2020年10月13日(火)



「本日2020年10月13日(火)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. October 13th, 2020), 236 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年10月13日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計236冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計665日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 



2020年7月15日
TOYO TIRE株式会社
ESG指数構成銘柄に採用
ttps://www.toyotires.co.jp/press/2020/200715.html

(PDF出力・印刷したファイル)



外部からの評価(TOYO TIRE株式会社)
ttps://www.toyotires.co.jp/csr/evaluation/

(PDF出力・印刷したファイル)




【コメント】
紹介しているプレスリリースを題材にして、昨日のコメントに一言だけ追記をしたいと思います。
環境問題ということで、「そう言えば、タイヤで燃費が変わる。」という話があったなあとふと思い出しまして、
TOYO TIRE株式会社のサイトを見ていましたらまさにESG投資に関連するプレスリリースがありまして、紹介しています。
TOYO TIRE株式会社は2019年1月1日に商号を変更しており、現在のTOYO TIRE株式会社になったのですが、
以前は東洋ゴム工業株式会社という商号でした。
ただ、製品のブランド名は「TOYO TIRES」となっており、ブランド名には「S」が付いています。
英語のニュアンスの違いについては詳しくは分かりませんが、商号とブランド名とには1文字だけ違いがあることになります。
ESG投資に関してなのですが、今日は特に「外部からの評価」という観点から一言だけ書きたいと思います。
昨日はIFRS財団が発表した協議文書をキャプチャーして訳しましたが、そのファイル名の訳を書きたいと思います。

To put it abstractly, the ESG activities are not "accountable" but "acceptable."
(抽象的に言えば、ESG活動というのは「説明が可能である」ものではなく「受け入れることができる」ものなのです。)

一言で言えば、ESG投資に関しては、経営者は投資家に説明責任を負いませんし("Management is not accountable
for investors.")投資家はESG投資の結果をただ受け入れるしかない("Results of the ESG investment are acceptable
for investors.")、という考え方になります。
この点について理解をするために、今日は次のような図を描いてみましたので参考にして下さい↓。

「寄附者は委託者("Entruster")ではなく、事業者は受託者("Fiduciary")ではない。」

話(両者の関係性)を整理するために、「資金の拠出者と資金の受入者の関係」を3パターンに分類してみました。
率直に言えば、ESG投資における「資金の拠出者と資金の受入者の関係」は「委託」の関係ですらないのです。

A donor is not an "Entruster" and a donee is not a "Fiduciary."
To put it abstractly, a capital market stands between a pure "trust" and a mere "donation."
(寄附金の支出側は「委託者」ではありませんし寄附金の受入側は「受託者」ではありません。
抽象的に言えば、資本市場というのは純粋な「委託」と単なる「寄附」の中間に位置しているのです。)