2020年1月11日(土)



「本日2020年1月11日(土)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」


Today (i.e. January 11th, 2020), 0 legal disclosure document has been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年1月11日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計0冊でした。

 

 


2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計389日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

 


ユニゾホールディングス株式会社が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 


2019年12月23日(月)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
豊商事株式会社
(記事)


2020年1月9日(木)日本経済新聞
▼豊商事へのTOB(開示情報の訂正)
買い手=自社、期間=1月27日までを2月28日までに訂正
(記事)





2019年12月20日  
豊商事株式会社
自己株式の取得及び自己株式の公開買付けに関するお知らせ
ttps://www.yutaka-shoji.co.jp/ir/news/files/1d4b90ec4204e1916b4232034c7776fb.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)



 

2020年1月8日  
豊商事株式会社
(訂正)公開買付届出書の訂正届出書提出に伴う
「自己株式の取得及び自己株式の公開買付けに関するお知らせ」の一部訂正に関するお知らせ
ttps://www.yutaka-shoji.co.jp/ir/news/files/511ca25f79b2a139a9be10723536720b.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





2020年1月10日  
豊商事株式会社
自己株式の取得状況
ttps://www.yutaka-shoji.co.jp/ir/news/files/aa8af6932a71b20aa4957ee81ad73ae0.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 


R1.12.23
豊商事株式会社
公開買付開始公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)


R2.01.08
豊商事株式会社  
公開買付開始公告の訂正の公告
(EDINET上と同じhtmlファイル)


 

R1.12.23 12:41
豊商事株式会社
公開買付届出書 対象: 豊商事株式会社
(EDINET上と同じPDFファイル

 

R2.01.08 15:36
豊商事株式会社
訂正公開買付届出書 対象: 豊商事株式会
(EDINET上と同じPDFファイル)


R2.01.10 15:06
豊商事株式会社
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
(EDINET上と同じPDFファイル)

 

 


【コメント】
豊商事株式会社は2019年12月23日(月曜日)から自社株式に対して公開買付を実施しているのですが、
その公開買付期間は公開買付開始当初は「2020年1月27日(月曜日)」までと届け出がなされていたのですが、
その後2020年1月8日になって訂正届出書が提出され公開買付期間が「2020年2月28日(金曜日)」までに訂正がなされました。
この公開買付期間の訂正に関してなのですが、豊商事株式会社としてはあくまで「誤記」(記載ミス)であると主張しています↓。

「訂正公開買付届出書」
1 【公開買付届出書の訂正届出書の提出理由】
(2/2ページ)


「(訂正)公開買付届出書の訂正届出書提出に伴う
『自己株式の取得及び自己株式の公開買付けに関するお知らせ』の一部訂正に関するお知らせ」
(1/2ページ)


「公開買付届出書の訂正届出書」には記載事項(訂正内容)としては2種類あるようでして、
@公開買付の条件の変更とA誤記の訂正の2種類があるようなのですが、
このたびの豊商事株式会社の事例は会社の主張によると@公開買付の条件の変更ではなくあくまでA誤記の訂正とのことです。
しかし、この訂正は、少なくとも投資家の立場から見ると「公開買付期間の変更」そのものであるわけです。
提出された訂正届出書を見て、「公開買付届出書に誤記があったのか。」などと思う投資家は市場に1人もいないわけです。
提出された訂正届出書を見た投資家は全員、「公開買付期間が延長された。」と思うわけです。
この訂正が「誤記でした。」で済むのなら、「公開買付の条件の変更」は全て「誤記でした。」で済んでしまいます。
豊商事株式会社は「この訂正は公開買付の条件の変更ではありません。」と主張をしていますが、
市場の投資家から見れば「この訂正は公開買付の条件の変更である。」としか見えないわけです。
この訂正は「誤記の訂正」なのかそれとも「公開買付の条件の変更」なのかという点についてなのですが、
豊商事株式会社の立場でもなく市場の投資家の立場でもなくあくまで中立な立場から改めて考えてみました。
豊商事株式会社が「R2.01.10 15:06」に提出した「自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)」には、
会社内の2019年12月20日時点の状況(会社はいつ何をどう決めたのか)として次のような記載があります。

1 【取得状況】
(2/2ページ)


結論を一言で言えば、実は会社からしても「この訂正は公開買付の条件の変更である。」ということであった、が真相なのです。


This is exactly a change of a term of a tender offer, at least from a standpoint of investors in the market, though.

これは紛れもなく公開買付の条件の変更です。少なくとも市場の投資家の立場から見れば、ですが。


Judging from this report, as of December 20th, 2019,
the board of directors must have determined that the end date of the tender offer was January 27th, 2020.

この報告書から判断すると、2019年12月20日の時点で、取締役会は公開買付の最終日は2020年1月27日であると決定したに違いない。