2021年11月5日(金)

「本日2021年11月5日(金)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. November 5th, 2021), 526 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2021年11月5日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計526冊でした。

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計1052日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その7(2021年1月1日(金)〜2021年4月30日(金))
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その8(2021年5月1日(土)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/PastLinksWithASummaryOfEachComment8.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 


2019年10月8日(火)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(記事)




R1.10.08
シャクリー・グローバル・グループ株式会社
公開買付開始公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)




R1.10.08 15:42
シャクリー・グローバル・グループ株式会社
公開買付届出書 対象: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R1.11.08 15:18
シャクリー・グローバル・グループ株式会社
公開買付報告書 対象: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 


H29.04.07 14:17
Prospect Asset Management, Inc.
大量保有報告書(特例対象株券等) 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




H29.08.23 14:18
Prospect Asset Management, Inc.
変更報告書 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




H29.11.08 14:16
Prospect Asset Management, Inc.
変更報告書 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R1.09.30 15:54
Prospect Asset Management, Inc.
変更報告書(短期大量譲渡) 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)


 


R1.09.30 15:51
株式会社ミライノベート
大量保有報告書 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R1.10.02 15:02
株式会社ミライノベート
訂正報告書(大量保有報告書・変更報告書) 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R1.10.09 16:28
株式会社ミライノベート
変更報告書 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R1.12.03 10:08
株式会社ミライノベート
変更報告書(短期大量譲渡) 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



H30.04.06 15:36
シルバー・ファミリー・ホールディングス・エルエルシー
変更報告書 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




H30.04.06 15:38
ROGER L BARNETT
変更報告書 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




H30.04.25 13:27
ROGER L BARNETT
変更報告書 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




H30.04.25 13:29
シルバー・ファミリー・ホールディングス・エルエルシー
変更報告書 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)




R1.10.08 13:34
シルバー・ファミリー・ホールディングス・エルエルシー
変更報告書 発行: シャクリー・グローバル・グループ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



R1.06.25 11:28
シャクリー・グローバル・グループ株式会社
有価証券報告書−第45期(平成30年4月1日−平成31年3月31日)
(EDINET上と同じPDFファイル)




R1.08.14 15:09
シャクリー・グローバル・グループ株式会社
四半期報告書−第46期第1四半期(平成31年4月1日−令和1年6月30日)
(EDINET上と同じPDFファイル)




R1.11.12 15:14
シャクリー・グローバル・グループ株式会社
四半期報告書−第46期第2四半期(令和1年7月1日−令和1年9月30日)
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



2019年10月7日
株式会社東京証券取引所
監理銘柄(確認中)の指定:シャクリー・グローバル・グループ(株)
ttps://www.jpx.co.jp/news/1021/20191007-11.html

「PDF印刷・出力したファイル」




2019年11月22日
株式会社東京証券取引所
上場廃止等の決定:シャクリー・グローバル・グループ(株)
ttps://www.jpx.co.jp/news/1021/20191122-12.html

「PDF印刷・出力したファイル」




2020年6月30日
株式会社東京証券取引所
「公正なM&Aの在り方に関する指針」を踏まえた開示状況の公表について
ttps://www.jpx.co.jp/news/1023/nlsgeu000004tbo1-att/nlsgeu000004tbqm.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 





シャクリー・グローバル・グループ株式会社のウェブサイトを紹介します↓。

 

シャクリー・グローバル・グループ株式会社
ttp://www.shaklee.co.jp/

「キャプチャー画像」



創立からの歩みと創立者フォレスト・C.シャクリー(シャクリー・グローバル・グループ株式会社)
ttp://www.shaklee.co.jp/company/profile/dr.shaklee.html

「キャプチャー画像」




シャクリー・グローバル・グループCEOより日本のみなさまへ
ttp://www.shaklee.co.jp/company/philosophy/message.html

「キャプチャー画像」

 

 



2019年10月9日にキャプチャーしました画像になる(当時はすぐにコメントを何か書こうと思いキャプチャーしました)のですが、
参考までに2019年10月9日時点のシャクリー・グローバル・グループ株式会社のウェブサイト(計3ページ)を紹介します↓。
最初はこのウェブサイトであっているのだろうかと思いました。
株式を非公開化したことで、明るく健康的で生き生きとした会社に生まれ変わったのでしょう。
私もいい「とし」ですので、栄養調整食品のお世話になるのもいいかもな、と思いました。


トップページ
ttp://www.sggpublicnotice.jp/

(キャプチャー画像)



IRライブラリー
ttp://www.sggpublicnotice.jp/ir.html

(キャプチャー画像)




公告
ttps://kmasterplus.pronexus.co.jp/main/corp/8/2/8205/index.html

(キャプチャー画像)




Even if you see financial results of Shaklee Global Group, Inc. from a shor-term viewpoint,
you do surely not have a glimmer of whether it has a rosy prospect in it or not.
For it is shine-free even if you see in such way.
I am a fan of the New York Yankees, but, generally speaking, just as a baseball game doesn't end till the 9th inning,
you must make a valuation of a company in its full innings namely throughout its life as a going concern
namely from its foundation to its liquidation.
A "short-termism," an excessive focus on short-term results at the expense of long-term interests,
amounts to the fact that you "cannot see the forest for the trees."

たとえシャクリー・グローバル・グループ株式会社の業績を短期的な視点から見ても、
ばら色の将来性があるのかどうかさっぱり分からないことでしょう。
というのは、たとえそのような見方をしても、シャクリー・グローバル・グループ株式会社が光輝くことはないからです。
私はニューヨーク・ヤンキースのファンなのですが、一般的なことを言えば、まさに野球の試合は9回まで終わらないように、
会社というのは、会社の全活動期間で、すなわち、継続企業としての一生を通じて、すなわち、設立から清算までで、
評価をしなければならないのです。
「短期志向」―長期的な利益を犠牲にして短期的な業績に過度に焦点を合わせること―というのは、
結局「木を見て森を見ず」(小事にとらわれて大局を見失う)になってしまうのです。

 

 


【コメント】
今から約2年前の事例になるのですが、大変興味深く類似した事例がない公開買付の事例を紹介したいと思います。
シャクリー・グローバル・グループ株式会社は、端的に言えば経営陣による株式の非公開化を行う計画であるわけです。
その第一段階として、自己株式の公開買付により株式会社プロスペクトから所有株式を買い取ることにしたとのことです。
自己株式の公開買付が終了した後、シャクリー・グローバル・グループ株式会社は会社の株主を経営陣だけにするために、
株式の併合を行うことを計画しています。
株式併合に係る端数処理により株主に交付することが見込まれる金銭の額は既に算定済みであり、
端数処理交付見込額は1株当たり「6,250円」です。
一方、このたびの自己株式の公開買付における公開買付価格は1株当たり「5,800円」となっています。
会社の経営陣は自己株式の公開買付にも応募しませんし、また、株式併合に伴う金銭を受領することもしません
(十分に計算を行い、会社の経営陣が所有する株式には端数が生じないような株式併合比率にしているとのことです)。
株式併合の結果、会社の株主は会社の経営陣のみとなるわけです。
会社の経営陣が既に会社の株式の大多数を所有している場合は、経営陣は特に公開買付(発行者以外の者による公開買付)を
実施することなく、即時に臨時株主総会を招集・開催することで株式の非公開化が可能だと言えるでしょう。
典型的なマネジメント・バイアウトの事例とは異なり、シャクリー・グローバル・グループ株式会社が実施する
自己株式の公開買付は、株式市場の一般投資家から株式を買い付けること(議決権所有割合の増加)が目的なのではなく、
株式会社プロスペクトから所有株式を買い取ることが目的なのです(これは他に類似の事例はないのではないでしょうか)。
典型的ないわゆる「二段階買収」とは異なる手続きが計画されているのですが、もう少し細かく見てみましょう。
シャクリー・グローバル・グループ株式会社が2019年10月8日(火曜日)から2019年11月7日(木曜日)まで(20営業日)
実施する自己株式の公開買付は、株式会社プロスペクトが所有する196,900株(議決権所有割合:14.46%)を
買い取ることのみを目的としています(株式市場の一般投資家からの応募は事実上一切想定していない)。
株式会社プロスペクトの事業内容は「首都圏マンション分譲事業」と「再生可能エネルギー事業」なのですが、
【保有目的】は純投資であり【重要提案行為等】を行うことは目的としておらず、
シャクリー・グローバル・グループ株式会社と株式会社プロスペクトとの間に人的関係及び取引関係はないとのことです。
株式会社プロスペクトの完全子会社に「Prospect Asset Management, Inc.」(米国ハワイ州、事業内容は投資顧問業)があり、
実はこの完全子会社が従来はシャクリー・グローバル・グループ株式会社株式を所有していたのですが、2019年9月26日に
「現物配当」により株式会社プロスペクトがシャクリー・グローバル・グループ株式会社株式を所有するに至っています。
予定されている株式併合では1株当たり「6,250円」を受け取れるにも関わらず、なぜ1株当たり「5,800円」しか受け取れない
公開買付の方に株式会社プロスペクトが応募することにしたのかについては分かりません。
株式会社プロスペクトはシャクリー・グローバル・グループ株式会社からもそしてその親会社等からも独立した機関投資家
であるとのことですが、篤志家ではなく投資家であるのならば投資利益の最大化を通常は目指すはずだと思いました。
ただ、公開買付届出書によりますと、2018年4月に株式会社プロスペクトから所有株式の全部の処分に関する協議の申入れがあり、
これを受け、シャクリー・グローバル・グループ株式会社は一般投資家の利益保護の観点から当初はその予定はなかった
のではないかと私は推測するのですが言わば一足飛びに株式を非公開化することを意思決定した、とのことです。
シャクリー・グローバル・グループ株式会社としては、事業構造改革による短期的な業績への悪影響等の検討も従前から
慎重に進めていたとのことですが、株式会社プロスペクトからの協議の申入れは、「渡りに船」では決してなく、
「びっくり」することでしたでしょうし株式の非公開化という"shake-up"(会社の大刷新)を強いられることだったのでしょう。
私は昨日、「四半期報告制度」についてコメントを書きましたが、短気な投資家には"Shut up!"(黙れ!)と言えばいいのです。
たとえ「四半期報告制度」下においても、株主が満足のいく業績を四半期ごとに達成することに時間と労力を割くよりも、
「弊社の業績は短期的に見ても"shine-free"(光輝くことがない)なのです。」と、経営者は十分に説明すればよいのです。
ただ、目下投資家が株式を市場で円滑に売買することが著しく困難な状況が生じているため、株式の非公開化を行うことが
株主に対する最善の措置であると判断するに至ったということで、それはそれで上場会社として1つの合理的な選択だと思います。
ちなみに、その後、株式会社プロスペクトは商号変更を行っており、現在の商号は「株式会社ミライノベート」です。