2020年9月20日(日)



「本日2020年9月20日(日)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. September 20th, 2020), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年9月20日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計642日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜2020年8月31日(月))
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その6(2020年9月1日(火)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202009/PastLinksWithASummaryOfEachComment6.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 


2020年9月11日(金)日本経済新聞
MBOで株式非公開化へ キリン堂HD
(記事)


2020年9月11日(金)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
株式会社BCJ-48
(記事)



2020年9月12日(土)日本経済新新聞 公告
公開買付開始公告の訂正の公告についてのお知らせ
株式会社BCJ-48
(記事)

 

 


R2.09.11
株式会社BCJ−48
公開買付開始公告
(EDINET上のhtmlファイルをPDF出力・印刷したファイル)


R2.09.11
株式会社BCJ−48  
公開買付開始公告の訂正の公告
(EDINET上のhtmlファイルをPDF出力・印刷したファイル)



R2.09.11 14:57
株式会社BCJ−48
公開買付届出書 対象: 株式会社キリン堂ホールディングス
(EDINET上と同じPDFファイル)


R2.09.11 16:31
株式会社キリン堂ホールディングス
意見表明報告書 対象: 株式会社BCJ−48  
(EDINET上と同じPDFファイル)



 



R2.09.17 16:46
寺西 忠幸
変更報告書 発行: 株式会社キリン堂ホールディングス
(EDINET上と同じPDFファイル)




R2.09.17 16:52
寺西 豊彦
変更報告書 発行: 株式会社キリン堂ホールディングス
(EDINET上と同じPDFファイル)




R2.09.17 16:55
寺西 俊幸
変更報告書 発行: 株式会社キリン堂ホールディングス
(EDINET上と同じPDFファイル)


R2.09.18 12:30
野村證券株式会社
大量保有報告書(特例対象株券等) 発行: 株式会社キリン堂ホールディングス
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 


注:
東京証券取引所のTDnet(適時開示情報閲覧サービス)を見ますと、株式会社キリン堂ホールディングスが
MBOに関連する一連のプレスリリースを開示したのは「2020年9月10日の21:00」であり、
その後訂正のプレスリリース2本を開示したのは「2020年9月11日の18:05」となっています。
株式会社キリン堂ホールディングスのウェブサイトではプレスリリースの発表日は全て「2020年9月11日」となっているのですが、
次に紹介している訂正前のプレスリリースについては正しい発表日である「2020年9月10日」に訂正をすることにしました↓。




2020年9月10日
株式会社キリン堂ホールディングス
株式会社BCJ−48による株式会社キリン堂ホールディングス(証券コード:3194)の株式に対する
公開買付けの開始に関するお知らせ
ttps://www.kirindo-hd.co.jp/cms/wp-content/uploads/2020/09/200910_5.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年9月10日
株式会社キリン堂ホールディングス
MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ
ttps://www.kirindo-hd.co.jp/cms/wp-content/uploads/2020/09/200910_4.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年9月10日
株式会社キリン堂ホールディングス
2021年2月期の期末配当予想の修正(無配)及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ
ttps://www.kirindo-hd.co.jp/cms/wp-content/uploads/2020/09/200910_2.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 



2020年9月11日
株式会社キリン堂ホールディングス
(訂正)株式会社BCJ−48 による「株式会社キリン堂ホールディングスの株券等に対する
公開買付けの開始に関するお知らせ」の一部訂正に関するお知らせ
ttps://www.kirindo-hd.co.jp/cms/wp-content/uploads/2020/09/200911_1.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年9月11日
株式会社キリン堂ホールディングス
(訂正)「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」の一部訂正について
ttps://www.kirindo-hd.co.jp/cms/wp-content/uploads/2020/09/200911_2.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





2020年9月11日
株式会社キリン堂ホールディングス
公開買付けに関する手続きのご案内
ttps://www.ir.kirindo-hd.co.jp/ja/Stock/tob.html

「キャプチャー画像」

 

 


【コメント】
ドラッグストアを運営する株式会社キリン堂ホールディングスがMBO(マネジメント・バイアウト)を行うために
公開買付を実施する(最終的には現経営陣側が全株式を取得して株式は上場廃止になる)とのことです。
MBOについては特にコメントはありませんが、法定開示書類等を読んでいて気になった点について一言だけ書きたいと思います。
公開買付者は、記載事項の一部に訂正すべき事項があったために「公開買付開始公告」を行った当日(2020年9月11日)に
「公開買付開始公告の訂正の公告」をEDINET上で行っているのですが、訂正公開買付届出書は提出していません。
おかしいなと思いまして、公開買付届出書と「公開買付開始公告の訂正の公告」をざっと見比べてみますと、
公開買付届出書の方は正しい記載内容(「公開買付開始公告の訂正の公告」の記載内容と同じ)となっているようです。
これは珍しいことですが、公開買付開始公告に記載する文の分量が増えるとこのようなことも時に起こるのだろうと思いました。
それから、紹介しています株式会社キリン堂ホールディングスのウェブサイト中の「公開買付けに関する手続きのご案内」には、
公開買付の事務手続きについて次のように書かれています。

>本公開買付けの内容、本公開買付けに関する事務手続きの詳細につきましては、
>2020年 8月31日現在、当社株式を保有されている株主様に、近日中にご案内書類が郵送されることになっておりますので、
>お手元に届き次第ご確認いただけますようお願い申し上げます。

昨日書きましたコメントでは、株式会社ショーワと日信工業株式会社がウェブサイト上で「公開買付けに関するご案内」を
掲載しているのですが、株式会社ショーワは「2020年6月8日現在」の株主名簿上の株主に、日信工業株式会社は
「2020年3月末現在」の株主名簿上の株主にそれぞれ「公開買付けに関するご案内」を送付しているとのことです。
公開買付の事務手続きについて手取り足取り株主の面倒を見たいのならば、証券会社による水際作戦しかないと私は思いました。
資料の読解力や投資判断能力や「今現在の株主」へのアプローチという点において、証券会社の営業担当者が
戸別訪問を行い直接的に株主に対し説明を行うことに勝るものはないと私は思いました。
自分で法定開示書類や関連資料を入手しない投資家はたとえ「公開買付けに関するご案内」を送付しても読みはしないのです。

Both in former days and in present days, ultimately spealking, it is a securities company
that has the best kept hold of who a shareholder of each listed company currently is.
That is to say, on the traditional securities system before September 30th, 1999, salespersons in charge
of securities companies used to make a door-to-door visit to each shareholder (i.e. amateur investor)
in order to explain a detail of a clerical procedure concerning a tender offer, I suppose.
However, on the current securities system after October 1st, 1999, shreholders must retrieve
the related documents and materials concerning a tender offer on their own responsibilities.
To be frank, amateurs just listen to someone else's idea, whereas professionals peruse and decide in person.
To put it simply, amateurs purchase and sell listed shares with an assist of somebody aimlessly,
whereas professionals analyze and comprehend and judge and decide and invest with an intention of their own making.

今も昔も、究極的なことを言えば、各上場企業の株主は今現在誰であるのかを最もよく把握をしているのは、証券会社なのです。
すなわち、1999年9月30日以前の伝統的な証券制度では、公開買付に関する事務手続きの詳細について説明をするために、
証券会社の営業担当者は各株主(すなわち、素人の投資家)を戸別訪問していた、と私は思います。
しかし、1999年10月1日以降の現行の証券制度では、
株主は自己責任で公開買付についての関連する書類や資料を入手しなければなりません。
率直に言えば、素人は他の誰かの考えに従うだけなのですが、プロは自分自身で精読し決定するのです。
簡単に言えば、素人は漫然と誰かに援助してもらいながら上場株式を購入し売却をするのですが、
プロは自分自身の目的を持って分析をし理解をし判断をし決定をし投資をするのです。