2021年2月6日(土)


「本日2021年2月6日(土)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. February 6th, 2021), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2021年2月6日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計781日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その7(2021年1月1日(金)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 



2021年1月28日(木)日本経済新聞
東京製綱、意見表明を留保 日鉄によるTOB巡り
(記事)




2021年2月5日(金)日本経済新聞
東京製綱 TOB反対表明 日鉄、敵対的買収に
(記事)


2021年2月6日(土)日本経済新聞
日鉄、事業利益300億円 今期黒字転換 コスト削減が支え
「東京製綱経営再構築が必要」 TOB巡り日鉄副社長
(記事)

 


R3.01.27 16:46
東京製綱株式会社
意見表明報告書 対象: 日本製鉄株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)


R3.02.03 15:27
日本製鉄株式会社
対質問回答報告書 対象: 東京製綱株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)


R3.02.04 16:58
東京製綱株式会社
訂正意見表明報告書 対象: 日本製鉄株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



2021年1月27日
東京製綱株式会社
日本製鉄株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明(留保)のお知らせ
ttp://www.tokyorope.co.jp/info/assets/pdf/20210127_release.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2021年2月3日
東京製綱株式会社
日本製鉄株式会社による当社株式に対する公開買付けに係る対質問回答書の提出について
ttp://www.tokyorope.co.jp/info/assets/pdf/20210203_release.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2021年2月4日
東京製綱株式会社
日本製鉄株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明(反対)のお知らせ
ttp://www.tokyorope.co.jp/info/assets/pdf/20210204_release.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)



 


2021年1月27日
日本製鉄株式会社
東京製綱株式会社株式に対する公開買付けに関して
ttps://www.nipponsteel.com/common/secure/news/20210127_200.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2021年2月3日
日本製鉄株式会社
東京製綱株式会社の意見表明報告書による質問に対する回答に関するお知らせ
ttps://www.nipponsteel.com/common/secure/news/20210203_100.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





2021年2月4日
日本製鉄株式会社
東京製綱株式会社による意見表明(反対)について
ttps://www.nipponsteel.com/common/secure/news/20210204_100.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





「東京製綱株式会社の株価の公開買付開始前後の値動き」

 


日本製鉄株式会社が経営への関与を強めることを目的に東京製綱株式会社株式に対して公開買付を実施するという事例
に関する過去のコメント↓。

2021年1月25日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/20210125.html

 

 


【コメント】
日本製鉄株式会社が経営への関与を強めることを目的に東京製綱株式会社株式に対して公開買付を実施するという事例
に進展があったのですが、この事例についての新聞記事と法定開示書類とプレスリリースを紹介しています。
この事例について一言だけコメントを書きたいと思います。
日本製鉄株式会社による公開買付は2021年1月22日から始まっていたのですが(何の協議もなく突然開始されたとのことです)、
その後、東京製綱株式会社は2021年2月4日に日本製鉄株式会社による公開買付に反対の意見表明を行いました。
反対の意見表明を受けた後も日本製鉄株式会社は特段新しい提案や自社の考え方などの発表は行っていないのですが、
日本製鉄株式会社は2021年2月5日に決算記者会見を行い、その席上で副社長が「東京製綱株式会社の企業価値を高めるために
経営体制の再構築が必要だ」と語ったとのことです(意見表明に関わらず、株式取得の方針に変更はないということでしょう)。
さて、2021年1月25日(月)のコメントで紹介した法定開示書類になりますが、日本製鉄株式会社が「R3.01.22 10:15」に提出した
公開買付届出書には、日本製鉄株式会社と東京製綱株式会社との間の取引状況について記載がありますので紹介します↓。

第3【公開買付者と対象者との取引等】
1【公開買付者と対象者又はその役員との間の取引の有無及び内容】
(1) 公開買付者と対象者との取引
(2) 公開買付者と対象者の役員との間の取引の有無及び内容
2【公開買付者と対象者又はその役員との間の合意の有無及び内容】
(30/34ページ)

記載されている取引内容は、「@公開買付者から対象者への各種線材の販売」、「A公開買付者から対象者への委託加工母材」
の販売(上記外数)」、「B対象者から公開買付者への委託加工製品の販売」、「C対象者から公開買付者へのロープの販売」
の4種類の取引です(「@公開買付者から対象者への各種線材の販売」が金額面では最も多額となっています)。
現実には有価証券報告書でも事細かに全ての取引と金額を記載し切れるわけではありませんので、投資家保護の観点から、
特に他の開示情報でも開示をしていない事柄についてはこのような形で情報を開示する必要があります。
この記載は公開買付への応募を検討するに際し投資家の投資判断の重要な材料になります。
それから、「鋼」は元々鉄製の「綱」(ロープ)を作るための材料であることから商号に「綱」という漢字が用いられています。

「東京製綱株式会社のウェブサイトのトップページ(『東京製鋼株式会社』ではなく『東京製綱株式会社』です。)」


In practice, even an Annual Securities Report is not able to describe each and every transaction made by an issuer.

実務上は、有価証券報告書でさえ発行者が行った各取引いずれも皆を記述することはできないのです。

A Chinese character used in a trade name "Tokyo Rope MFG Co., Ltd." is never an error in writing.
That Chinese character has a profound origin in it.

「東京製綱株式会社」という商号に使われている漢字は決して誤記ではありません。
その漢字には深遠な由縁があるのです。

Seldom do people in this society know the fact that a "Forged Steel" (a "Carbon-inside Steel")
is originally a material for a steel "rope."

「鋼」(「炭素を含有する鉄」)は元々は鋼鉄製の「綱」の材料であることを知っている人はこの社会にめったにいない。