2021年5月26日(水)

「本日2021年5月26日(水)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. May 26th, 2021), 252 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日（すなわち、2021年5月26日）、EDINETに提出された法定開示書類は合計252冊でした。

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ（昨日現在、合計889日間のコメント）。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク（2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火)）
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その2（2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その3（2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その4（2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その5（2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その6（2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その7（2021年1月1日(金)〜2021年4月30日(金)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その8（2021年5月1日(土)〜）
http://citizen2.nobody.jp/html/202105/PastLinksWithASummaryOfEachComment8.html

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト（"Employee Buyout"）」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

2021年5月19日(水)日本経済新聞
大阪チタ株一部 鉄鋼2社が売却　日本製鉄と神戸鋼
（記事）

R3.05.18 15:41
日本製鉄株式会社
変更報告書　発行： 株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ
（EDINET上と同じPDFファイル）

R3.05.18 14:15
株式会社神戸製鋼所
変更報告書　発行： 株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ
（EDINET上と同じPDFファイル）

2021年5月13日
株式会社神戸製鋼所
持分法適用関連会社の異動に関するお知らせ
ttps://www.kobelco.co.jp/releases/1209141_15541.html

2021年1月29日
株式会社神戸製鋼所
持分法適用関連会社の異動（予定）に関するお知らせ
ttps://www.kobelco.co.jp/releases/1207565_15541.html

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

2021年1月29日
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ
その他の関係会社の異動の予定に関するお知らせ
ttps://www.osaka-ti.co.jp/ir/pdf/news210129_2.pdf

2021年4月30日
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ
主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
ttps://www.osaka-ti.co.jp/ir/pdf/news210430.pdf

2021年5月7日
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ
その他の関係会社の異動に関するお知らせ
ttps://www.osaka-ti.co.jp/ir/pdf/news210507.pdf

2021年5月13日
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ
その他の関係会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
ttps://www.osaka-ti.co.jp/ir/pdf/news210513.pdf

2012年10月1日
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ
主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ
ttps://www.osaka-ti.co.jp/ir/pdf/20121001.pdf

従来から株式会社大阪チタニウムテクノロジーズの筆頭株主は、
住友金属工業株式会社と株式会社神戸製鋼所の2社であったようです（2008年当時はどちらも議決権の23.9％を所有）↓。

2008年4月28日
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ
親会社等に関する事項について
ttps://www.osaka-ti.co.jp/ir/pdf/20080428_02.pdf

株式会社大阪チタニウムテクノロジーズはかつては「住友チタニウム株式会社」という商号でした。
2007年10月1日付けで「住友チタニウム株式会社」から「株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ」へ商号が変更になりました↓。

2007年5月23日
住友チタニウム株式会社
親会社等に関する事項について
ttps://www.osaka-ti.co.jp/ir/pdf/20070523_03.pdf

住友金属工業株式会社と株式会社神戸製鋼所は基本的には両社で同一の議決権所有割合を保持したまま
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズの筆頭株主を担っていたわけなのですが、
短期的には議決権所有割合が住友金属工業株式会社と株式会社神戸製鋼所とで異なっている期間もあったようです。
住友金属工業株式会社と株式会社神戸製鋼所が両社で同一の議決権所有割合とするために、
2005年7月に住友金属工業株式会社が株式の売出しを行ったこともあります。
株式の売出しにおける受渡期日に両社は共に議決権の23.91％を所有する筆頭株主になりました。

2005年7月7日
住友チタニウム株式会社
主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
ttps://www.osaka-ti.co.jp/ir/pdf/kabunushi_idou.pdf

2005年6月29日
住友チタニウム株式会社
新株式発行並びに株式売出しに関するお知らせ
ttps://www.osaka-ti.co.jp/ir/pdf/shinkabusiki.pdf

過去のプレスリリースを見ると、住友金属工業株式会社は所有株式を売出しを通じて売却することが多いように思いました。
2004年にも住友金属工業株式会社は所有株式を売出しを通じて売却しています。
かつての商号の通り、株式会社大阪チタニウムテクノロジーズは住友金属工業株式会社の子会社という側面が
実際には強いのかもしれません。
株式会社神戸製鋼所は比較的近年になって株式会社大阪チタニウムテクノロジーズに資本参加（出資）をするようになった、
という見方を歴史的にはするべきなのかもしれません。
住友金属工業株式会社の子会社という印象を和らげるために、株式会社大阪チタニウムテクノロジーズは商号を変更したり
議決権所有割合を住友金属工業株式会社と株式会社神戸製鋼所とで同一にしているのかもしれません。

2004年11月10日
住友チタニウム株式会社
株式の売出しに関するお知らせ
ttps://www.osaka-ti.co.jp/ir/pdf/uridashi.pdf

○日本製鉄株式会社・・・19.43％→17.22％
○株式会社神戸製鋼所・・・19.43％→14.95％

株式会社大阪チタニウムテクノロジーズのウェブサイト上にあります過去のプレスリリースを見てみましたら、
日本製鉄株式会社と株式会社神戸製鋼所は議決権所有割合を意図的に同一割合にしようとする傾向にあるなと思いました。
このたびの売却では逆に議決権所有割合が同一割合から異なる割合へ変動しているのですが、
過去には議決権所有割合を異なる割合から同一割合へと両社が歩調を合わせる形で変動させたことも現にあります。
上の方に株式会社大阪チタニウムテクノロジーズのウェブサイト上にあります過去のプレスリリースを紹介していますが、
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズはかつて存在した住友金属工業株式会社の子会社だったようです。
端的に言いますと、株式会社神戸製鋼所が住友金属工業株式会社の子会社に出資をした、という過去があるようです。
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズはかつては「住友チタニウム株式会社」という商号だったようですが、
株式会社神戸製鋼所による出資を受けて商号を変更したという背景があるのではないだろうかと私は思いました。
株式会社神戸製鋼所が「R3.05.18 14:15」に提出した変更報告書には【保有目的】について次のように書かれています。

【保有目的】
（2/4ページ）

【保有目的】は「政策投資」と記載されているのですが、株式取得の経緯について次のような記載があります。

>1999年3月新規取得し、以来株式を保有している。

株式会社神戸製鋼所が初めて株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ株式を取得したのは1999年3月であったとのことですが、
その後は、株式会社大阪チタニウムテクノロジーズのかつての親会社であった住友金属工業株式会社が段階的に所有株式を
売却する傾向が出てきた、と株式取得後の推移を踏まえれば言っていいようです。
日本製鉄株式会社の変更報告書を見ますと、今では日本製鉄株式会社の【保有目的】は「政策投資（事業活動の円滑な推進）」
と記載されているのですが、元来的には株式会社大阪チタニウムテクノロジーズは日本製鉄株式会社の子会社だったわけです。
一般に、親会社にとって子会社株式の【保有目的】は「意思決定機関の支配」（グループ経営実現のため）であるわけです。
親会社が子会社株式を売却すれば売却するほど、親会社の【保有目的】は「純投資」に近づくのだろう、とふと思いました。

Kobe Steel, Ltd. has sold a part of its own shares on a face-to-face basis in May, 2021.
Kobe Steel, Ltd. has frequently sold a part of its own shares in a small lot.
Kobe Steel, Ltd. newly acquired the Titanium Company Share in March, 1999.

株式会社神戸製鋼所は所有株式の一部を相対取引で2021年5月に売却しました。
株式会社神戸製鋼所は所有株式の一部を少量ずつ頻繁に売却しています。
株式会社神戸製鋼所は1999年3月にチタン会社株式を新規取得しました。