2019年11月27日(水)
「本日2019年11月27日(水)にEDINETに提出された全ての法定開示書類」
Today (i.e. November 27th, 2019), 211 legal disclosure documents have been submitted to EDINET in total.
本日(すなわち、2019年11月27日)、EDINETに提出された法定開示書類は合計211冊でした。
2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計344日間のコメント)。↓
各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜2019年8月31日(土))
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html
各コメントの要約付きの過去のリンク その3(2019年9月1日(日)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/201909/PastLinksWithASummaryOfEachComment3.html
2019年11月27日(水)日本経済新聞
IPO、2割が赤字企業 過去10年で最高 成長投資を優先 今年 SaaS関連多く
初値上昇率は低く 今年67%
(記事)
【コメント】
紹介している記事を題材に、「赤字企業の上場」について一言だけコメントを書きたいと思います。
まず最初に、記事から重要な部分を引用したいと思います。
>2019年中の国内新規株式公開(IPO)の予定がほぼ固まり、赤字企業の比率が約2割と過去10年で最高になりそうだ。
>19年のIPOの特徴は赤字企業が多いことだ。直前決算期の最終損益が赤字だった企業の比率は18%と、前年から11ポイント上昇する。
>IPOの多い東証マザーズの場合、連結経常利益ベースで直近2期が赤字だと、
>ビジネスモデルに高い成長性があることの説明が求められる。
記事では、上場後結局黒字に転換できていない企業も多いため「赤字企業の上場」には問題がある、という論調になっています。
しかし、赤字を計上したまま企業が上場しても実は何ら問題もないことを端的に示しましたので、参考にして下さい↓。
極端に言えば、上場時債務超過であっても将来的に資産超過となる見込み(業績予想)であれば、株式の本源的価値は正なのです。
「Secure an Accuracy, and All is Secured. (正確性を保証しなさい。そうすれば、全てが保証されます。)」
「PDFファイル」
「キャプチャー画像」A deficit balance does also constitute an intrinsic value of a share.
赤字残高もまた株式の本源的価値の構成要素なり。
Even a perpetually-in-the-red company is given a warm welcome in the
stock market.
清算までずっと赤字の会社でさえ、株式市場では心から歓迎される。
A company's staying in the red all through its business operating period
does not prohibit a listing of its share.
会社が事業運営期間の全てに渡り赤字のままであることは、その会社の株式の上場を妨げるものではない。