抗告に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/5009/tdnet/1993739/00.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
2021年6月25日
富士興産株式会社
当社に関する一部報道について
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/5009/tdnet/1993740/00.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
富士興産株式会社（証券コード: 5009）に対する公開買付けに関する特設サイト（Aslead Capital Pte.
Ltd.）
ttps://www.aslead.com/fujikosan/index.html
「PDF印刷・出力したファイル」
「富士興産株式会社の株価の公開買付の開始日（2021年4月28日）以降の値動き」
シンガポールを拠点とする投資ファンドであるアスリード・キャピタルが燃料油やアスファルトを手掛ける富士興産株式会社
を完全子会社化することを目的に公開買付を実施するという事例についての過去のコメント↓。
2021年5月5日（水)
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/20210505.html
2021年6月12日(土)
http://citizen2.nobody.jp/html/202106/20210612.html
【コメント】
シンガポールを拠点とする投資ファンドであるアスリード・キャピタルが燃料油やアスファルトを手掛ける
富士興産株式会社を完全子会社化することを目的に公開買付を実施するという事例について、
紹介している記事と法定開示書類とプレスリリースを題材にして、一言だけ書きたいと思います。
2021年6月12日(土)以降、公開買付期間が延長されたり対象会社で定時株主総会が開催されたりしまして、
さらに、2021年6月24日に開催された対象会社の定時株主総会で買収防衛策が可決されたのに伴い公開買付者は
公開買付の撤回方針の充足条件を満たす旨伝達する情報を開示したりしました。
現時点での状況は公開買付者が「R3.06.25
14:12」に提出した訂正公開買付届出書に記載してある通りなのだと思います↓。
（訂正後）
（4/5ページ）
2021年6月25日に一部の報道機関において公開買付が撤回されたとのインターネット上の報道があったとの噂もあるようですが、
現時点（本日2021年7月5日）では訂正公開買付届出書に記載されている通り撤回される可能性があるというだけです。
今のまま状況が推移しますと、公開買付者が公開買付を撤回するのは「公開買付期間の末日」になるように私には読めます。
That a tender offer notification is "final" means that a status of a tender offer never transits.
公開買付届出書が「確定版」であるとは、公開買付の状況は一切変遷しないという意味です。
This web site is none if the 3.
That is to say, a tender offerer has
opened a special web site in relation to a tender offer
whose subject company
is Fuji Kosan Company, Ltd., but that web site is
not a legal disclosure
document on the Financial Instruments and Exchange Act
nor a timely
information disclosure on the Securities Listing Regulations at a stock
exchange
nor anything on the Companies Act.
A tender offerer is a group
company of Aslead Capital Group ("ASLEAD CAPITAL"),
but, if I were pressed, I
would say that a tender offerer's web site aims at
a Special APPEAL to
shareholders for a CAPITAL of a subject company.
In a manner of speaking,
that web site is another form of a speech made on a street corner.
The more
impressive an oratory on a web site is, the more a tender offer is inclined to
lead to success,
as long as shareholders are stupid though.
このウェブサイトは3つの内のどれでもありません。
すなわち、公開買付者は富士興産株式会社に対する公開買付に関する特設サイトを開設しているのですが、
そのウェブサイトは、金融商品取引法上の法定開示書類でもなければ証券取引所における有価証券上場規程上の適時情報開示
でもなければ会社法上の何かでもないのです。
公開買付者はアスリード・キャピタル・グループ（"ASLEAD
CAPITAL"）のグループ会社であるわけですが、
強いて言うならば、公開買付者のウェブサイトは、
対象会社の資本を獲得するために株主に対して特段に訴えかけを行うことを目的としているのです。
言わば、そのウェブサイトは街頭演説の別の形なのです。
ウェブサイト上の修辞が印象的であれば印象的であるほど、公開買付は結果として成功する傾向にあります。
株主が愚かである限りはですが。
