2020年11月15日(日)



「本日2020年11月15日(日)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. November 15th, 2020), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年11月15日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計698日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 


2020年11月10日(火)日本経済新聞
関西みらい、完全子会社化 りそな 三井住友などから株取得
(記事)




2020年11月10日(火)日本経済新聞
関西みらい、一頭体制に 三井住友、りそなに全株放出 メガ銀発の地銀再編も
(記事)




2020年11月11日(水)日本経済新聞
関西みらい、資本基盤拡充 りそな完全子会社化発表 取引先支援へ
(記事)




2020年11月11日(水)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
株式会社りそなホールディングス
(記事)

 

 


R2.11.11
株式会社りそなホールディングス
公開買付開始公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)




R2.11.11 14:25
株式会社りそなホールディングス
公開買付届出書 対象: 株式会社関西みらいフィナンシャルグループ  
(EDINET上と同じPDFファイル)



R2.11.11 15:01
株式会社関西みらいフィナンシャルグループ
意見表明報告書 対象: 株式会社 りそなホールディングス
(EDINET上と同じPDFファイル)




R2.11.11 14:55
株式会社りそなホールディングス
臨時報告書 臨報事由:第19条第2項第6号の2
(EDINET上と同じPDFファイル)



R2.11.10 17:09
株式会社関西みらいフィナンシャルグループ
臨時報告書 臨報事由:第19条第2項第6号の2
(EDINET上と同じPDFファイル)




R2.11.10 17:10
株式会社関西みらいフィナンシャルグループ
臨時報告書 臨報事由:第19条第2項第4号
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



2020年11月10日
株式会社りそなホールディングス
株式会社関西みらいフィナンシャルグループ株券等(証券コード 7321)に対する 公開買付けの開始に関するお知らせ
ttps://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/hd_c/download_c/files/20201110_9a.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年11月10日
株式会社りそなホールディングス
株式会社関西みらいフィナンシャルグループ
株式会社りそなホールディングスによる株式会社関西みらいフィナンシャルグループの完全子会社化に向けた
株式交換契約の締結(簡易株式交換)等に関するお知らせ
ttps://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/hd_c/download_c/files/20201110_7a.pdf
ttps://www.kmfg.co.jp/news/kmfg_c/download_c/files/20201110_13f.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年11月10日
株式会社りそなホールディングス
株式会社関西みらいフィナンシャルグループ
りそなグループ経営態勢の強化に向けて〜関西みらいフィナンシャルグループ完全子会社化〜
ttps://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/hd_c/download_c/files/20201110_5a.pdf
ttps://www.kmfg.co.jp/news/kmfg_c/download_c/files/20201110_18f.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 


2020年11月10日
株式会社関西みらいフィナンシャルグループ
当社親会社である株式会社りそなホールディングスによる当社株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ
ttps://www.kmfg.co.jp/news/kmfg_c/download_c/files/20201110_14f.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年11月10日
株式会社関西みらいフィナンシャルグループ
その他の関係会社及び主要株主の異動に関するお知らせ
ttps://www.kmfg.co.jp/news/kmfg_c/download_c/files/20201110_15f.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 





注:
現在でも銀行業界は「規制産業」だとしばしば言われるわけですが、金融当局からの指導が厳しい銀行業界においては
「日々の銀行業を営むに際しては、完全親会社よりも金融当局の方が強い。」
ということがあるのかもしれないなとこのたびの事例に触れて改めて思いました。
「融資先や預金者宅にアーガイル柄の靴下を履いて行ってはならない。」
という行政指導が金融当局から全国の銀行各行に対して通達されるということもあるのかもしれないなと思いました。
株式会社関西みらいフィナンシャルグループのウェブサイトには、次のようなプレスリリースがありましたが、
プレスリリースを読んで、「銀行における日々の業務の支配者とは誰か?」という点について考えさせられました。


2020年6月26日
株式会社関西みらいフィナンシャルグループ
支配株主等に関する事項について
ttps://www.kmfg.co.jp/news/kmfg_c/download_c/files/20200626_5f.pdf

(ウェブサイト上と同じファイルPDF)

 

 

 



【コメント】
株式会社りそなホールディングスが株式交換を実施することに関連して「R2.11.11 14:55」に臨時報告書を提出しています。
臨時報告書の提出理由は、簡単にまとめると次のようになります。
「株式会社りそなホールディングスが、2020年11月10日開催の取締役会において自社を株式交換完全親会社、
自社の連結子会社である株式会社関西みらいフィナンシャルグループを株式交換完全子会社とする株式交換を
実施することを決議し、同日、株式会社関西みらいフィナンシャルグループとの間で株式交換契約を締結したこと。」
臨時報告書には、株式交換の当事会社2社について、次のように記載されていますので紹介します。

2【報告内容】
(1) 本株式交換の相手会社に関する事項
@ 商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
(2/73ページ)

(5) 本株式交換の後の株式交換完全親会社となる会社の商号、本店の所在地、代表者の氏名、
資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
(30/73ページ)


From a standpoint of a juridical person which operates exactly a banking business inside it,
it is not its controlling shareholder such as a certain Financial Group
but the Financial Authorities such as the Financial Services Agency that are a controlling being in practice.
The Financial Authorities always Supervise operations inside a bank.
The Administrative Guidance ordered by the Financial Authorities sometimes Distorts
a banking group's corporate governance including a management plan or an action plan drawn by the banking group.
It is a bank's fate to operate a banking business in alignment with the "SDG" in a bank industry.
"S" is the "Supervision," "D" is the "Distortion" and "G" is the "Guidance."
And, the Financial Authorities intrude their opinions upon banks as the Financial Regulations,
and, perhaps they can introduce a marriage partner to each and every bankclerk for security reasons.
In a bank industry, a baton (a symbol of the authority) is mightier than a vote (a symbol of an investment).
And, in a bank industry, a direction of the authorities is mightier than a director of a company.
The Financial Authorities may scold both in Osaka saying, "Nambo no Monjai." (Who do you think you are?)

社内で銀行業そのものを営んでいる法人の立場から言えば、実務上支配をしている存在というのは、
何々フィナンシャル・グループのような自社の支配株主ではなく金融庁のような金融当局なのです。
金融当局は銀行内部の業務を常に監督します。
金融当局が通達する行政指導は時に自社グループが策定した経営計画やアクション・プランを含む
銀行グループのコーポレート・ガバナンスをゆがめます。
銀行業界における「SDG」と一列になって銀行業を営むのは銀行の宿命なのです。
「S」は「監督」("Supervision")であり、「D」は「ゆがみ」("Distortion")であり、「G」は「指導」("Guidance")です。
そして、金融当局は金融規制として銀行に当局の意見を押し付けるわけなのですが、
ひょっとしたら保安上の理由から行員1人1人に結婚相手を紹介することもあるかもしれません。
銀行業界においては、バトン(権力の象徴)は議決権(出資の象徴)よりも強いのです。
そして、銀行業界においては、当局からの指図は会社の取締役よりも強いのです。
金融当局は大阪で両社に「なんぼのもんじゃい。」(何様だと思っているんだ。)と言って叱責するかもしれません。