2020年11月10日(火)

「本日2020年11月10日(火)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. November 10th, 2020), 685 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日（すなわち、2020年11月10日）、EDINETに提出された法定開示書類は合計685冊でした。

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ（昨日現在、合計693日間のコメント）。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク（2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火)）
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その2（2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その3（2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火)）
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その4（2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その5（2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月)）
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク　その6（2020年9月1日(火)〜）
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト（"Employee Buyout"）」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

2017年2月27日(月)日本経済新聞　公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
富士フィルム株式会社
（記事）

2017年4月5日(水)日本経済新聞
■富士フィルムホールディングス　和光純薬へのTOB終了
（記事）

H29.02.27 09:45
富士フイルム株式会社
公開買付届出書　対象： 和光純薬工業株式会社
（EDINET上と同じPDFファイル）




H29.02.27 10:11
和光純薬工業株式会社
意見表明報告書　対象： 富士フイルム株式会社
（EDINET上と同じPDFファイル）

H29.04.04 16:26
富士フイルム株式会社
公開買付報告書　対象： 和光純薬工業株式会社 
（EDINET上と同じPDFファイル）
 

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

2017年2月24日
富士フイルムホールディングス株式会社
当社完全子会社による和光純薬工業株式会社株券に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
ttps://ir.fujifilm.com/ja/investors/ir-news/news-5115093451168178900/main/0/link/ff_irnews_20170224_001j.pdf

2017年4月4日
富士フイルムホールディングス株式会社
当社完全子会社による和光純薬工業株式会社株券に対する公開買付けの結果に関するお知らせ
ttps://ir.fujifilm.com/ja/investors/ir-news/news-5888848012627783824/main/0/link/ff_irnews_20170404_001j.pdf

富士フイルムの開示資料

「和光純薬工業株式会社株券に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」
ttps://asset.fujifilm.com/holdings/files/2020-01/d99e94339be0cf4870ac832f0d1b2bc0/0404_01_01.pdf

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

（ウェブサイト上と同じPDFファイル）

2017年2月24日
富士フイルム和光純薬株式会社
自己株式の取得結果および取得終了に関するお知らせ（会社法第156条第1項に基づく自己株式の取得）
ttp://ffwk.fujifilm.co.jp/news/pack/pdf/20170224_1.pdf

2017年2月24日
和光純薬工業株式会社
富士フイルム株式会社による当社株券に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ
ttp://ffwk.fujifilm.co.jp/news/pack/pdf/20170224_2.pdf

2017年4月4日
和光純薬工業株式会社
富士フイルム株式会社による当社株券に対する公開買付けの結果
並びに親会社 および主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
ttp://ffwk.fujifilm.co.jp/news/pack/pdf/20170404.pdf

2017年10月2日
和光純薬工業株式会社
和光純薬工業「富士フイルム和光純薬」ヘ社名を変更
ttp://ffwk.fujifilm.co.jp/news/articlenr_171002.html

2018年4月2日
和光純薬工業株式会社（新商号・富士フイルム和光純薬株式会社）
「富士フイルム和光純薬」として新たにスタート
ttp://ffwk.fujifilm.co.jp/news/pack/pdf/20180402.pdf

「PDF出力・印刷したファイル」

和光純薬工業株式会社は2017年6月26日に有価証券報告書を提出していますが、
その時点で既に株式は上場廃止になっていたはずですので、
理論上は和光純薬工業株式会社は有価証券報告書を提出する必要はなかったはずです↓。

H29.06.26 13:58
和光純薬工業株式会社
有価証券報告書−第144期(平成28年4月1日−平成29年3月31日)  
（EDINET上と同じPDFファイル）

富士ゼロックス株式会社は機器の保守・点検を除けば販売機能に特化した会社である、という言い方ができると思います。
富士フイルム株式会社と富士ゼロックス株式会社が何らかの形で販売機能を統合するということには
経営上メリットがあるのではないかと私は考えます。
目に止まったプレスリリースを紹介します↓。

2017年10月16日
富士フイルム株式会社
富士ゼロックス株式会社
富士フイルムと富士ゼロックス
印刷市場向けインクジェットデジタルプレスの販売機能を統合
両社の強みを生かして最適なソリューションを提供
ttps://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1232.html

Concerning Xerox products, as of 1995, there were only several tens of machines supplied to offices inside Japan.
A market share of Xerox products inside Japan at that time was less than 0.01 percent.

ゼロックスの製品に関して言いますと、1995年時点で、日本国内でオフィスに納入されていたのはわずか数十台だけだったのです。
当時の日本国内におけるゼロックスの製品の市場シェアは0.01パーセント未満だったのです。

Judging from both a settlement date of a tender offer (April 21st, 2017) and a proportion of shares
which a tender offerer owned after the tender offer (93.50%), Wako Pure Chemical Corporation
must already have been a wholly-owned subsidiary company of the tender offerer as at June 26th, 2017.
In other words, there didn't exist any shareholders who held a Wako Pure Chemical Corporation Share at all
nor exist any investors in a stock market who were considering a trading of a Wako Pure Chemical Corporation Share
at all as at June 26th, 2017.
That is to say, in theory, Wako Pure Chemical Corporation didn't have to submit an Annual Securities Report
of a business year ending March 31st, 2017, which it had acually submitted to the EDINET at "H29.06.26 13:58."
It is true that there used to be a lot of general shareholders in a stock market as at the related record date
(i.e. March 31st, 2017) of the forthcoming annual meeting of shareholders to be held at late June of 2017,
but nonetheless Wako Pure Chemical Corporation didn't have to submit the Report on the next day of the meeting.
An Annual Securities Report has something to do with an investment judgement of investors in a stock market.
An Annual Securities Report has nothing to do with a meeting of shareholders.

公開買付の決済日（2017年4月21日）と公開買付後に公開買付者が所有していた株式の割合（93.50％）の両方から判断して、
和光純薬工業株式会社は2017年6月26日時点で既に公開買付者の完全子会社となっていたに違いありません。
他の言い方をすれば、2017年6月26日時点で、和光純薬工業株式会社株式を保有する株主は1人もいませんでしたし、
また、和光純薬工業株式会社株式を取引することを検討している投資家も株式市場に1人もいなかったわけです。
すなわち、理論上は、和光純薬工業株式会社は2017年3月31日に終了する事業年度に関する有価証券報告書を
―実際には和光純薬工業株式会社は「H29.06.26 13:58」にEDINETに提出したわけなのですが―提出する必要はなかったのです。
確かに、2017年6月下旬に開催予定である来るべき定時株主総会に関連する基準日（すなわち、2017年3月31日）時点では
株式市場には大勢の一般株主がいたわけなのですが、それでもやはり和光純薬工業株式会社は
定時株主総会の次の日に有価証券報告書を提出する必要はなかったのです。
有価証券報告書は株式市場の投資家の投資判断と関係があるのです。
有価証券報告書は株主総会とは関係がないのです。