2021年7月6日(火)
「本日2021年7月6日(火)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」
Today
(i.e. July 6th, 2021), 334 legal disclosure documents have been submitted to
EDINET in total.
本日(すなわち、2021年7月6日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計334冊でした。
2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計930日間のコメント)。↓
各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その7(2021年1月1日(金)〜2021年4月30日(金))
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その8(2021年5月1日(土)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/PastLinksWithASummaryOfEachComment8.html
ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html
2021年6月30日(水)日本経済新聞
はるやまHD、前社長取締役再任
(記事)
定時株主総会開催前の記事↓。
はるやまHDでお家騒動! 創業家が現社長の取締役再任にNO!!
(SEVENTIE TWO BUSINESS NEWS Jun 24,
2021)
ttps://www.seventietwo.com/ja/business/Haruyama-FamilyTrouble
「PDF印刷・出力したファイル」
>治山正史社長側はAOKIホールディングス取締役副社長だった中村宏明氏(57歳、現在るやま商事代表取締役社長)をスカウトし、
定時株主総会終結後の記事↓。
はるやまHDが株主総会を開催 姉弟によるお家騒動は治山正史社長の取締役再任で決着
(SEVENTIE TWO BUSINESS
NEWS Jun 30,
2021)
ttps://www.seventietwo.com/ja/business/Haruyama-FamilyFight2
「PDF印刷・出力したファイル」
>前回に続いて今回も接戦になるとみられていたが、経営権争いを巡るお家騒動は治山正史社長側の勝利で終わった。
R3.07.01 11:05
株式会社はるやまホールディングス
臨時報告書 臨報提出事由:第19条第2項第9号の2
(EDINET上と同じPDFファイル)
R3.06.30 14:08
株式会社はるやまホールディングス
有価証券報告書−第47期(令和2年4月1日−令和3年3月31日)
(EDINET上と同じPDFファイル)
R2.03.13 15:28
治山 正史
変更報告書 発行: 株式会社はるやまホールディングス
(EDINET上と同じPDFファイル)
2021年3月16日
株式会社はるやまホールディングス
当社グループの組織変更及び人事異動(子会社の代表者異動等)に関するお知らせ
ttp://www.haruyama-co.jp/news/pdf/202105_51670_1.pdf
(ウェブサイト上と同じPDFファイル)
2021年5月14日
株式会社はるやまホールディングス
代表取締役の異動に関するお知らせ
ttp://www.haruyama-co.jp/news/pdf/202105_13699_1.pdf
(ウェブサイト上と同じPDFファイル)
2021年6月23日
株式会社はるやまホールディングス
株主総会検査役の選任に関するお知らせ
ttp://www.haruyama-co.jp/news/pdf/202106_66668_1.pdf
(ウェブサイト上と同じPDFファイル)
2021年6月10日
株式会社はるやまホールディングス
第47回定時株主総会招集ご通知
ttp://www.haruyama-co.jp/news/pdf/202106_80293_1.pdf
(ウェブサイト上と同じPDFファイル)
2021年6月10日
株式会社はるやまホールディングス
第47回定時株主総会招集ご通知に際してのインターネット開示事項
第47期(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
ttp://www.haruyama-co.jp/news/pdf/202106_17392_1.pdf
(ウェブサイト上と同じPDFファイル)
2021年6月29日
株式会社はるやまホールディングス
第47回定時株主総会決議ご通知
ttp://www.haruyama-co.jp/news/pdf/202106_76016_1.pdf
(ウェブサイト上と同じPDFファイル)
臨時報告書
決議事項に対する、賛成、反対及び棄権の意思の表示に係る議決権の数、
当該決議事項が可決されるための要件並びに当該決議の結果
(2/2ページ)
【コメント】
紹介している記事と法定開示書類とプレスリリースを題材にして、一言だけコメントを書きたいと思います。
株式会社はるやまホールディングスの創業家の内部で対立が深まっており、昨年に引き続き(昨年と全く同じように)、
2021年6月29日開催の今年の定時株主総会でも一張羅(たった一枚しか無い晴れ着)ならぬ一悶着があったとのことです。
定時株主総会前の社長は創業者の長男であったわけなのですが、創業者と創業者の長女(件の長男の姉)が
定時株主総会では現任の社長(創業者の長男)の取締役再任に反対票を投じる方針を持っており、
件の長男の姉が個人株主や取引先に定時株主総会では反対票を投じるよう求める書簡を送った、とのことです。
2021年6月29日に開催された定時株主総会では、創業者と件の長男の姉は取締役の再任に反対票を投じたものの
個人株主らが賛成に回った結果、取締役に再任されることになったとのことです。
創業者と件の長男の姉は件の長男の影響力を会社からなくすことは創業家としての責務でもあるという考えを持っている
ようなのですが、株主総会招集通知を見てみますと、株主提案は行っていないようです。
取締役の選任に関しては、「第1号議案 取締役4名選任の件」という議案が記載されているのみです。
昨年はどうだったのだろうかと思い、株式会社はるやまホールディングスのウェブサイトを見てみましても、
昨年度の定時株主総会の招集通知も決議通知も今ではアップロードされていません。
また、EDINETで臨時報告書を検索してみましても、なぜか今年の定時株主総会の決議に関する臨時報告書しか
ヒットしません(昨年の定時株主総会の終結後に提出された臨時報告書が金融商品取引法上必ずあるはずなのですが)。
ただ、記事その他から想像するに、昨年の定時株主総会においても創業者と件の長男の姉は株主提案を行っていない
のだと思います(昨年も、選任議案が可決した、という表現がなされていますので)。
自らは取締役候補者を挙げることなく、なぜか会社提案の取締役選任議案に反対票を投じる、という投資行動を取るようです。
一般に「物言う株主」("activist")に対する評価というのは様々なのだろうと私は思うのですが、
創業家として信念があるのならば株主提案権を行使して取締役選任議案を提案するべきだと私は考えます。
一般に個人株主というのは会社提案の議案に賛成票を投じるものです。
他の株主からの賛同を得たいのならば、議案を提案しないことには他の株主は賛同のしようがないと私は思います。
昨年も今年も、創業者と件の長男の姉は、件の長男に負けたのではなく、勝つための努力を実はそもそもしていないのです。
「勝つために最もしなければならないこと」をしないのならば、他の株主に熱意や誠意そして衝撃は伝わらないのです。
このような場面では、株主提案という行動("action")を起こさない方が投票で負ける可能性は高くなるのです。
"Risks
of an inaction are much greater than those of an
action."
(行動をしないことによるリスクは行動をすることによるリスクよりもはるかに大きい。)
という言葉がぴったりの("suit")事例だと、創業者ら反対株主の消極的行動(やる気はあるのか、と)を見て思いました。
Just as you regard your parents as your parents, you regard the eldest son in
your family as the eldest son.
In other words, just as members of a family
all share a head of the family's fate from their birth,
members of a family
all will share the eldest son of the family's fate after the head of the family
dies.
That you accept matters about your family as a destiny leads you into
being in a well-being.
人は親のことを親だと思うように、家の長男のことは長男だと思うものなのです。
他の言い方をすれば、家族は皆生まれた時から戸籍筆頭者と一蓮托生であるように、
家族は皆戸籍筆頭者が死んだ後は長男と一蓮托生になるのです。
家に関する事柄を運命だと受け入れると、人は幸福な状態になるのです。
Fluid shareholders are inclined to vote for a proposal proposed by a company and against by a shareholder.
考えが固まっていない株主というのは、会社提案の議案に賛成票を投じ株主提案の議案に反対票を投じる傾向にあるのです。