2021年5月6日(木)



「本日2021年5月6日(木)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」


Today (i.e. May 6th, 2021), 104 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2021年5月6日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計104冊でした。

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計869日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その7(2021年1月1日(金)〜2021年4月30日(金))
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その8(2021年5月1日(土)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/PastLinksWithASummaryOfEachComment8.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 


くふうカンパニー<4399>、住宅関連コンサルティングのハイアス・アンド・カンパニー<6192>をTOBで子会社化

くふうカンパニーは14日、住宅関連コンサルティングのハイアス・アンド・カンパニーに対してTOB(株式公開買い付け)を
実施し、子会社化すると発表した。ハイアス旧経営陣である濱村聖一元社長ら共同創業者3氏が保有する全株式24.62%を含めて
54.01%の取得を目指す。買付代金は17億3900万円。TOB成立後に第三者割当増資を引き受けるため、
希薄化後の所有割合は50.1%となる見通し。不正会計問題を受け、旧経営陣の経営責任を問われているハイアスは
TOBに賛同している。ハイアスの東証マザーズ上場は維持される。
買付価格は138円。TOB公表前日の終値153円から約10%をディスカウントした。
買付予定数の上限は1260万8200株(所有割合54.01%)で、下限は574万6130株(同24.62%)。
買付期間は4月15日〜5月18日。公開買付代理人は三田証券。決済の開始日は5月25日。
くふうカンパニーは2018年10月にオウチーノとみんなのウェディングが経営統合して発足し、インターネットを介した
不動産関連と結婚関連のサービスを主力事業とする。ハイアスを傘下に取り込むことで住まいの
ワンストップサービスの提供、結婚・住宅を絡めた地域に根差したライフイベント事業の開発などを推し進める。
(M&A Online 2021/04/14)
ttps://maonline.jp/news/20210414d

 

 

ハイアス−急騰 くふうカンパニーが同社株式を1株138円でTOB 第三者割当増資も実施し連結子会社へ

 ハイアス・アンド・カンパニー<6192>が急騰。同社は14日、くふうカンパニー<4399>が実施する同社株の
公開買い付け(TOB)に対し、賛同の意見を表明し、応募するか否かについては株主の判断に委ねると発表した。
 買い付け価格は1株につき138円。買付予定数の上限は1260万8200株。買付予定数の下限は574万6130株。
同公開買付けに関連して、くふうカンパニーは同社株主のM村聖一氏および川瀬太志氏、大津和行氏との間で、
公開買付応募契約を締結したとしている。
 TOB成立後は、くふうカンパニーの連結子会社として、同社株は上場を維持する予定。
 また、くふうカンパニーとの間で資本業務提携を行い、併せて、
くふうカンパニーを割当先とする第三者割当により、新株式を発行すると発表した。
 新株式の払込期間は5月25日から6月30日。発行株数は1375万1600株。発行価額は1株当たり138円。
差引手取概算額で18億7000万円を調達し、財務基盤の強化などに充当する。希薄化割合は最大で58.91%。
 なお、株価は資本提携を好感した買いが優勢となっている。
(Yahoo! JAPANファイナンス 記事配信元:トレーダーズ・ウェブ 4/15 9:09 配信)
ttps://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20210415-10000023-dzh-stocks

 

 



7ヶ月前の記事↓。

 

HyAS&Cがストップ安ウリ、監査法人による意見不表明を発表

 ハイアス・アンド・カンパニー<6192.T>がストップ安ウリ気配となっている。きょう13時、内部統制監査報告書及び
監査報告書、四半期レビュー報告書について、監査法人のあずさ監査法人から意見不表明の旨を受領したと発表しており、
これを嫌気する売りが殺到している。
 同社は売上高の架空計上などの不適切な会計処理が存在する疑義が認識されたことから、第三者委員会による調査を
実施しているが、監査意見を表明する前提となる経営者の誠実性について深刻な疑義を生じさせていることが監査法人による
意見不表明の理由という。その背景として、財務経理担当取締役を含む複数の取締役による不適切な会計処理への関与、
メールデータ保全手続きの妨害行為、代表取締役による当監査法人に対する虚偽の説明がなされていたことを挙げている。
なお、これを受けて東京証券取引所は同社株を監理銘柄(審査中)に指定した。
(みんかぶ 2020/09/30 14:12)
ttps://minkabu.jp/stock/6192/news/2773514

 


ハイアス、粉飾決算が発覚し創業社長が辞任

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は9月30日、同社代表取締役社長の異動を発表。前取締役常務執行役員の
川瀬太志(かわせ・ふとし)氏が新社長に就任した。同社は先般、過去の粉飾決算が発覚。
創業者で前代表取締役社長の濱村聖一氏は引責辞任した。
 川瀬氏は1967年8月生まれ。90年(株)大和銀行(現(株)りそな銀行)に入行。2000年に(株)日本エル・シー・エー入社。
05年にハイアス・アンド・カンパニーの創業役員として取締役就任。12年より取締役常務執行役員事業開発本部長などを歴任した。
 なお、同社は取締役と執行役員の兼任体制を見直して分離するとも発表。さらに取締役の数を減らすほか、
社外取締役の比率を3分の1以上確保することで、ガバナンス機能を強化する。
(不動産流通研究所 不動産ニュース 2020/10/5)
ttps://www.re-port.net/article/news/0000063618/


月刊不動産流通とは
ttps://www.fudosanryutsu.co.jp/gekkan/

「PDF印刷・出力したファイル」

 

 



2021年4月16日(金)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
株式会社くふうカンパニー
(記事)




R3.04.15
株式会社くふうカンパニー
公開買付開始公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)




R3.04.15 15:40
株式会社くふうカンパニー
公開買付届出書 対象: ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)



 
R3.04.15 16:16
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
意見表明報告書 対象: 株式会社くふうカンパニー
(EDINET上と同じPDFファイル)




R3.04.14 16:30
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
有価証券届出書(通常方式)
(EDINET上と同じPDFファイル)



R3.04.27 11:55
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
訂正有価証券届出書(通常方式)
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



2021年4月14日
株式会社くふうカンパニー
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社との資本業務提携契約の締結、公開買付けの開始
及び第三者割当増資の引受けに関するお知らせ
ttps://kufu.co.jp/files/2021041408301604567.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





2021年4月14日
株式会社くふうカンパニー
資金の借入に関するお知らせ
ttps://kufu.co.jp/files/2021041408294109481.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 



2021年4月14日
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
株式会社くふうカンパニーによる公開買付けに関する意見表明、同社との資本業務提携、
及び同社を割当先とする第三者割当による新株式発行に関するお知らせ
ttps://pdf.irpocket.com/C6192/CzAL/uu4J/SsjW.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)






特設注意市場銘柄一覧(東京証券取引所)
現在の指定状況(2021/04/29 更新)
ttps://www.jpx.co.jp/listing/market-alerts/alert/index.html

ハイアス・アンド・カンパニー(株)
ttps://www.jpx.co.jp/listing/market-alerts/alert/nlsgeu0000054rxv-att/nlsgeu0000054rz7.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

>指定年月日 2020/11/27
>指定継続年月日 -

 

 

ハイアス・アンド・カンパニー株式会社が提出した直近の四半期報告書↓。


R3.03.15 16:18
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
四半期報告書−第17期第3四半期(令和2年11月1日−令和3年1月31日)
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



【コメント】
株式会社くふうカンパニーが、ハイアス・アンド・カンパニー株式会社の旧経営陣である元社長ら共同創業者3名が保有する
全株式を取得することを念頭に置きながら、ハイアス・アンド・カンパニー株式会社を連結子会社化することを目的に、
公開買付を実施する、とのことです。
インターネット上でこの公開買付について検索をしていて驚いたのですが、上の方に記事を紹介していますように、
対象会社であるハイアス・アンド・カンパニー株式会社では現在、
売上高の架空計上などの不適切な会計処理が存在する疑義が認識されている最中とのことです。
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社では現在も調査が続いている状態だと言っていいのではないかと私は思います。
創業者で前代表取締役社長は、不祥事の発覚と同時に引責辞任までしています。
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社株式は、2020年11月27日(金)に「監理銘柄(審査中)」からは指定解除されたものの、
その指定解除と同時に、「特設注意市場銘柄」に指定されています。
さらに、「特設注意市場銘柄」の指定から1ヵ月後である2020年12月27日(日)に
上場市場の変更(市場第一部からマザーズへの変更)も行われています。
過去に提出した有価証券報告書と四半期報告書の訂正は現時点で一通り完了してはいるようなのですが、
先ほども書きましたように東京証券取引所からは今でも「特設注意市場銘柄」に指定されたままの状態ですし、
さらには、ハイアス・アンド・カンパニー株式会社が提出した直近の四半期報告書である
「四半期報告書−第17期第3四半期(令和2年11月1日−令和3年1月31日)」(「R3.03.15 16:18」提出)に付されています
「独立監査人の四半期レビュー報告書」を読みますと、財務諸表をレビューした結果、
「限定付」という結論になったと記載されています(21/23ページ)。
レビューの結果財務諸表に対して「限定付」という結論を表明することにした理由は、簡単にまとめれば、
未発見の虚偽表示の影響の広範性はないと判断できたが財務諸表の数値に及ぼす可能性のある影響があるからである、
と記載されています(21/23ページ)。
監査法人としては、ハイアス・アンド・カンパニー株式会社の財務諸表は経営成績を適正に表示している
と何らの疑いもなく言い切るということはできない、と判断しているわけです。
このような状況下でハイアス・アンド・カンパニー株式会社に対して公開買付を実施するということは、
公開買付者は「インサイダー情報」を投資判断の根拠としている、ということなのだろうなと私は思いました。
開示されている投資判断の根拠そのものが正しくない可能性があると証券取引所と監査法人から言われているに等しいのです、
株式の過半数を公開買付で取得しさらには第三者割当増資をも引き受けるとなりますと、
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社について相当程度精度の高い情報を公開買付者は有しているのだろうと私は思いました。

Grounds for a tender offerer's investment judgement are, to put is straightforwardly,
what you call "insider information," I suppose.
For disclosure information of a subject company is currently utterly unreliable.

公開買付者の投資判断の根拠は、率直に言えば、いわゆる「インサイダー情報」なのだと私は思います。
というのは、対象会社の開示情報は現在のところ全く当てにならないからです。

Both a "real estate" and a "spouse" fundamentally consort ill with a word "circulation."
In another former human society than this one where we live now, a city hall used to issue a "marriage certificate."

「不動産」も「配偶者」も、「流通」という言葉には本質的にそぐわないのです。
私達が現在暮らしているこの人間社会とは別のかつて存在したある人間社会では、
市役所で「婚姻証明書」を発行していました。