2020年9月27日(日)



「本日2020年9月27日(日)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. September 27th, 2020), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年9月27日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計649日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 



2020年2月6日(木)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
日本アセットマーケティング株式会社
(記事)





R2.02.06 15:20
日本アセットマーケティング株式会社
公開買付届出書 対象: 日本アセットマーケティング株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)


R2.03.09 15:27
日本アセットマーケティング株式会社
公開買付報告書 対象: 日本アセットマーケティング株式会社  
(EDINET上と同じPDFファイル)


 


事業案内(日本アセットマーケティング株式会社)
ttps://www.jasset.co.jp/business/

「キャプチャー画像」


>私たちは、「テナント賃貸事業」、「不動産管理事業」、「その他事業」の3本をビジネスの柱として、
>お取引企業様のニーズに合わせた最適なソリューションを提供しています。

>当社で所有している不動産をテナント企業様へ賃貸しています。

>施設の保守・運営・管理・メンテナンスを行っています。

>コスト削減・省エネプランのご提案をテナント企業様へ行っています。

 

 



2020年2月5日
日本アセットマーケティング株式会社
自己株式の取得及び自己株式の公開買付けに関するお知らせ
ttps://www.jasset.co.jp/pdf/ir/2020/ir20200205_002.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年3月7日
日本アセットマーケティング株式会社
自己株式の公開買付けの結果及び取得終了に関するお知らせ
ttps://www.jasset.co.jp/pdf/ir/2020/ir20200307_001.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年3月31日
日本アセットマーケティング株式会社
代表取締役の異動、執行役員(副社長待遇)の選任及び取締役の異動に関するお知らせ
ttps://www.jasset.co.jp/pdf/ir/2020/ir20200331_001.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年6月5日
日本アセットマーケティング株式会社
支配株主等に関する事項について
ttps://www.jasset.co.jp/pdf/ir/2020/ir20200605_001.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





R2.06.26 14:51
日本アセットマーケティング株式会社
有価証券報告書−第21期(平成31年4月1日−令和2年3月31日)  
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 


【コメント】
昨日は、三菱瓦斯化学株式会社が公開買付とその後の取得手続きを通じて日本ユピカ株式会社を完全子会社化するという事例
を題材にして、公開買付後に実施する株式併合における少数株主保護について考察を行いましたが、
関連する議論になるかもしれないなと思い、日本アセットマーケティング株式会社が自己株式の公開買付(公開買付を通じた
自社株買い)を行うという事例についての法定開示書類とプレスリリースを紹介しています。
昨日の議論を踏まえた上で、法定開示書類とプレスリリースを題材にして少数株主保護について一言だけ書きたいと思います。
日本アセットマーケティング株式会社はディスカウントストアのドン・キホーテを運営する株式会社パン・パシフィック・
インターナショナル・ホールディングスの子会社(親会社は公開買付前は間接保有分も含めて議決権の約81%を保有しており、
公開買付後は間接保有分も含めて議決権の約88%を保有しています)なのですが、日本アセットマーケティング株式会社は
所有する設備(オフィスと店舗等)をドン・キホーテに貸し出すこと(テナント賃貸事業)を主に営んでいる会社です。
ドン・キホーテの店舗の多くは設備(固定資産)としては日本アセットマーケティング株式会社が所有しているようです。
それで、日本アセットマーケティング株式会社と昨日の考察内容とどのような関係があるのかと言いますと、
「目的物の買い手が『この取引価格は公正な価格です。』といくら主張をしても売り手には意味がない。」ということです。
ドン・キホーテの店舗やディスカウトストアやスーパーマーケットではお買い得商品を放送・宣伝していたりするわけですが、
売買を行うに際し取引の相手方に特に価格面をアピールする(あなたに有利だ、と)のは小売店くらいなものであるわけです。
例えば、株式の価格に関しては、買い手・売り手双方がそれぞれ自分の責任において取引希望価格を決めるしかないわけです。
買い手・売り手双方がそれぞれ自分が真に希望する価格であるとして取引を行う価格、それこそが「公正な価格」なのです。
それから、「株主は本質的には会社から分離した存在だ。」という点についても考察を行いましたので、参考にして下さい↓。

A fiduciary of a stock company must value profits of the company rather than interests themselves of shareholders.
In other words, a fiduciary of a stock company must give the first priority to profits of the company
and must try to maximize profits of the company.
Ultimately speaking, from a standpoint of a fiduciary of a stock company,
interests of shareholders are ancillary or incidental or collateral.
For, as a basic structure of a stock company, shareholders are fundamentally separated from the company.
Ultimately speaking, shareholders are completely an outside being and a fiduciary is completely an inside being.
Interests of shareholders, or a distribution of residual assets of a stock company, are just a consequence.
From a standpoint of a fiduciary of a stock company, a pursuit of profits of the company is exactly a true nature.
To begin with, it is up to exclusively each shareholder to seek an investment profit, and what is more,
it is up to exclusively a fiduciary, not a controlling shareholder nor an activist, to seek profits of a stock company.
To put it point-blank, an investment profit itself is different from a stock company's profit itself.

株式会社の受託者は、株主の利益そのものというよりはむしろ、会社の利益を重要視しなければなりません。
他の言い方をすれば、株式会社の受託者は会社の利益を第一に考えなければなりませんし、
会社の利益を最大化させようと努めなければなりません。
究極的なことを言えば、株式会社の受託者の立場から見ると、株主の利益というのは付随的・付帯的・二次的なものなのです。
というのは、株式会社の基本構造として、株主というのは会社から本質的に切り離されているからです。
究極的なことを言えば、株主は完全に社外の存在であり受託者は完全に社内の存在なのです。
株主の利益―すなわち、株式会社の残余財産の分配―は、結果に過ぎないのです。
株式会社の受託者の立場から見ると、会社の利益を追求することがまさに本質なのです。
そもそも投資利益を得ようとするのは専ら各株主の責任なのです。
そしてさらに言えば、株式会社の利益を獲得しようとするは、支配株主でも物言う株主でもなく、専ら受託者の責任なのです。
率直に言えば、投資利益それ自体は株式会社の利益そのものとは異なるのです。