2020年6月25日(木)



「本日2020年6月25日(木)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. June 25th, 2020), 1736 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年6月25日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計1736冊でした。

 

 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計555日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜2020年4月30日(木))
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その5(2020年5月1日(金)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202005/PastLinksWithASummaryOfEachComment5.html

 

ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 



2020年6月21日(日)日本経済新聞 社説
競争で卸売市場の活性化を
(記事)




2020年6月23日(火)日本経済新聞
変わる卸売市場 上
改正法施行 民間参入促す 縮む市場 再生なるか 取引規制緩和 新たな商流も
(記事)



2020年6月24日(水)日本経済新聞
変わる卸売市場 中
豊洲の魚卸、販路増へ船出 少量パック販売 家庭向け通販 競争激化で業界再編も
(記事)



2020年6月25日(木)日本経済新聞
変わる卸売市場 下
デジタル競争 卸に商機 情報基盤構築へM&Aも 物流効率化、産直も視野
(記事)





昨日は九州旅客鉄道株式会社の株主総会について書きましたが、次のような記事が電子版に載っていました↓。
このような記事を見ますと、「国鉄は本当に分割する必要があったのだろうか?」と私はいつも思わされます。


JR4社、持ち合い株増 「信頼醸成へ有効」
(日本経済新聞 2020/6/25 21:39)
ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO60810150V20C20A6TJ1000/

「PDF出力・印刷したファイル」

 

 



【コメント】
青果物や水産物などの取引を担う卸売市場の制度改革が21日にスタートした、とのことです。
「卸売市場法」という法律が2020年6月21日に改正された(改正卸売市場法が2020年6月21日に施行された)、とのことです。
卸売市場は食品流通の重要なルートであるわけですが、卸売業者が柔軟に売り先を確保できるようにすることなどが
改革の柱であるとのことですが、2020年6月21日(日)の日本経済新聞の記事(社説)には次のように書かれています。

>これまで卸売業者は仕入れた商品を市場で仲卸業者などに販売するのが原則だった。
>21日施行の改正卸売市場法により、仲卸を通さずスーパーなどにじかに売ることが可能になった。
>一方、仲卸は卸を介さず、産地から直接仕入れることができるようになった。

>取引する商品をいったん市場に持ち込まなければならないというルールも廃止になった。

一連の記事によりますと、取引する商品は一度市場内に持ち込まなければならないというルールを「商物一致原則」と呼び、
また、卸売業者が仲卸業者以外に販売することを禁止するルールを「第三者販売の禁止」と呼び、そして、
生産者が仲卸業者に直接販売すること(仲卸業者が産地から直接仕入れること)を禁止するルールを「直荷引きの禁止」
と呼ぶとのことですが、これら3つの規制は廃止となったとのことです。
取引の活性化のための規制緩和が2020年6月21日に大規模に行われた、ということになるわけですが、
いろいろと思い返してみますと、このたび報じられています一連の卸売市場の制度改革は、実は1995年に既に行われている
ということではないだろうか、と思いました。
卸売市場や農産物や水産物等の取引慣行が大きく変わる、という話を1995年に聞いたことがあるように思います。
「卸売市場法」という法律自体がこのたび新たに制定された(今まで法律はなかった)、ということなのだろうかと思いました。
卸売市場や農産物や水産物等の取引慣行と関連する論点になりますが、日本経済新聞の電子版に次のような写真がありました↓。

ttps://www.nikkei.com/photo/news/article/?ng=DGXZZO60775330V20C20A6000000

「キャプチャー画像」

公共交通機関という言い方になるのだと思いますが、公共交通機関は「旅客」と「貨物」とを分けなければならない、
というふうに法律で定められているようです(「旅客」用の輸送媒体で荷物を運搬することは禁止されているようです)。
卸売業者は仲卸業者にも小売店にも消費者にも商品を販売することができますが、
「旅客」用の輸送媒体は「旅客」しか運べないのです(荷物は「旅客」が持っている荷物しか運べないのです)。
卸売市場は簡潔になったかもしれませんが、商品の輸送は複雑怪奇なままだ(厳しい規制がある)と言わねばならないのです。


This photograph is similar to the well-known black-and-white dim picure
"A visitor from the outer space which has been captured." appearing in a science magazine, etc.

この写真は、科学雑誌等に載っている「捕らえられた宇宙人」という有名な白黒のぼやけた写真と同じ類のものです。


Did the National Railways Corporation really have to be divided?

国鉄は本当に分割する必要があったのでしょうか?