2020年11月21日(土)


「システムメンテナンスに伴うサービスの一時停止のお知らせ」


注:
EDINETは「令和2年11月21日(土)10:00〜令和2年11月24日(火)08:00」にサービスが停止するとのことです。

 

 


2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計704日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 


2020年10月29日(木)日本経済新聞
監査法人「意見表明せず」 理研ビタミンの有報など
(記事)


2020年11月17日(火)日本経済新聞
理研ビタミン 監査法人が意見不表明
(記事)


注:
EDINETはメンテナンス中ですので、「株主プロ」という投資情報サイトから直近の四半期報告書を紹介します。
「株主プロ」ではEDINETを経由して開示された法定開示書類をそのまま引用しているとのことですが、細かいことを言えば、
A legal disclosure document available on this web site is not the "original" but a "copy."
(このウェブサイト上で利用可能な法定開示書類は「原本」ではなく「写し」です。)
ということになります(たとえEDINETから直接ダウンロードしても取得した法定開示書類は「原本」ではなく「写し」です。)。
また、東京証券取引所は財務諸表の真正性を確認しないまま理研ビタミン株式の監理銘柄への指定を早々と解除しています。


理研ビタミン株式会社 ≪四半期報告書≫(情報開示日 2020年11月16日)
ttp://www.kabupro.jp/mark/20201116/S100K7DR.htm

「キャプチャー画像」

四半期報告書 第85期第2四半期 令和2年9月30日
ttp://www.kabupro.jp/edp/20201116/S100K7DR.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

独立監査人の四半期レビュー報告書
(24/25ページ)


2020年10月30日
理研ビタミン株式会社
株主さま専用電話窓口のお知らせ
ttps://www.rikenvitamin.jp/news/important/assets/pdf/20201030.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 


2020年7月27日
理研ビタミン株式会社
2020年3月期連結決算発表の延期ならびに特別調査委員会の設置に関するお知らせ
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/topics/assets/pdf/200727.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)



2020年9月23日
理研ビタミン株式会社
特別調査委員会の調査報告書の受領に関するお知らせ
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/topics/assets/pdf/200923_1.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)



2020年10月7日
理研ビタミン株式会社
特別調査委員会の設置に関するお知らせ
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/topics/assets/pdf/20201007.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年10月15日
理研ビタミン株式会社
2021年3月期第1四半期報告書の提出遅延および当社株式の監理銘柄(確認中)指定の見込みに関するお知らせ
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/topics/assets/pdf/20201015.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年10月15日
理研ビタミン株式会社
「2021年3月期第1四半期報告書の提出遅延および当社株式の監理銘柄(確認中)指定の見込みに関するお知らせ」
に関する専用電話窓口設置について
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/topics/assets/pdf/20201015_2.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 





2020年10月28日
理研ビタミン株式会社
過年度の有価証券報告書の訂正報告書に係る監査報告書の監査意見不表明等に関するお知らせ
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/topics/assets/pdf/20201028-3.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年10月28日
理研ビタミン株式会社
2021年3月期第1四半期報告書の提出完了に関するお知らせ
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/topics/assets/pdf/20201028-19.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年10月28日
理研ビタミン株式会社
当社株式の監理銘柄(確認中)指定解除に関するお知らせ
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/topics/assets/pdf/20201028-20.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年11月13日
理研ビタミン株式会社
特別調査委員会の第二次調査報告書の受領に関するお知らせ
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/topics/assets/pdf/20201113.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年11月16日
理研ビタミン株式会社
四半期レビュー報告書の結論の不表明に関するお知らせ
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/topics/assets/pdf/201116.pdf

ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 



【コメント】
訂正した過年度の有価証券報告書や四半期報告書について監査法人から監査意見を表明しない旨の監査報告書を受け取った
という内容の記事(2020年10月29日(木)付け)と2021年3月期第2四半期報告書について監査法人から監査意見を表明しない旨の
監査報告書を受け取ったという内容の記事(2020年11月17日(火)付け)を紹介しています。
関連するプレスリリースを理研ビタミン株式会社のウェブサイトから紹介しています。
また、3連休中はEDINETはメンテナンス中ですので、「株主プロ」という投資情報サイトから2021年3月期第2四半期報告書
を紹介しています(この種の投資情報サイトは代替的な情報入手手段としては十分機能しているなと今日思いました)。
記事と法定開示書類とプレスリリースを読んで、私は次の2つのことを思いました。
○過去の全ての仕訳が真正である場合のみに真正の財務諸表を作成することができる。
 「過年度の財務諸表は真正ではないが当事業年度の財務諸表は真正である。」ということは簿記の原理上絶対にあり得ない。
○財務諸表が真正であることの確認は全く取れていないのだから、東京証券取引所が監理銘柄の指定を解除したのは間違いだ。
それから、理研ビタミン株式会社は、財務諸表は真正であるとはまだ言えないにも関わらず、株主優待は実施するそうです↓。
株主に対し日頃の支援に感謝する気持ちを示したいのであれば、理研ビタミン株式会社は、
理研ビタミン製品を贈呈するのではなく、まずは無限定適正意見が付された四半期報告書を株主1人1人に郵送するべきなのです。
株主への四半期報告書の郵送は株主にとって立派な"benefit"(ためになること)だと私は思います。
「真正の情報開示を行っていること。」、これが株主からの信頼に応えることの第一歩なのです。

2020年11月13日
理研ビタミン株式会社
2020年9月30日現在の株主さまを対象とした株主優待品は、2020年12月中旬に発送いたします。
ttps://www.rikenvitamin.jp/ir/privilege/

「PDF印刷・出力したファイル」



All journal entries' being true exactly leads to true financial statements.

全ての仕訳が真正であることこそが真正の財務諸表につながるのです。

As of now, it is too early for Tokyo Stock Exchange to cancel designating a Riken Vitamin Share
as "securities under supervision" because financial statements of Riken Vitamin Co., Ltd.
have not been certified as "true" yet.
To be frank, virtually, Riken Vitamin Co., Ltd. has not submitted a quarterly securities report, actually.

現時点では、東京証券取引所が理研ビタミン株式の「監理銘柄」への指定を解除するのは早過ぎます。
なぜならば、理研ビタミン株式会社の財務諸表は「真正である」とまだ証明されていないからです。
率直に言いますと、実質的に理研ビタミン株式会社は四半期報告書を実は提出していないのです。

Riken Vitamin Co., Ltd. is currently unable to receive an "unqualified opinion" from an audit firm,
but a basis of its shareholder benefit is not its financial statements but an expression of its thanks to shareholders.

理研ビタミン株式会社は現在のところ監査法人から「無限定適正意見」を受領できないでいるところであるわけですが、
理研ビタミン株式会社の株主優待の根拠は財務諸表ではなく株主に対し感謝の気持ちを表現することとなっています。