2020年9月1日(火)



「本日2020年9月1日(火)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. September 1st, 2020), 154 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年9月1日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計154冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計623日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 


 


2020年9月1日(火)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
菱洋エレクトロ株式会社
(記事)


R2.09.01
菱洋エレクトロ株式会社
公開買付開始公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)


R2.09.01 13:10
菱洋エレクトロ株式会社
公開買付届出書 対象: 菱洋エレクトロ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)


2020年8月31日
菱洋エレクトロ株式会社
資本効率化施策に関するお知らせ
ttps://www.ryoyo.co.jp/wryyp/wp-content/uploads/2020/08/ir300.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年8月31日
菱洋エレクトロ株式会社
自己株式の取得及び自己株式の公開買付けに関するお知らせ
ttps://www.ryoyo.co.jp/wryyp/wp-content/uploads/2020/08/ir301.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




「株主優待が株式の本源的価値を構成していれば構成しているほど、自社株買いは株式の本源的価値そのものを減少させる。」、
という点について書いた時のコメント↓。

2020年8月30日(日)
http://citizen2.nobody.jp/html/202008/20200830.html

 

 


【コメント】
半導体製品を扱う専門商社(@「半導体」とAコンピューター製品をはじめとする「ICT(Information and Communication
Technology)」の2つが主力事業とのことです)である菱洋エレクトロ株式会社が自社株買いを行うとのことですが、
自社株買いの目的は株主還元の拡充であるとのことです(株主還元の拡充に関するプレスリリースまで発表しています)。
これまでも株主還元(配当)は十分に行ってきたものの、今のままでは経営計画におけるROEの目標を達成できそうにないことから、
大規模な自己株式の取得をすることが有効である可能性があると考えた、と公開買付届出書には記載されています(2/17ページ)。
ただ、公開買付届出書にも記載があることなのですが、議決権割合で28.43%を保有する筆頭株主が公開買付に応募をする約束を
会社側としているとのことです(自社株買いの発表日に筆頭株主が提出した変更報告書にもその旨記載があります)。

R2.08.31 16:38
株式会社レスターホールディングス
変更報告書 発行: 菱洋エレクトロ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)

>【保有目的】
>発行会社との間で、2020年8月31日付で公開買付けに係る応募契約を締結しております。

自社株買いの実施については、筆頭株主が会社側に要請したのではなく会社側が筆頭株主にもちかけたことであると公開買付届出書には
記載されていますが(公開買付の成立の確実性を高めることが目的であるとのことです)、件の筆頭株主は驚いたことに
所有株式の全てを公開買付に応募をすることにしたとのことです(資本効率化施策に合わせ筆頭株主をやめるなどあるでしょうか)。
自社株買いのお題目は立派なのですが内容が伴っていないと言いますか見かけ倒しと言いますか、
実際には始めから件の筆頭株主から株式を買い取ることを目的としているのではないかと思いました。
これでは菱洋社は「羊頭狗肉」だと思いました。
それから、2020年8月30日(日)のコメントでは、「株主優待が株式の本源的価値を構成していれば構成しているほど、
自社株買いは株式の本源的価値そのものを減少させる。」、という点について書きましたが、
菱洋エレクトロ株式会社の場合はどうだろうかと思い、株主優待についても見てみました↓。
率直に言いますと、菱洋エレクトロ株式会社の場合は株主優待は株式の本源的価値を全く構成していないように思えました。

株主優待情報(菱洋エレクトロ株式会社)
ttps://www.ryoyo.co.jp/ir/incentive/

「PDF出力・印刷したファイル」

>当社は、株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を高め、
>中長期にわたって多くの方に当社株式を継続して保有していただくことを目的として、株主優待制度を導入しております。

>株主優待の内容 「ギフト商品(3,000円相当)」および「会員限定優待サービス(※)」

ギフト商品(ttps://www.ryoyo.co.jp/wryyp/wp-content/uploads/2018/06/gift2018.pdf)
(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

In a case of Ryoyo Electro, a shareholder benefit seems not to be contributory to an intrinsic value of a share.
(菱洋エレクトロの場合は、株主優待は株式の本源的価値に寄与していないように思えます。)