2019年5月2日(木)



2019年5月2日(木)日本経済新聞
春秋
(記事)



2019年5月2日(木)日本経済新聞 社説
令和のニッポン A 人口危機の克服に総動員で臨もう
(記事)

 



2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計135日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜2019年4月30日(火))
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

各コメントの要約付きの過去のリンク その2(2019年5月1日(水)〜)
http://citizen2.nobody.jp/html/201905/PastLinksWithASummaryOfEachComment2.html

 

 



【コメント】
本日2019年5月2日(木)付けの日本経済新聞の朝刊は、3分の1近くが昨日執り行われた新天皇陛下の即位に関する記事でした。
本日の朝刊から「春秋」と「社説」だけをスキャンして紹介しています。
昨日2019年5月1日(水)付けの日本経済新聞の朝刊と本日2019年5月2日(木)付けの日本経済新聞の朝刊は、
改元は20年前後に1回しか行われませんので、捨てずに記念に取っておくことにしました。
今日は、昨日紹介した記事と過去のコメントを題材としながら、昨日のコメントに一言だけ追記をしたいと思います。
昨日のコメントでは、株式会社ふくおかフィナンシャルグループと株式会社十八銀行の経営統合に関する記事を計19本紹介し、
また、地方銀行の再編に関する記事(2019年4月4日(木)付けの日本経済新聞の記事)も1本紹介しました。
2019年4月27日(土)のコメントで、2019年4月27日(土)付けの日本経済新聞の記事(ATMで現金が切れてしまったという内容)を
紹介しましたが、その時のコメントで私は次のように書きました。

>一定金額以上をまとめて下ろす場合はATMではなく支店(店舗)の窓口で下ろすべきだと思いました。
>理屈では、ATMには一定以下の現金しかない一方、支店(店舗)には自分が預けた全ての現金がある、という状態だと思います。

今日は議論の題材にするために、次のような図を描いてみました。

「銀行の貸借対照表」

「預金は負債というよりもむしろ保管物である。」


追加的な説明は明日書きたいと思うのですが、図を描きながら考察を進めていったのですが、
預金を有形固定資産(本店勘定や支店勘定やATM勘定)に使用するのは間違いである、という結論に辿り着きました。
なぜならば、「預金は負債というよりもむしろ保管物である。」からです。
この結論は、郵便貯金やゆうちょ銀行や幼い頃に聞いた祖母の教えから考えたのではなく、あくまで貸借対照表から考えました。
また、民法の政府公式英訳も参考にしたのですが、預金者が銀行に預けた預金は、銀行にとっては、負債の類ではなく、
保管物(a thing retained)であるとの見方が法理的には正しいように思いました。
銀行は、預金者のために現金の保管をすることを預金者と約束しているのです。
預金は、いわゆる確定債務とは本質的に性質が異なると思います(敢えて言うなら、預金勘定は備忘勘定に近いと思います)。

 

A "deposit account" is a "thing retained" rather than a "debt account."

「預金勘定」というのは、「負債勘定」というよりはむしろ「保管物」なのです。

 

A capital account is almighty, whereas a deposit account is for very limited purposes.
A debt account is a limited equity account or stands intermediate between them.

資本金勘定は万能なのですが、預金勘定は非常に限定された用途にしか使えません。
負債勘定は、制限のある資本勘定すなわちそれらの中間に位置します。