2020年12月24日(木)



「本日2020年12月24日(木)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. December 24th, 2020), 346 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年12月24日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計346冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計737日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 


2020年12月18日(金)日本経済新聞
京阪神ビルへのTOB期間延長 ストラテジック
(記事)



2020年12月19日(土)日本経済新聞 公告
公開買付条件等の変更の公告についてのお知らせ
サンシャインH号投資事業組合
(記事)


 

R2.12.17
サンシャインH号投資事業組合  
公開買付条件等の変更の公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)



R2.12.17 16:00
サンシャインH号投資事業組合
訂正公開買付届出書 対象: 京阪神ビルディング株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 


2020年12月17日
京阪神ビルディング株式会社
株式会社ストラテジックキャピタル及びUGSアセットマネジメント株式会社による当社株券に対する
公開買付けの買付条件等の変更に関するお知らせ
ttps://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS01818/8f7d0120/9777/4e7e/b28c/4a35b611c1e3/140120201217436313.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年12月17日
株式会社ストラテジックキャピタル
サンシャインH号投資事業組合による京阪神ビルディング株式会社普通株式(東証一部:コード8818)に対する
公開買付けの買付条件等の変更に関するお知らせ
ttps://stracap.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/37dab3a3634c148fe9f24fe6911dfac8.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





「2020年11月5日(木)(公開買付の開始日)以降の京阪神ビルディング株式会社株価の値動き」

「2020年11月11日(水)(公開買付期間中の最高値を記録した日)以降の京阪神ビルディング株式会社株価の値動き」

「2020年12月17日(木)(株価が公開買付価格1,900円を割り込んだ日)前後の京阪神ビルディング株式会社株価の値動き」



 

株式会社ストラテジックキャピタルが京阪神ビルディング株式会社に対して実施する公開買付についての過去のコメント↓。

2020年11月5日(木)
http://citizen2.nobody.jp/html/202011/20201105.html

2020年11月16日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202011/20201116.html

2020年11月25日(水)
http://citizen2.nobody.jp/html/202011/20201125.html

 

 



【コメント】
株式会社ストラテジックキャピタルが京阪神ビルディング株式会社に対して公開買付を実施している最中であるわけですが、
公開買付期間を2021年1月12日(火曜日)まで延長することにしたとのことです(公開買付期間=計43営業日)。
サンシャインH号投資事業組合が「R2.12.17 16:00」に提出した訂正公開買付届出書には、
公開買付期間を延長した背景・理由について次のような記載があります↓。

(訂正後)
(3/6ページ)

公開買付者は、公開買付期間を延長する理由として、@本公開買付けの開始後の対象者株式の株価の動向と
A対象者の株主による本公開買付けへの応募状況の2つの理由を挙げています。
まず、2つの理由のうち1つ目の理由についてですが、京阪神ビルディング株式会社の株価の動向を上の方に紹介しています。
訂正公開買付届出書に記載がありますように、公開買付の開始直後から京阪神ビルディング株式会社の株価は急騰し、
公開買付価格1,900円を上回り2,000円を超えて推移していました。
この背景としては、「京阪神ビルディング株式会社にはこれからホワイトナイトが現れるかもしれない。」という思惑が
株式市場の投資家の間にあったことによるものと公開買付者は分析しています。
その後、2020年11月11日(木)に2,200円を記録した後は株価は下降傾向に入りました。
そして、2020年12月17日(木)の終値は1,900円となり、株価はさらに下がり続けています。
本日2020年12月24日(木)の終値は1,846.円となっています。
公開買付者としては、公開買付価格を1,900円より引き上げるつもりは一切ないとのことです。
次に、2つの理由のうち2つ目の理由についてですが、公開買付けへの応募状況については実はほとんど言及がありません。
公開買付期間の延長は「公開買付の成立可能性を高めることを目的として」いると訂正公開買付届出書に記載されていますので、
おそらく公開買付者としては当初の公開買付の終了日の時点では株主から十分な応募はまだないものと判断したのでしょう。
ただ、公開買付者であれ株式市場の投資家であれ対象会社であれ、たとえ公開買付代理人に応募状況について問い合わせても、
公開買付代理人は応募状況について回答は一切しないのではないかと思います(誰も事前に応募状況を知ることはできない)。

Even if a tender offerer makes an inquiry at a tender offer agent about a status of an acceptance,
the tender offer agent doesn't make any replies to the inquiry at all.
And, even if an investor in a stock market makes an inquiry at a tender offer agent
about a status of an acceptance, the tender offer agent doesn't make any replies to the inquiry at all, either.
And, what is more, even if a subject company makes an inquiry at a tender offer agent
about a status of an acceptance, the tender offer agent doesn't make any replies to the inquiry at all, either.
That is to say, a tender offer agent must be neutral to a tender offerer, to investors in a stock market
and to a subject company (i.e. to any party).

たとえ公開買付者が公開買付代理人に応募状況について問い合わせを行っても、
公開買付代理人はその問い合わせに一切回答をしないものです。
そして、たとえ株式市場の投資家が公開買付代理人に応募状況について問い合わせを行っても、
公開買付代理人はその問い合わせにも一切回答をしないものです。
そして、さらに言えば、たとえ対象会社が公開買付代理人に応募状況について問い合わせを行っても、
公開買付代理人はその問い合わせにも一切回答をしないものです。
すなわち、公開買付代理人というのは、公開買付者にも株式市場の投資家にも対象会社にも
(すなわち、どの当事者にも)中立でなければならないのです。