2020年5月25日(月)



「本日2020年5月25日(月)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」




Today (i.e. May 25th, 2020), 255 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年5月25日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計255冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計524日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 



2020年5月25日(日)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
グローバル アコースティク パートナーズ エルエルシー
(記事)





R2.05.25
グローバル アコースティック パートナーズ エルエルシー
公開買付開始公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)


R2.05.25 10:10
グローバル アコースティック パートナーズ エルエルシー
公開買付届出書 対象: ティアック株式会社  
(EDINET上と同じPDFファイル)


R2.05.25 10:37
ティアック株式会社
意見表明報告書 対象: グローバル アコースティック パートナーズ エルエルシー
(EDINET上と同じPDFファイル)



 


R2.05.25 16:14
ギブソン・ホールディングス・インク
変更報告書 発行: ティアック株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)






2020年5月22日
ティアック株式会社
Global Acoustic Partners LLCによる当社普通株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ
ttps://www.teac.co.jp/downloads/corporate/2020/20200522_akx5s6ws.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





2020年5月15日
ティアック株式会社
業績予想と実績との差異に関するお知らせ
ttps://www.teac.co.jp/downloads/corporate/2020/20200515_gkrls5k5.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 




【コメント】
グローバル アコースティク パートナーズ エルエルシーがティアック株式会社株式に対し公開買付を行う、とのことです。
ただ、直近の株価水準は140円台後半であり過去10年遡っても株価が100円を下回ったことすらないにも関わらず、
公開買付価格は60円とのことです。
ティアック株式会社の現在の親会社はGibson Holdings, Inc.(所有割合54.65%)であるわけですが、
Gibson Holdings, Inc.が所有するティアック株式会社株式の全てを公開買付者が取得することのみが目的であるので、
このような大幅なディスカウトとなっている公開買付価格が設定されているようです。
公開買付には一般の株主も当然応募することはできるわけですが、公開買付後も上場は維持される計画となっていますので、
この公開買付価格では一般の株主は応募はしないでしょう。
続きは明日書きたいと思います。

 

Some investors buy a share exactly because a specific controlling shareholder has held more than half of the share.
That is to say, is a controlling shareholder permitted to cease being a controlling shareholder without any restraints?
One idea is that, just like this case of Gibson Holdings, Inc.,
a controlling shareholder is permitted to cease being a controlling shareholder
only when it sells its own share through a tender offer.
Investors in the market must know in advance
the fact that a controlling shareholder intends to cease being a controlling shareholder.

特定の支配株主が株式の過半数を保有しているからこそその株式を買うという投資家もいるのです。
すなわち、支配株主は何らの制限もなしに支配株主であることをやめるということが認められるでしょうか。
1つの考え方は、まさにこのたびのギブソンホールディングス社の事例のように、
支配株主は公開買付を通じて所有株式を売却する場合にのみ支配株主であることをやめることが認められる、というものです。
支配株主は支配株主であることをやめるつもりであるということを、市場の投資家は事前に知らなければならないのです。


At least from a viewpoint of a short-term investment, a "record date" of every kind is
somewhat critical in comparison with a long-term investment.
At least from a viewpoint of a short-term investment, both a revision of a forecast of financial results
after a record date and a change in the amount of a dividend to be paid after a record date are nonsense.
In a short-term investment, an investor always cares about a "record date,"
whereas, in a long-term investment, an investor doesn't care about a "record date" at all.

少なくとも短期投資の観点から言えば、各種の「基準日」というのは、長期投資と比較をするとやや局面を左右するのです。
少なくとも短期投資の観点から言えば、基準日後の業績予想の修正も基準日後の支払予定配当金額の変更も、意味がないのです。
短期投資では投資家は「基準日」のことが常に気になるのですが、長期投資では投資家は「基準日」のことは全く気になりません。