2021年8月31日(火)
「本日2021年8月31日(火)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」
本日(すなわち、2021年8月31日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計316冊でした。
2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計986日間のコメント)。↓
各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その7(2021年1月1日(金)〜2021年4月30日(金))
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その8(2021年5月1日(土)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/PastLinksWithASummaryOfEachComment8.html
ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html
>谷川の岸の小さな小学校に、ある風の強い日、不思議な少年が転校してくる。
>少年は地元の子供たちに風の神の子ではないかという疑念とともに受け入れられ、さまざまな刺激的行動の末に去っていく。
さて、私は昨日のコメントで株式会社AOKIホールディングスの監査報告書について、次のように書きました。
>前年度との比較をするとなりますと監査を担当する公認会計士が交代をするのは実務上は難しくなると思います
>(「自分はこの時どう判断したのか。」を後任者に引き継ぐのは難しいように私は思います)。
この点について一言だけ補足をしたいのですが、端的に言えば、「担当者が交代するだけで"KAM"として記載される
潜在的影響額と発生可能性が変動する。」ということが起こり得ると私は思うわけです。
なぜならば、潜在的影響額と発生可能性は担当者個人の(「風」とまでは言いませんが)見積りと将来予想に過ぎないからです。
さらに言えば、どのような事項を"KAM"として選定するかすら担当者によって異なるわけです。
本当は潜在的影響額と発生可能性は前年度と比較して全く変動してはいないのに、担当者が交代した結果、
新たな担当者の見積りと将来予想が監査報告書に記載される(それらは変動した、と)、ということが起こり得るわけです。
財務諸表利用者は"KAM"を見て、「リスクの大きさが前年比で変動したんだな。」と誤解をしてしまう恐れがあるわけです。
「変動したのは潜在的影響額と発生可能性ではなく見積りと将来予想を行った担当者。」ということがあり得るわけです。
同一人物が継続して"KAM"を記載するのであればこの問題は生じませんが、担当者が交代すると記載の連続性がなくなります。
一旦ある会社の"KAM"を記載することになったならば、その公認会計士は決してその担当から去って行ってはならないのです。