2020年8月11日(火)



「本日2020年8月11日(火)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. August 11th, 2020), 1032 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年8月11日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計1032冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計602日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 



2020年6月10日(水)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
ライク株式会社
(記事)





R2.06.10 10:17
ライク株式会社
公開買付届出書 対象: ライクキッズ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)



R2.06.10 10:25
ライクキッズ株式会社
意見表明報告書 対象: ライク株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)



R2.07.22 10:28
ライク株式会社
公開買付報告書 対象: ライクキッズ株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 


2020年6月9日
ライク株式会社
ライクキッズ株式会社株式(証券コード 6065)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/2462/tdnet/1846691/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年7月22日
ライク株式会社
ライクキッズ株式会社株式(証券コード 6065)に対する公開買付けの結果に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/2462/tdnet/1862447/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





社名変更のご挨拶(ライク株式会社)
ttps://www.like-gr.co.jp/ir/greeting.html

「キャプチャー画像」

>弊社は平成28年12月1日付で社名を「ライク株式会社」に変更させて頂くことになりました。
>「ライク(LIKE)」という新しい社名には、求職者様、スタッフ様、保育・介護施設の利用者様、顧客企業様、
>株主様等全てのステークホルダーに愛される企業グループでありたいという気持ちを込めております。
>グループ理念である「…planning the Future〜人を活かし、未来を創造する〜」に基づき、
>人生のどの段階においてもなくてはならない企業グループを目指し、全力で努めてまいりますので、
>今後ともご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

 


2020年6月9日
ライクキッズ株式会社
支配株主であるライク株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/6065/tdnet/1846690/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年6月9日
ライクキッズ株式会社
当社株式の市場第二部への指定替え見込み(株主数)に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/6065/tdnet/1846711/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年6月15日
ライクキッズ株式会社
主要株主の異動に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/6065/tdnet/1849095/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年7月22日
ライクキッズ株式会社
支配株主であるライク株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/6065/tdnet/1862448/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 



2020年7月22日
ライクキッズ株式会社
主要株主の異動に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/6065/tdnet/1862764/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年7月28日
ライクキッズ株式会社
(開示事項の経過)当社株式の市場第二部への指定替えに関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/6065/tdnet/1863592/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年7月30日
ライクキッズ株式会社
支配株主等に関する事項について
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/6065/tdnet/1864640/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年8月5日
ライクキッズ株式会社
ライク株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、
当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/6065/tdnet/1868791/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 



【コメント】
ライク株式会社がライクキッズ株式会社を公開買付とその後の取得手続きを通じて完全子会社化する、とのことです。
公開買付は2020年6月10日(水曜日)に開始され当初の予定通り2020年7月21日(火曜日)に終了し成立しました。
決済日は2020年7月29日(水曜日)であり、公開買付開始前からの保有分と合わせ、
ライク株式会社は2020年7月29日付けでライクキッズ株式会社株式の94.28%を保有するに至りました。
その後ライク株式会社は、会社法第179条第1項に基づき、ライクキッズ株式会社の残りの株主の全員に対し
その所有するライクキッズ株式会社株式の全てを売り渡すことを請求することを決定し、
ライクキッズ株式会社は2020年8月5日付でライク株式会社より売渡請求に係る通知を受領し、
そしてライクキッズ株式会社は同日、会社法第370条による決議(取締役会の決議に代わる書面決議)によって、
売渡請求を承認する旨の決議を行いました。
ライク株式会社が売渡株式を取得する日は2020年8月28日となっています。
また、この売渡請求の承認により、ライクキッズ株式会社株式は東京証券取引所の上場廃止基準に該当することになり、
2020年8月5日から2020年8月25日まで整理銘柄に指定された後、2020年8月26日をもって上場廃止となる予定となっています。
ライク株式会社がライクキッズ株式会社を公開買付とその後の取得手続きを通じて完全子会社化することを発表したのは
ほぼ2ヶ月前のことであり、公開買付はちょうど3週間前に終了し、完全子会社化の完了まで2週間ほどとなっている
(ライク株式会社が売渡株式を取得する日は、会社法の条文上は例えば承認日の次の日である「2020年8月6日」でも
よいのだろうと思います。ライク株式会社は、少なくとも法律上は「ライクキッズ株式会社株式が1ヶ月間整理銘柄として
証券取引所で取引される期間を設けなければならない。」というわけではないと思います。)状況であるわけですが、
この事例についてコメントを書く時間的余裕が今までなかったので今日になって公開買付届出書を読んでいるところです。
公開買付届出書を読んでいてふと気になった点について一言だけ書きたいと思います。

第1【公開買付要項】 3【買付け等の目的】
(2) 本公開買付けの実施を決定するに至った背景、目的及び意思決定の過程、並びに本公開買付け後の経営方針
@ 本公開買付けの実施を決定するに至った背景、目的及び意思決定の過程
(3/39ページ)

私が今日思いましたのは、「上場子会社が親会社から独立しているとはどういうことか?」という点なのです。
上場子会社が親会社の利益を優先し株式市場の投資家の利益をないがしろにするようなことがあってはならないわけです。
一般的には、上場子会社の取締役に親会社出身ではない社外取締役に就任してもらう、といった解決策が考えられています。
しかし私は、取締役に加えて、商号やグループ名やブランドやロゴまでも親会社とは異なったものにするべきだと思いました。


People say, "To begin with, you had better start with the looks."
A listed subsidiary company's truly being independent of a parent company requires some conditions.
To put it simply, in order to avoid a misunderstanding from investors in a stock market about an independency,
a listed subsidiary company had better not use a like trade name, the same brand name, the same trademark,
the same corporate logo, a common group name, a common group principle, etc., to say nothing of directors.

「まずは形から入るべきだ。」と言われます。
上場子会社が親会社から真に独立しているためには、いくつかの条件が必要です。
簡単に言えば、独立性について株式市場の投資家からの誤解を避けるために、
上場子会社は、類似商号や同一のブランド名や同一の商標や同一のコーポレート・ロゴや共通のグループ名や
共通のグループ理念等―取締役については言うまでもありません―を使用するべきではないのです。