2021年1月11日(月)

「本日2021年1月11日(月)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. January 11th, 2021), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日（すなわち、2021年1月11日）、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ（昨日現在、合計755日間のコメント）。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク（2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火)）
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その2（2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その3（2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その4（2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その5（2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その6（2020年9月1日(火)〜2020年12月31日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その7（2021年1月1日(金)〜）
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト（"Employee Buyout"）」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

2020年11月10日(火)日本経済新聞　公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
テイ・エステック株式会社
（記事）

R2.11.10 15:01
テイ・エス　テック株式会社
公開買付届出書　対象： 株式会社今仙電機製作所
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.11.10 15:51
株式会社今仙電機製作所
意見表明報告書　対象： テイ・エス　テック株式会社
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.12.09 15:27
テイ・エス　テック株式会社
公開買付報告書　対象： 株式会社今仙電機製作所
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.12.09 15:57
株式会社今仙電機製作所
臨時報告書　臨報提出事由：第19条第2項第4号
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.11.09 16:36
株式会社今仙電機製作所
有価証券届出書（組込方式）
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.11.10 14:00
株式会社今仙電機製作所
訂正有価証券届出書（組込方式）
（EDINET上と同じPDFファイル）

R2.11.12 15:47
株式会社今仙電機製作所
訂正有価証券届出書（組込方式）
（EDINET上と同じPDFファイル）

2020年11月9日
テイ・エステック株式会社
株式会社今仙電機製作所との資本業務提携契約の締結並びに株式会社今仙電機製作所株式に対する公開買付けの開始
及び第三者割当増資の引受けに関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7313/tdnet/1900764/00.pdf

2020年12月9日
テイ・エステック株式会社
株式会社今仙電機製作所株式に対する公開買付けの結果及び持分法適用関連会社の異動に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7313/tdnet/1911870/00.pdf

2020年12月24日
テイ・エステック株式会社
株主優待制度の変更に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7313/tdnet/1915585/00.pdf

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

2020年11月12日
株式会社今仙電機製作所
(訂正)「テイ・エス テックによる当社株券に対する公開買付けに関する意見表明、同社との資本業務提携、
及び同社を割当予定先とする第三者割当による新株式発行に関するお知らせ」の一部訂正に関するお知らせ
ttp://www.imasen.co.jp/pdf/re201112.pdf

2020年12月9日
株式会社今仙電機製作所
テイ・エス テックによる当社株券に対する公開買付けに関する結果、第三者割当による新株式発行に係る経過
並びに主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ
ttp://www.imasen.co.jp/pdf/re201209.pdf

2020年12月16日
株式会社今仙電機製作所
第三者割当による新株式発行の払込完了に関するお知らせ 
ttp://www.imasen.co.jp/pdf/re201216.pdf

有価証券上場規程（東京証券取引所）

（第三者割当に係る遵守事項）
第４３２条
　上場会社は、第三者割当による募集株式等の割当てを行う場合（施行規則で定める議決権の比率が２５％以上となる場合に
限る。）又は当該割当て及び当該割当てに係る募集株式等の転換又は行使により支配株主が異動する見込みがある場合は、
次の各号に掲げる手続のいずれかを行うものとする。ただし、当該割当ての緊急性が極めて高いものとして
施行規則で定める場合はこの限りでない。
（１）　経営者から一定程度独立した者による当該割当ての必要性及び相当性に関する意見の入手
（２）　当該割当てに係る株主総会決議などによる株主の意思確認

上場有価証券の発行者の会社情報の適時開示等に関する規則（名古屋証券取引所、昭和63.6.1、平成11.9.1変更、21.11.9全文変更）

（第三者割当に係る遵守事項）
第34条
上場会社は、第三者割当による募集株式等（募集株式並びに会社法第238条第１項に規定する募集新株予約権（処分する
自己新株予約権を含む。）及びこれに相当する外国の法令の規定により割り当てる新株予約権をいう。以下同じ。）の割当て
を行う場合（当取引所が定める議決権の比率が25％以上となる場合に限る。）又は当該割当て及び当該割当てに係る募集株式等
の転換又は行使により支配株主が異動する見込みがある場合は、次の各号に掲げる手続のいずれかを行わなければならない。
ただし、当該割当ての緊急性が極めて高いものとして当取引所が定める場合はこの限りでない。
(1) 経営者から一定程度独立した者による当該割当ての必要性及び相当性に関する意見の入手
(2) 当該割当てに係る株主総会決議などによる株主の意思確認

【コメント】
紹介している記事と法定開示書類とプレスリリースを題材にして、一言だけコメントを書きたいと思います。
ホンダ系シートメーカーのテイ・エステック株式会社が自動車部品会社の株式会社今仙電機製作所を持分法適用関連会社
とすることを目的に（合計34％以上を保有することが目的）、公開買付と第三者割当増資の引き受けを実施するとのことです。
ただ、計画されていた一連の取引は全て既に完了しています。
公開買付は既に成立していますし、また、第三者割当増資も実施済みとなっています。
公開買付には、買付予定数の下限は設定されていませんでしたが、買付予定数の上限が設定されており、
公開買付には買付予定数の上限を超える応募がありました。
公開買付によりテイ・エステック株式会社は株式会社今仙電機製作所の議決権の29.45％を取得するに至りました。
公開買付の決済日である2020年12月15日(火曜日)付けでテイ・エステック株式会社は株式会社今仙電機製作所を
持分法適用関連会社としました。
そして、公開買付の決済日の翌日である2020年12月16日(水曜日)にテイ・エステック株式会社は
株式会社今仙電機製作所が実施する第三者割当増資を引き受け、
テイ・エステック株式会社は株式会社今仙電機製作所の議決権の34.75％を取得するに至りました。
テイ・エステック株式会社は持分法適用関連会社株式の追加取得を行った、ということになります。
テイ・エス　テック株式会社が「R2.11.10 15:01」に提出した公開買付届出書には、
株式会社今仙電機製作所が実施する第三者割当増資について次のような記載があります↓。

第１【公開買付要項】　３【買付け等の目的】　(1) 本公開買付けの概要
（2/38ページ）

プレスリリースの記載内容と証券取引所の規則を踏まえますと、発行者が議決権の数が25％以上増加する第三者割当増資を
実施するという場合は（さらに株主総会を回避したい場合は）、独立第三者からの意見入手が必要となるとのことです。
これは昨日の「TCSグループ」の事例を参考に考えたのですが、発行者が意見入手のために依頼を行った独立第三者への報酬を
発行者ではなく株式の引受者が負担するという場合は、その負担額を株式の取得価額に含めるという考え方もあると思いました。
それから、テイ・エステック株式会社が2020年12月24日に発表したプレスリリース「株主優待制度の変更に関するお知らせ」には、
保有株式数に加え、新たに「継続保有年数」を勘案した株主優待制度を導入する予定である旨記載されているのですが、
これも昨日の「TCSグループ」の創業者の事例を参考に考えたのですが、「株主の属性」を勘案した株主優待制度も考えられる
と思いました（一般投資家に有利になるように、例えば創業者や支配株主には株主優待を「不贈呈」とするわけです）↓。

２. 変更の内容
（1〜2/2ページ）


What if a subscriber for a share pays a fee to an entity which has a specific degree of
an independence of management instead of an issuer?

発行者の代わりに株式の引受者が経営者から一定程度独立した者に対する報酬を支払うとしたらどうでしょうか？

One idea is that an attribute of a shareholder is taken into consideration.
For example, neither a founder nor a controlling shareholder is not given a shareholder benefit by a company.

1つの案は、株主の属性を勘案するというものです。
例えば、会社は創業者と支配株主には株主優待を贈呈しないというものです。