2021年1月10日(日)
「本日2021年1月10日(日)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」
本日（すなわち、2021年1月10日）、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。
2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ（昨日現在、合計754日間のコメント）。↓
各コメントの要約付きの過去のリンク（2018年12月18日(火)～2019年4月30日(火)）
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その2（2019年5月1日(水)～2019年8月31日(土)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その3（2019年9月1日(日)～2019年12月31日(火)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その4（2020年1月1日(水)～2020年4月30日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その5（2020年5月1日(金)～2020年8月31日(月)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その6（2020年9月1日(火)～2020年12月31日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その7（2021年1月1日(金)～）
http://citizen2.nobody.jp/html/202101/PastLinksWithASummaryOfEachComment7.html
ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト（"Employee Buyout"）」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html
2020年12月17日(木)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
TCSカンパニー株式会社
公開買付開始公告についてのお知らせ
TCSカンパニー株式会社
公開買付開始公告についてのお知らせ
TCSカンパニー株式会社
（記事）
R2.12.17
ＴＣＳカンパニーズ株式会社
公開買付開始公告
（EDINET上と同じhtmlファイル）
R2.12.17
ＴＣＳカンパニーズ株式会社
公開買付開始公告
（EDINET上と同じhtmlファイル）
R2.12.17
ＴＣＳカンパニーズ株式会社
公開買付開始公告
（EDINET上と同じhtmlファイル）
R2.12.17 11:17
アンドール株式会社
意見表明報告書 対象： ＴＣＳカンパニーズ株式会社
（EDINET上と同じPDFファイル）
R2.12.17 11:07
ＴＣＳカンパニーズ株式会社
公開買付届出書 対象： 株式会社アイレックス
（EDINET上と同じPDFファイル）
R2.12.17
11:35
株式会社アイレックス
意見表明報告書 対象： ＴＣＳカンパニーズ株式会社
（EDINET上と同じPDFファイル）
R2.12.17 11:06
ＴＣＳカンパニーズ株式会社
公開買付届出書 対象： 株式会社テクノ・セブン
（EDINET上と同じPDFファイル）
R2.12.17 11:31
株式会社テクノ・セブン
意見表明報告書 対象： ＴＣＳカンパニーズ株式会社
（EDINET上と同じPDFファイル）
2020年12月16日
アンドール株式会社
TCSカンパニーズ株式会社によるアンドール株式会社株式（証券コード：4640）に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
ttps://www.andor.co.jp/dl-data/ir/irnews_20201216-1.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
2020年12月16日
アンドール株式会社
親会社であるTCSホールディングス株式会社の完全子会社であるTCSカンパニーズ株式会社による当社株式に対する
公開買付けに係る賛同の意見表明及び応募推奨に関するお知らせ
ttps://www.andor.co.jp/dl-data/ir/irnews_20201216-4.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
2020年12月16日
アンドール株式会社
業績予想の修正に関するお知らせ
ttps://www.andor.co.jp/dl-data/ir/irnews_20201216-3.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
2020年12月16日
アンドール株式会社
2021年3月期配当予想の修正（無配）に関するお知らせ
ttps://www.andor.co.jp/dl-data/ir/irnews_20201216-2.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
2020年12月16日
株式会社テクノ・セブン
親会社であるＴＣＳホールディングス株式会社の完全子会社であるＴＣＳカンパニーズ株式会社による
当社株式に対する公開買付けに係る賛同意見表明及び応募推奨に関するお知らせ
ttps://www.techno7.co.jp/ir/wp/wp-content/uploads/2020/12/%E8%A6%AA%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B
%EF%BC%B4%EF%BC%A3%EF%BC%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%EF%BC%88%E6
%A0%AA%EF%BC%89%E3%81%AE%E5%AE%8C%E5%85%A8%E5%AD%90%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%EF%BC%B4%EF%BC
%A3%EF%BC%B3%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BA%EF%BC%88%E6%A0%AA%EF%BC%89%E3%81%AB%E3%82%88
%E3%82%8B%E5%BD%93%E7%A4%BE%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%85%AC%E9%96%8B%E8%B2%B7%E4%BB%98%E3%81%91%E3
%81%AB%E4%BF%82%E3%82%8B%E8%B3%9B%E5%90%8C%E6%84%8F%E8%A6%8B%E8%A1%A8%E6%98%8E%E5%8F%8A%E3%81%B3%E5%BF%9C%E5%8B
%9F%E6%8E%A8%E5%A5%A8.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
2020年12月16日
株式会社テクノ・セブン
2021年3月期配当予想の修正（無配）に関するお知らせ
ttps://www.techno7.co.jp/ir/wp/wp-content/uploads/2020/12/2021%E5%B9%B4%EF%BC%93%E6%9C%88%E6%9C%9F%E9%85%8D%E5
%BD%93%E4%BA%88%E6%83%B3%E3%81%AE%E4%BF%AE%E6%AD%A3%EF%BC%88%E7%84%A1%E9%85%8D%EF%BC%89%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81
%99%E3%82%8B%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B.pdf
（ウェブサイト上と同じPDFファイル）
【コメント】
紹介している法定開示書類とプレスリリースを題材にして、一言だけコメントを書きたいと思います。
TCSホールディングス株式会社が連結子会社であるアンドール株式会社と株式会社アイレックスと株式会社テクノ・セブン
の3社を完全子会社化するために同時に3社に対し公開買付を実施する、とのことです。
法律上の公開買付者の名称は「TCSカンパニーズ株式会社」であるわけですが、「TCSカンパニーズ株式会社」は、
TCSホールディングス株式会社の完全子会社であり、これら3社の株式を取得するための特別目的会社であるとのことです。
TCSホールディングス株式会社は、グループ子会社による間接保有分を含めて、アンドール株式会社の議決権の「54.27％」を、
株式会社アイレックスの議決権の「51.85％」を（さらに、普通株式への転換権が付されたA種優先株式の潜在議決権割合は
「27.34％」に相当しますので、A種優先株式の分まで含まれば所有議決権割合は合計「79.19％」になります）、
そして株式会社テクノ・セブンの議決権の「59.19％」を所有しています。
今でもそのような呼び方をするのかもしれませんが、例えば日本で一種のITブームのようなことが起こった2000年頃、
TCSホールディングス株式会社のことは「TCSグループ」（東京コンピュータサービス）と呼んでいたのではなかったかと思います。
各法定開示書類を読みましても、やはりTCSホールディングス株式会社とはいわゆる「TCSグループ」のことのようです。
「TCSグループ」の創業者については、当時ビジネス雑誌でよく取り上げられていたように思います。
参考までに、法律上の公開買付者である「TCSカンパニーズ株式会社」が「R2.12.17
11:07」に提出した公開買付届出書
（対象会社名：アンドール株式会社）から「TCSグループ」の創業者について記載してある部分を紹介したいと思います↓。
第１【公開買付要項】 ３【買付け等の目的】
(2)
本公開買付けの実施を決定するに至った背景、目的及び意思決定の過程、並びに本公開買付け後の経営方針
①
本公開買付けの実施を決定するに至った背景、目的及び意思決定の過程
（4/46ページ）
「TCSグループ」の創業者は既に逝去しているとのことです。
このたびの公開買付との関連で言いますと、「TCSグループ」の創業者が生前所有していた株式の一部については
名義書換手続きが未了とのことですが、今のままですと公開買付への応募（この場合はアンドール株式会社株式の応募）が
できない状態なのではないかと思いますので、早急に名義書換手続きを完了させ相続人が応募の手続きをする必要があるでしょう。
それから、先ほども書きましたように、TCSホールディングス株式会社は3社同時に公開買付を実施するわけなのですが、
TCSホールディングス株式会社は対象会社3社の議決権の過半数を既に所有している（3社全てがその連結子会社）わけです。
対象会社3社が発表しているプレスリリースのタイトルにも「親会社であるTCSホールディングス株式会社」と明記されています。
それで、アンドール株式会社が2020年12月16日に発表したプレスリリース「業績予想の修正に関するお知らせ」には、
公開買付に対する意見表明の検討に伴い支払いを行ったアドバイザー報酬について次のような記載があるのですが、
このアドバイザー報酬を「親会社である」株式取得者が負担した場合、株式の取得価額に含めるという考え方もあると思いました↓。
(2) 修正の理由
（1/1ページ）
The
deceased founder of the TCS Group still stays appearing in a shareholder
register of some group companies
in name even as of now because a procedure
for a transfer of a title has not been completed
yet.
（今は故人となったTCSグループの創業者は、名義書換手続きが未了であるために、
現時点においてもグループ会社の株主名簿にいまだに名義としては記載されているままなのです。）
What if a tender offerer pays an advisor fee in question instead of a subject
company?
（対象会社の代わりに公開買付者が論点となっているアドバイザー報酬を支払うとしたらどうでしょうか？）
