2021年1月13日(水)

「本日2021年1月13日(水)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. January 13th, 2021), 276 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日（すなわち、2021年1月13日）、EDINETに提出された法定開示書類は合計276冊でした。

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ（昨日現在、合計757日間のコメント）。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク（2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火)）
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その2（2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その3（2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その4（2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その5（2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その6（2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その7（2021年1月1日(金)〜）
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト（"Employee Buyout"）」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

2020年11月14日(金)日本経済新聞
プレサンスを連結子会社化に　オープンH、TOBで
（記事）

2020年11月16日(月)日本経済新聞　公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
株式会社オープンハウス
（記事）

R2.11.16 11:23
株式会社オープンハウス
公開買付届出書　対象： 株式会社プレサンスコーポレーション
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.11.16 11:43
株式会社プレサンスコーポレーション
意見表明報告書　対象： 株式会社オープンハウス
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.12.21 15:39
株式会社オープンハウス
訂正公開買付届出書　対象： 株式会社プレサンスコーポレーション  
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.12.24 15:50
株式会社オープンハウス
訂正公開買付届出書　対象： 株式会社プレサンスコーポレーション  
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.11.13 15:37
株式会社プレサンスコーポレーション
有価証券届出書（参照方式）
（EDINET上と同じPDFファイル）

2020年4月6日
株式会社オープンハウス
株式会社オープンハウス及び株式会社プレサンスコーポレーションによる資本業務提携契約の締結に関するお知らせ
ttps://openhouse-group.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/3288_20200403489858_P01_.pdf

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

2020年4月6日
株式会社オープンハウス
株式会社プレサンスコーポレーションの株式取得（持分法適用関連会社化）に関するお知らせ
ttps://openhouse-group.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/3288_20200403489831_P01_.pdf

2020年5月8日
株式会社オープンハウス
株式会社プレサンスコーポレーションの株式取得完了のお知らせ
ttps://openhouse-group.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/3288_20200507405965_P01_.pdf

2020年8月14日
株式会社オープンハウス
営業外収益の計上に関するお知らせ
ttps://openhouse-group.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/3288_20200813481664_P01_.pdf

2020年11月13日
株式会社オープンハウス
株式会社プレサンスコーポレーションとの資本業務提携契約の変更等に関する合意書の締結、公開買付けの開始
及び第三者割当資の引受けに関するお知らせ
ttps://openhouse-group.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/3288_20201113423929_P01_.pdf

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

2020年4月6日
株式会社プレサンスコーポレーション
株式の売出し、主要株主及び主要株主である筆頭株主並びにその他の関係会社の異動に関するお知らせ
ttps://www.pressance.co.jp/lacne/news/upload/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%A3%B2%E5%87%BA%E3%81%97%E3%80%81%E4%B8%BB%E8
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2020年5月8日
株式会社プレサンスコーポレーション
株式会社オープンハウスによる当社普通株式の取得完了並びに主要株主及び主要株主である筆頭株主
並びにその他の関係会社の異動に関するお知らせ
ttps://www.pressance.co.jp/lacne/news/upload/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3
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（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

2020年11月13日
株式会社プレサンスコーポレーション
株式会社オープンハウスによる当社株券に対する公開買付けに関する意見表明、
及び同社との資本業務提携契約の変更等に関する合意書の締結に関するお知らせ
ttps://www.pressance.co.jp/lacne/news/upload/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3
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2020年11月13日
株式会社プレサンスコーポレーション
第三者割当による新株式発行に関するお知らせ
ttps://www.pressance.co.jp/lacne/news/upload/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E8%80%85%E5%89%B2%E5%BD%93%E3%81%AB%E3%82%88%E3
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%89%E3%81%9B.pdf

【コメント】
株式会社オープンハウスが株式会社プレサンスコーポレーションを連結子会社化することを目的に公開買付と
第三者割当増資の引受を行う（公開買付へ十分な応募がなかった場合にのみ第三者割当増資の引受を行う）、とのことです。
第三者割当増資の払込みは公開買付期間の末日の翌営業日から決済日の前営業日までに実施される予定であるとのことですが、
株式市場の投資家から見るとこの取引は実質的に「別途買付」ではないかと言いたくなるのではないかと思いました。
公開買付届出書を見て、"Oh, year?"（「へえそうかい。」 （不信の表現））とぷんぷんした投資家もいたことでしょう。
それから、株式会社オープンハウスが2020年8月14日に発表したプレスリリース「営業外収益の計上に関するお知らせ」には、
2020年9月期第3四半期の連結決算において計上した営業外収益について、次のように書かれています↓。

1. 営業外収益の計上について
（1/1ページ）

少し意外な気がしますが、株式会社オープンハウスは株式会社プレサンスコーポレーションを2020年5月8日付けで
持分法適用関連会社としたばかりであるわけですが、その際に持分法適用上負ののれんが発生したということのようです。
株式会社オープンハウスは日本基準を適用しているのですが、日本基準に従って負ののれんを償却したのでしょう。
株式会社オープンハウスが行ったこの会計処理自体は何の問題もないわけですが、
世の中には「のれんは償却しない。」という会計処理方法を定めている会計基準もあるわけです。
その最も典型的な会計基準がIFRS（国際会計基準）であるわけですが、
仮に株式会社オープンハウスがIFRSを適用しているとしたら持分法適用上ののれんも償却しない、
という考え方になるはずだと思いました。
話を一般化すれば、「全部連結上ののれんは償却しないという考え方を採用する場合は持分法適用上ののれんも償却しない。」
という考え方になるはずだと思いました。
個人的には、全部連結上ののれんと持分法適用上ののれんは本質的に（＝仕訳を書き進めていく中で）異なる部分もある
（つまり、発生の仕方、計上のされ方が異なる）ように感じるわけですが、「投資差額」（投資額と資本額との差異）
という捉え方をする限りは両者は同じような概念の勘定科目という言い方をしてもよいのだろうと思います。
そうしますと、上記のような考え方になるはずだと思いました。
また、全部連結上であろうが持分法適用上であろうが、減損テストを行うことを含めて「のれんの減損処理を行う」という
考え方を採用する場合は、「規則的にのれんを償却する」という考え方をまず先に採用しなければならないと私は考えます。
話を一般化して言えば、「のれんは規則的に償却することにしている、だから、のれんの減損処理を行うこともある（できる）。」
という考え方になるはずです（逆から言えば、「償却しない勘定科目はそもそも減損処理自体を行えない。」はずです）。
連結会計は非常に難しいのですが、この考え方（論理のつながり）自体は小学校の算数が理解できるなら分かるでしょう。

Under certain accounting standards, a goodwill on an equity method ought not to be amortized.
The most typical accounting standard among them is the IFRS.
And, abstractly speaking, "No impairment without depreciation."
That is to say, an impairment presupposes a depreciation or an amortization in theory.
I don't know whether the origin of a trade name "Pressance" is "presuppose Sansu (arithmetic)" or not, though.

一定の会計基準の下では、持分法適用上ののれんは償却するべきではありません。
それらの中で最も典型的な会計基準がIFRSです。
それから、抽象的に言えば、「償却なくんば減損なし。」なのです。
すなわち、理論的には減損は償却（有形固定資産の償却や無形資産の償却）を前提としているのです。
「プレサンス」という商号の由来は「presuppose 算数」なのかどうかについては私には分かりませんが。