2020年3月16日(月)



「本日2020年3月16日(月)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」



Today (i.e. March 16th, 2020), 327 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.

本日(すなわち、2020年3月16日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計327冊でした。

 

 


2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計454日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜2019年12月31日(火))
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その4(2020年1月1日(水)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/PastLinksWithASummaryOfEachComment4.html

 


ユニゾホールディングス株式会社の被雇用者が行う「エンプロイー・バイアウト("Employee Buyout")」に関連するコメント
http://citizen2.nobody.jp/html/202001/CommentsWithRelationToAn'EmployeeBuyout'.html

 

 

 



2020年1月24日(金)日本経済新聞
昭和飛行機の全株売却 三井E&S 455億円で米ベインに
(記事)





2020年2月11日(火)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
ビーシーピーイー プラネット ケイマン エルピー
(記事)





2020年3月12日(木)日本経済新聞
昭和飛行機、米ベイン傘下に
(記事)



 


2020年1月23日
昭和飛行機工業株式会社
ビーシーピーイー プラネット ケイマン エルピー(BCPE Planet Cayman, L.P.)による
昭和飛行機工業株式会社普通株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/tdnet/1785452/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年1月23日
昭和飛行機工業株式会社
ビーシーピーイー プラネット ケイマン エルピー(BCPE Planet Cayman, L.P.)による
当社株券等に対する公開買付けに関する意見表明及び応募推奨のお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/tdnet/1785451/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年1月23日
昭和飛行機工業株式会社
資本金等の額の減少、剰余金の配当(特別配当)、配当予想の修正並びに臨時株主総会招集及び付議議案の決定に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/tdnet/1785450/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 



2020年2月7日
昭和飛行機工業株式会社
「ビーシーピーイー プラネット ケイマン エルピーによる当社株券等に対する公開買付けに関する意見表明
及び応募推奨のお知らせ」の一部訂正に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/tdnet/1793605/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年2月7日
昭和飛行機工業株式会社
ビーシーピーイー プラネット ケイマン エルピーによる「昭和飛行機工業株式会社普通株式に対する公開買付けに関する
お知らせ」の一部訂正に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/tdnet/1793604/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年2月7日
昭和飛行機工業株式会社
臨時株主総会開催時刻及び付議議案変更に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/tdnet/1793603/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 



2020年2月14日
昭和飛行機工業株式会社
(経過)ビーシーピーイー プラネット ケイマン エルピー(BCPE Planet Cayman, L.P.)による
当社株券等に対する公開買付けの経過に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/tdnet/1798675/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





2020年2月21日
昭和飛行機工業株式会社
(経過)ビーシーピーイー プラネット ケイマン エルピー(BCPE Planet Cayman, L.P.)による
当社株券等に対する公開買付けの経過に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/tdnet/1800813/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年2月28日
昭和飛行機工業株式会社
臨時株主総会招集ご通知
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/ir_material/134401/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





2020年2月28日
昭和飛行機工業株式会社
NOTICE OF THE EXTRAORDINARY GENERAL MEETING OF SHAREHOLDERS
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/ir_material/134400/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 

 



2020年3月7日
昭和飛行機工業株式会社
「臨時株主総会招集ご通知」の一部修正について
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/ir_material/135025/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年3月11日
昭和飛行機工業株式会社
ビーシーピーイー プラネット ケイマン エルピーによる当社株券等に対する公開買付けの結果
並びに親会社、主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/tdnet/1806075/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




2020年3月11日
昭和飛行機工業株式会社
資金の借入れに関するお知らせ
ttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7404/tdnet/1806074/00.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)




 

昭和飛行機工業株式会社の公開買付前の親会社からのプレスリリース↓。


2020年1月23日
株式会社三井E&Sホールディングス
子会社株式に対する公開買付けに係る応募契約の締結に関するお知らせ
ttps://www.mes.co.jp/press/2020/uploads/20200123.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 




【コメント】
株式会社三井E&Sホールディングスは、米投資ファンドのベインキャピタルが実施する公開買付に応募することを通じて、
子会社である昭和飛行機工業株式会社の所有株式の全てを売却する、という事例を紹介しています。
この事例を題材にして、一言だけ書きたいと思います。
昭和飛行機工業株式会社の公開買付前の親会社である株式会社三井E&Sホールディングスは、
「2020年2月3日」に投資有価証券売却益の計上に関するお知らせを発表しています↓。

2020年2月3日
株式会社三井E&Sホールディングス
投資有価証券売却益(特別利益)の計上に関するお知らせ
ttps://www.mes.co.jp/press/2020/uploads/20200203.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)


上記のプレスリリース「投資有価証券売却益(特別利益)の計上に関するお知らせ」は、
株式会社三井E&Sホールディングスが保有する上場有価証券9銘柄に関する売却益計上に関して開示を行っているものです。
つまり、昭和飛行機工業株式会社株式の売却に関して適時開示を行っているわけではありません。
ただ、私は上記のプレスリリースを見て、次のようなこと思いました。
「株式会社三井E&Sホールディングスは一体いつ昭和飛行機工業株式会社株式の売却益を計上するべきなのだろうか?」。
公開買付と応募株主による株式売却益の計上時期(決済日かそれとも成立日か)については今までも何回も書いているわけですが、
今日もまたふとこの論点が気になりましたので、このたびの公開買付の事例を理解のヒント・理解のきっかけにして、
「株式の売却益を計上するタイミング」について改めて考察を行いたいと思いました。
2020年1月23日に株式会社三井E&Sホールディングスが発表したプレスリリース「子会社株式に対する公開買付けに係る
応募契約の締結に関するお知らせ」に記載されている「5. 本公開買付けの日程」(4/5ページ)をそのまま使用して、
株式売却益を計上する時期はいつであるべきかについて、次のような図を描いてみました↓。

"If a 'receipt of a note' will do, then a 'fulfillment of an obligation' will also do."
(「手形を受け取ったこと」で十分であるのなら、「義務を履行したこと」でも十分なのです。)


2018年3月30日に企業会計基準委員会から「収益認識に関する会計基準」が発表されたのですが、日本では比較的新しい考え方
になるのではないかと思うのですが、「義務の履行」という概念が収益認識の新しい基礎となっているように感じます。
一言で言えば、「相手方との契約に基づく義務を履行したこと」をもって収益を認識するという解釈もあると私は考えます。


From a standpoint of a seller of an object, when should the seller recognize a revenue on a sale of the object?

目的物の売り手の立場から見ますと、売り手は目的物の売却に関する収益をいつ認識するべきなのですか?

One idea is that a seller of an object recognizes a revenue on a sale of the object
when the seller has fulfilled an obligation to a buyer of the object (the counterparty of a transaction).

1つの考え方は、目的物の売り手は、目的物の買い手(取引の相手方)に対する義務を履行した時に
目的物の売却に関する収益を認識する、というものです。