2021年1月2日(土)

「本日2021年1月2日(土)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. January 2nd, 2021), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日（すなわち、2021年1月2日）、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ（昨日現在、合計746日間のコメント）。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク（2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火)）
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その2（2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その3（2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その4（2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その5（2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その6（2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その7（2021年1月1日(金)〜）
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト（"Employee Buyout"）」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

2020年12月30日(水)日本経済新聞
ニトリHD　島忠へのTOB成立
（記事）

R2.12.14 10:03
ＤＣＭホールディングス株式会社
公開買付報告書　対象： 株式会社島忠  
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.10.21 14:20
株式会社シティインデックスイレブンス
大量保有報告書　発行： 株式会社島忠
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.11.24 16:02
株式会社シティインデックスイレブンス
変更報告書　発行： 株式会社島忠  
（EDINET上と同じPDFファイル）

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

2020年12月14日
株式会社島忠
ＤＣＭホールディングス株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/8184/tdnet/1912873/00.pdf

2020年12月29日
株式会社島忠
株式会社ニトリホールディングスによる当社株式に対する公開買付けの結果
並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/8184/tdnet/1916591/00.pdf

2020年12月12日
DCMホールディングス株式会社
株式会社島忠普通株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/3050/tdnet/1912684/00.pdf

かつてのあの村上ファンドの流れをくむ投資ファンドである株式会社シティインデックスイレブンスの
公開買付期間中の動向についての分析記事↓。
株式会社島忠株式は、DCMホールディングス株式会社の公開買付が開始されて以降は4,200円以下では買えないはずですし、
株式会社ニトリホールディングスの公開買付が開始されて以降は5,500円以上では決して売れないはずです。

「シティインデックスイレブンス」に見える合理的な株主の姿
（The Motley Fool Japan　2020/12/09）
ttps://www.motleyfool.co.jp/archives/12454

>1株あたり約4,075円で買ったことになります。

>仮に売却の平均株価をTOB価格である5,500円だとすると、
>「シティインデックスイレブンス」は約35％のリターンを得たことになります。

株式会社島忠を巡ってDCMホールディングス株式会社と株式会社ニトリホールディングスが買収合戦をしているという事例
についての過去のコメント↓。

2020年10月7日（水)
http://citizen2.nobody.jp/html/202010/20201007.html

2020年11月23日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202011/20201123.html

2020年11月28日(土)
http://citizen2.nobody.jp/html/202011/20201128.html

【コメント】
今日はまず最初に、昨日書きました英文とその日本語訳に誤りがありましたので訂正をしたいと思います。
英文中の「NTT Docomo, Inc. 」は正しくは「Nippon Telegraph and Telephone Corporation」であり、
日本語訳中の「株式会社NTTドコモ」は正しくは「日本電信電話株式会社」です。
次に、株式会社島忠を巡ってDCMホールディングス株式会社と株式会社ニトリホールディングスが買収合戦をしている
という事例について、紹介している記事と法定開示書類とプレスリリースと分析記事を題材にして、一言だけ書きたいと思います。
まず、DCMホールディングス株式会社は公開買付の終了日の翌日である「R2.12.14 10:03」に公開買付報告書を提出していますが、
株式会社ニトリホールディングスはいまだに公開買付報告書を提出していません（公開買付期間は2020年12月28日(月)まで）↓。

金融商品取引法上は公開買付者が公開買付届出書を提出するのは「公開買付期間の末日の翌日」と定められているのですが、
システム上法定開示書類をEDINETに提出できるのはこの年末年始は「令和2年12月28日（月）17:15」までであったのです。
株式会社ニトリホールディングスは公開買付報告書を提出したくても提出できない状態が続いているわけなのですが、
この原因はEDINETへの書類提出時間を制限しているからだと言わざるを得ないと思います（24時間提出可能とするべきです）。
次に、紹介している分析記事に倣って、公開買付期間前後の株式会社シティインデックスイレブンスによる株式会社島忠株式の
取引の全履歴（"all histoy of a trading"）を提出されている大量報告書と変更報告書を元に作成してみました↓。
株式会社ニトリホールディングスによる公開買付の公開買付価格が「5,500円」であると公表されたのは2020年10月29日でした。
取引の履歴を見てみますと、株式会社シティインデックスイレブンスは実は思惑買いをしている側面もあるように思えました。

It is true that Nitori Holdings Co., Ltd. has not submitted a Tender Offer Report to the EDINET yet,
but it was not able to submit a Tender Offer Report to the EDINET on December 29th, 2020, namely,
on the day following the last day of the Tender Offer period due to the system.
It is not until 9:00a.m. of January 4th, 2021 when it will submit a Tender Offer Report to the EDINET, actually.

確かに株式会社ニトリホールディングスは公開買付報告書をEDINETにまだ提出していませんが、システム上の理由で
2020年12月29日に、すなわち、公開買付期間の末日の翌日に公開買付報告書を提出することができなかったのです。
実は、株式会社ニトリホールディングスは2021年1月4日の午前9:00になるまで公開買付報告書をEDINETに提出できないのです。

Generally speaking, an investor doesn't purchase a share of a subject company at the same price
as a tender offer price nor sell a share of a subject company at the same price as a tender offer price.
That is to say, slightly contrary to an analysis article introduced above, City Index Eleventh Co., Ltd.
should not have been able to purchase a Shimachu Co., Ltd. Share in a stock market at 4,200 yen flat at all
nor sell its own share in a stock market at 5,500 yen flat at all.

一般的なことを言えば、投資家は、公開買付価格と同一の価格で対象会社株式を購入したりはしませんし、
また、公開買付価格と同一の価格で対象会社株式を売却したりもしません。
すなわち、上に紹介している分析記事とはわずかに異なり、株式会社シティインデックスイレブンスは、
株式市場で株式会社島忠株式を4,200円ちょうどで購入することは全くできなかったはずですし、
また、株式市場で所有株式を5,500円ちょうどで売却することも全くできなかったはずです。