2020年7月8日(水)



「本日2020年7月8日(水)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. July 8th, 2020), 147 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年7月8日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計147冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計568日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 


2020年7月8日(水)日本経済新聞
新浪、非公開化を検討 ウェイボ運営 ナスダックから MBOで
(記事)



【コメント】
昨日は「人的資本」(ヒューマン・キャピタル)の重要性とSAP社の事例について書き、SAP社の社名の由来は
"A Schooling Advances a Personality."(学校教育は人としての存在を高める。)だと私は思った、と書きました。
今日は、昨日紹介したSAP社の統合報告書「SAP 2018 Integrated Report」から「従業員エンゲージメント指数」(EEI)の
部分をキャプチャーして紹介し、従業員満足度について一言だけ書きたいと思います。

Combined Management Report
Employees and Social Investments
Improving Our Working Culture by Listening to Our People
(73/269ページ)

統合報告書の中で、SAP社は次のように述べています(73/269ページ)。

>we continuously evolve our Human Resources (HR) strategy.

「弊社は人材戦略を絶えず進化させています。」とのことであり、離職率(の低さ)についてすらも統合報告書に記載しています。
SAP社は優秀な人材を採用し働き続けてもらうことに力を注いでいることが分かります。
優秀な従業員を引きつけそして会社に留めておく方策はいろいろと考えられるのだと思いますが、
「上場企業であること」も現実には従業員にとって大きな魅力となり得るのではないかと思いました。
今日は、中国版のツイッターである「微博(ウェイボ)」を運営する中国ネット大手の新浪社がMBO(経営陣が参加する買収)
による株式の非公開化を検討している、という記事を紹介していますが、あるおかしなことが書かれていることに気が付きました。

>新浪もMBOが実現すれば、香港や中国本土への上場を検討する可能性がある。

新浪社は現在米国のナスダック市場に上場しているわけなのですが、MBOの実施後は香港市場や中国市場へ上場する可能性がある、
と書かれているわけですが、MBO実施後に株式を再び上場させるくらいなら重複上場を行えばよいのではないかと思いました。
米国のナスダック市場から上場を廃止する理由が分からないなと思ったわけです。
確かに記事には中国企業の「米国離れ」について書かれていますが、少なくともMBOを実施する必要はないと私は思いました。

A company's being listed in a stock market can help to attract new employees and to retain the existing employees.

会社が株式市場に上場していることは、新しい従業員を引きつけ既存の従業員を保持するのに役立つことがあります。

What if a listed company once gets delisted from Tokyo Stock Exchange
and subsequently in an instant gets listed in Nagoya Stock Exchange?

ある上場企業が東京証券取引所から一旦上場を廃止しその後すぐさま名古屋証券取引所に上場するとしたらどうでしょうか。