2020年4月17日(金)



「本日2020年4月17日(金)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」


Today (i.e. April 17th, 2020), 178 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年4月17日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計178冊でした。

 

 


2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計486日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

 


ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 



2020年4月17日(金)日本経済新聞
ユナイテド海 37%減益 前期最終下振れ 原油急落が影響
(記事)





2020年4月16日
NSユナイテッド海運株式会社
業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ
ttp://www.nsuship.co.jp/uploads/2020/04/e273bb6800f71c367e1e97ebc2d2a825.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




「NSユナイテッド海運株式会社」というキーワードでグーグルで検索をすると、
NSユナイテッド海運株式会社のウェブサイトが検索結果として一番上に表示されるのですが、
URLの下に表示されるNSユナイテッド海運株式会社の会社紹介文です↓。

>原料・エネルギー輸送を中心としたドライバルク輸送の専門海運会社として、
>日本国内および世界各国の荷主に対し、質の高い海上輸送サ−ビスを提供しています。

 

 

個人で事業を行っている方の記帳・帳簿等の保存について(国税庁)
ttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kojin_jigyo/

帳簿の記帳のしかた(事業所得者用)
ttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kojin_jigyo/kichou03.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)


一般的な必要経費の一覧表
消耗品費
(31/32ページ)

>帳簿、文房具、用紙、包装紙、ガソリンなどの消耗品購入費

 

 


【コメント】
紹介している記事によりますと、NSユナイテッド海運株式会社は次のような損失を計上する見込みとなったとのことです。

>原油価格が短期間で急落したため、棚卸し資産のうち船舶燃料油の評価損約10億円を売上原価に計上する。

また、プレスリリースには、NSユナイテッド海運株式会社は次の損失を計上する見込みとなったと記載されています。

>原油価格暴落や株価下落により、たな卸資産(燃料油)評価損約10億円を売上原価に、

記事とプレスリリースから推測するに、NSユナイテッド海運株式会社は仕入れた船舶燃料油を棚卸資産に計上しているようです。
船舶燃料油は最も一般的な言い方をしますと、「消耗品」勘定に分類されます。
しかし、自家消費を行う「消耗品」勘定というのは、廃棄したり消滅したりしない限り減損損失や評価損を計上したりはしない、
と私は考えます(その「消耗品」を消費することは今後決してないと意思決定しない限り減損損失や評価損は計上しないのです)。
たとえ船舶燃料油の市場価格が下落しているとしても、過去に仕入れた船舶燃料油は今後会社で自家消費するというだけ
なのですから(燃料価格の低下は会社の収益力の低下とは全く無関係なのですから)、減損損失や評価損は計上しないのです。
例えば、新規輸送契約が低迷し続けており海運価格が下落し続け今後も海運価格の上昇は見込めないという状況であれば、
会社が保有している船舶(固定資産)について減損損失を計上するということはあり得る(回収が見込めないから)わけですが、
それでも会社が保管している船舶燃料油(消耗品、棚卸資産)について減損損失を計上する必要はないと私は考えます。
船舶燃料油すら回収できないくらい海運価格が下落している状況にあるとしたら、と言い出すと、船舶燃料油について減損損失を
計上することも考えられるのかもしれませんが、他者への譲渡は一切想定されていない(自家消費のみが想定されている)
という「消耗品」勘定の特殊性を鑑みれば、個人的には「消耗品」勘定に減損処理はそぐわないものがあると考えます。
それにしましても、紹介している「帳簿の記帳のしかた(事業所得者用)」を読んでいて、20年ぶりくらいにこの標語を見ました↓。
船つながりではありませんが、「山口県下関市は日本の西の果てだ。」という台詞を何十年も聞かないことに似ているのでしょう。

「この社会あなたの税がいきている」(税務署)(1/32ページ)

Several decades have passed since I last saw this slogan "Your tax is live in this society."
(「この社会あなたの税がいきている」というこの標語を私は数十年ぶりに見ました。)


How-to manual on making a journal entry in an accounting book.

帳簿の記帳のしかた(会計帳簿へ仕訳を記入するハウツー・マニュアル)


A fuel oil for vehicles in general for a business is treated as "consumables" on the accounting.

営業用の車両運搬具全般のための燃料油は、会計上は「消耗品」として扱われます。


A "consumables" account recorded in a balance sheet is not impaired
as long as those assets are not abandoned or not extinguished.

貸借対照表に計上されている「消耗品」勘定は、それら資産が廃棄されたり消滅しない限り減損はしないものです。