2020年6月23日(火)



「本日2020年6月23日(火)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. June 23rd, 2020), 717 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年6月23日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計717冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計553日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 



2020年6月23日(火)日本経済新聞
MBO目指すニチイ学館 TOB期間を延長
(記事)





2020年6月23日(火)日本経済新聞 公告
公開買付条件等の変更の公告についてのお知らせ
株式会社BCJ-44
(記事)



2020年6月13日(土)日本経済新聞
銘柄診断 ニチイ学館
一時5%高 MBO巡り思惑買い
(記事)

 

 



R2.06.22
株式会社BCJ−44  
公開買付条件等の変更の公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)




R2.05.19 12:47
株式会社BCJ−44
訂正公開買付届出書 対象: 株式会社ニチイ学館
(EDINET上と同じPDFファイル)


R2.06.22 15:07
株式会社BCJ−44
訂正公開買付届出書 対象: 株式会社ニチイ学館
(EDINET上と同じPDFファイル)


R2.06.23 13:40
株式会社ニチイ学館
訂正意見表明報告書 対象: 株式会社BCJ−44
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 



2020年6月22日
株式会社ニチイ学館
株式会社BCJ−44 による株式会社ニチイ学館(証券コード:9792)の株券等に対する
公開買付けの買付条件等の変更に関するお知らせ
ttps://www.nichiigakkan.co.jp/topics/assets/b59c701f99deeccf3f85a6214e6365e42b5ec1a1.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





2020年6月22日
株式会社ニチイ学館
(変更)「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」の一部変更について
ttps://www.nichiigakkan.co.jp/topics/assets/a0fb080f5dbcffbc3998741ea448fad3ab46319a.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 



2020年6月11日 17時07分
リム・アドバイザーズ・リミテッド
ニチイ学館に質問状、MBOの公正性を問う
ttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000059804.html

プレスリリースファイル
ttps://prtimes.jp/a/?c=59804&r=1&f=d59804-1-pdf-0.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

参考資料ファイル
ttps://prtimes.jp/a/?c=59804&r=1&f=d59804-1-pdf-1.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年6月16日 12時08分
リム・アドバイザーズ・リミテッド
リム・アドバイザーズ、ニチイ学館に対しTOB期間延長と公開討論を求める新たな書簡を送付
ttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000059804.html

プレスリリースファイル
ttps://prtimes.jp/a/?c=59804&r=3&f=d59804-3-pdf-0.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

参考資料ファイル
ttps://prtimes.jp/a/?c=59804&r=3&f=d59804-3-pdf-1.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





株式会社ニチイ学館のMBOの過去のコメント↓。

2020年5月11日(月)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/20200511.html

 

 


【コメント】
介護大手の株式会社ニチイ学館がMBO(経営陣が参加する買収)を実施し株式の非公開化を目指している最中であるわけですが、
株式会社ニチイ学館株式に対する公開買付の期間が延長されることになった、とのことです。
紹介している本日2020年6月23日(火)付けの日本経済新聞の記事から、重要な部分を引用します。

>介護大手のニチイ学館は22日、MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指してTOB(株式公開買い付け)を
>実施中の投資会社が買い付け期間を延長すると発表した。香港の投資会社が買い付け価格の引き上げを求めるなか、
>ニチイ学館の足元の株価は買い付け価格を上回る。森信介社長は同日、期間を延長した理由について
>「株主に判断機会を与えるため」と述べた。

>香港の投資会社、リム・アドバイザーズ・リミテッドは買い付け価格の公正さを問う書簡を公開し、
>買い付け期間の延長を求めている。

香港の投資会社であるリム・アドバイザーズ・リミテッドは、「PR Times」というプレスリリース発信ウェブサイトに
公開質問状をアップロードしています(上の方に紹介しています)。
香港の投資会社であるリム・アドバイザーズ・リミテッドは、公開買付者が設定した公開買付価格は1500円である一方、
公開買付価格は2400円が妥当であると主張しています。
公開買付者が公開買付価格を引き上げる可能性はないわけではなにせよ、
2400円というのはあまりに高い価格であるように私は思いました。
紹介している2020年6月13日(土)付けの日本経済新聞の記事に書かれていますように、
市場の投資家は「今後公開買付価格が引き上げられるかもしれない。」という思惑を持ってはいるようです。
ただ、市場の投資家が抱くその思惑は、香港の投資会社であるリム・アドバイザーズ・リミテッドが公開質問状を
「PR Times」にアップロードする前からであるという見方になると思います(株価の推移を見る限りそう判断できるでしょう)。
それにしましても、香港の投資会社であるリム・アドバイザーズ・リミテッドという会社は一体どのような会社なのだろうか、
と私は思いました。
リム・アドバイザーズ・リミテッドが「PR Times」にアップロードしています公開質問状を読んでも、
リム・アドバイザーズ・リミテッドの素性や立ち位置がはっきりと分からないなと思いました。
記事の文脈を踏まえますと、「リム・アドバイザーズ・リミテッドは当然株式会社ニチイ学館の株主である。」、
というふうに誰もが推測するのではないでしょうか。
しかし、EDINETで"lim advisors""や"リム"というキーワードで検索をしてみましても、
リム・アドバイザーズ・リミテッドは大量保有報告書を提出してはいないようです。
リム・アドバイザーズ・リミテッドは株式会社ニチイ学館株式の5%以下しか保有していないという可能性もありますが、
公開質問状まで公開買付者に(株式会社ニチイ学館側に)送付するとなりますと、
5%超保有していてもおかしくはないはずだが、と私は思いました。
リム・アドバイザーズ・リミテッド自身は株式会社ニチイ学館株式を一切保有していないのでは、とも思いました。
香港の投資会社であるリム・アドバイザーズ・リミテッドは、株式へ資金を投じ株式を保有する投資ファンドではなく、
投資家や投資ファンドへ助言を行う投資顧問会社のような位置付けの会社なのではないだろうか、と私は思いました。
ただ、公開質問状には、「ニチイ学館株主としての当社」という文言もありますので、
リム・アドバイザーズ・リミテッドもしくはリム・アドバイザーズ・リミテッドの子会社等が
株式会社ニチイ学館株式を保有している、と考えるべきなのかもしれません。
いずれにせよ、仮にリム・アドバイザーズ・リミテッド自身がもくしは自社が助言又は管理をしている会社が
株式会社ニチイ学館株式を保有しているのであれば、その保有割合を公開質問状において開示するべきでしょう。
株主としての公開質問状なのかそれとも中立的・第三者的立場からの公開質問状なのか、その辺りをまずは開示するべきでしょう。